2015年11月16日(月)
ユービーアイソフトから12月10日に発売されるPS4/Xbox One/PC用ソフト『レインボーシックス シージ』。本作ならではの魅力をこの記事で紹介しよう。
●動画:『レインボーシックス シージ』戦略ガイドムービー
『レインボーシックス』とは
『レッドオクトーバーを追え』などで知られる作家トム・クランシーの小説で、過激派組織による大規模なテロに対抗するため国籍を超えて集められた精鋭による特殊部隊“レインボー”の活躍を描く作品だ。
この作品から“各国から集まった精鋭による特殊部隊”というエッセンスを取り出して制作されたのが、ゲーム版『レインボーシックス』シリーズとなる。
その最新作『シージ』は、前作『レインボーシックス ベガス2』より7年ぶりに登場するシリーズ作品。多国籍で構成される特殊部隊のドリームチームという基本的な設定はそのままに、新世代のゲームプラットフォームならではの要素を多数盛り込んでいる。
▲『レインボーシックス』の“シックス”とは、特殊部隊レインボーの司令官を示すナンバー。今作ではハリウッド女優のアンジェラ・バセットがシックス役を演じている。 |
本作には、世界各国に実在する特殊部隊が登場。プレイヤーはそれぞれの特殊部隊に所属する彼らを自身の使用キャラ“オペレーター”とし、5人のチームを選抜していく。
使用できる特殊部隊はアメリカのFBI SWAT、イギリスのSAS、ロシアのスペツナズ、ドイツのGSG9、フランスのGIGNの5つ。オペレーターごとに得意分野が決まっていて、各種銃器やグレネードの他、役割を特徴づけるガジェットを装備している。
ガジェットの種類は、銃弾から自分や味方を守るシールド、壁を破壊して突入路を作るハンマーや爆薬、偵察や攻撃に使える小型ドローンなど多岐にわたる。役割に応じた各自の動きとチーム内の連携が、作戦遂行のカギだ。
▲ラベリングして窓から突入。頭を下にした宙吊りの状態で室内に射撃することもできる。 |
●動画:『レインボーシックス シージ』FBI SWATトレーラー
『シージ』の大きな特徴は、建物の壁やドアなどFPSでいう安全な遮蔽物の大半を破壊できること。これによって戦術の幅は無限大になる。
たとえば、入口が1つしかない室内に立てこもった相手がいたとしよう。本来なら入口からスモークグレネードなどでけん制するところだが、本作では壁や天井を壊して突入するという意表を突いた攻めもできる。
当然ながら、防衛側もそれを警戒しなくてはならず、かつてない緊迫したせめぎ合いが発生する。プレイヤーの発想と多彩なガジェットから、奇想天外な戦術を生み出せるわけだ。
▲立てこもる相手を一気に倒す戦いは、対テロ戦をテーマとする『レインボーシックス』シリーズにおいてキモになるアクション。今作で追加された破壊のエッセンスにより、攻撃と防衛の両面で戦術の幅が広がっている。 |
現段階で判明しているゲームモードは、プレイヤーが5vs5に分かれて戦う“マルチプレイ”と最大5人で協力できる“テロハント”。どちらもオンラインプレイが可能で、頭脳とテクニックを結集した白熱のバトルが楽しめる。
・マルチプレイ
5vs5のチーム戦形式で行われる対戦モード。攻撃側と防衛側に分かれ、相手チームの全滅、もしくは目標の達成を競う。
戦いはすべて建物内での近接戦闘になり、やられたプレイヤーはその戦いでは復活できない。一瞬の判断ミスがチームの命運を分ける、緊張感あふれるバトルが楽しめる。
▲1戦終了後は立場を交代して次の戦いへ。最終的に勝ち数の多いチームが勝利となる。 |
・テロハント
5人でチームを編成し、COMが操作するテロリスト集団“ホワイトマスク”と戦う。プレイヤーの参加可能人数は1~5人。
テロリストのAIはかなり洗練されており、壁を壊しての強襲をはじめとした巧みな連携を見せてくる。さらに、プレイするたびに敵の配置やAIのとる戦術、天候などが変化するため、同じマップでも毎回異なる戦いが展開される。
テロハントで用意されているモードは以下の4つ。
●4種類のモード
【テロハントクラシック】次々に現れるテロリストの波状攻撃を防ぎ、撃退することを目指す。
【爆弾解除】テロリストが守る建物に突入し、反撃を防ぎながら、彼らが仕掛けた爆弾を解除する。
【人質回収】テロリストに捕らわれた人質を、無事に救出することを目指す。
【人質防衛】テロリストの攻撃に対し、狙われた人物を守り抜く。
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