2015年11月20日(金)

【電撃PS】『ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ』連載企画第1弾! セガサターンってどんなハード?

文:電撃PlayStation

 11月26日の発売が目前に迫ったPS Vita『超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル』。本作は、アイエフと新キャラクター、セガミこと瀬賀初美のダブル主人公が、消えつつある歴史を守るため、時空を超えた冒険におもむくRPGだ。

『ネプテューヌ』

 これまでもたくさんのゲームや企業とコラボレーションしてきた『ネプテューヌ』シリーズだが、今回のコラボパートナーは“セガ・ハード・ガールズ”。アイエフとセガミが訪れることになる過去の時代では、女神とセハガールが日夜争いを繰り広げている。

 そのうち、最初に訪れるのが“セガサターンの時代”。この時代はその名のとおりセガサターンによって守護されており、対抗する女神はネプテューヌだ。

『ネプテューヌ』
『ネプテューヌ』
『ネプテューヌ』
『ネプテューヌ』
▲ネプテューヌにはセガサターンと争う気はなく、セガサターンもネプテューヌが憎いわけではないが、“先代のメガドライブからの言い伝え”にしたがって勝負を仕掛けているだけのようだ。

 さてこちらのセガサターン、いわずと知れたセガ(現・セガゲームス)の名ハードを擬人化したものだ。国内でもっとも売れたセガハード、セガサターンの発売は1994年11月22日(翌月、12月3日にはPlayStationが発売される)で、21年も前のハードということになる。「もうそんなに経つのか!」「俺なんかこの世に生まれてない」など、いろいろな感想が予想されるが、とにかく歴史あるハードなのだ。

『ネプテューヌ』
▲セガサターン本体。

 セガサターンは当時主流だったカセットではなくCDドライブを採用。32ビットCPUを2基搭載するという、時代の先を見据える性能だった。発売当時の価格は44,800円だったが最終的には20,000円まで下げられ、日本では580万台、世界累計では900万台以上を売り上げる大ヒットハードとなった。

 ローンチソフト(※ハードと同時発売)は『バーチャファイター』を筆頭に5本。もっとも売れたソフトは『バーチャファイター2』で、約150万本を販売した。時代の流れは3Dのゲームに寄っており、セガサターンの2D、3Dともに得意な性質が有利に働いたと言える。ちなみに、セガサターンで最後に発売されたソフトは2000年12月7日発売の『悠久幻想曲 保存版 Perpetual Collection』。

『ネプテューヌ』
▲『バーチャファイター2』のパッケージ画像。

 シェアを獲得するうえで、おもにライバルとなったハードはPlayStationとNINTENDO64。国内では激しいデッドヒートを展開し、終盤になるにつれPlayStationが優勢に。そしてこの戦いは1998年発売の次世代機、ドリームキャストへと受け継がれていく……。

 このように、セガハードには非常に深い歴史がある。『ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ』をプレイする前に、このような歴史を調べてみてはいかがだろうか。

 なお、本作の発売日11月26日には、『ネプテューヌ』シリーズ5周年を祝う特別増刊『電撃ネプテューヌ』も発売される。こちらでも本作の特集を掲載するので、ぜひチェックしてみてほしい。

『ネプテューヌ』
▲つなこさん描き下ろしイラストを使用した『電撃ネプテューヌ』の表紙。

データ

▼『電撃ネプテューヌ』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年11月26日
■定価:1667円+税
 
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Amazon.co.jp

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