2015年11月20日(金)
CD『愛という言葉を憎む日々が永久に続いてもオレを赦してくれ』豊永利行さんインタビュー完全版
10月14日にLAGRANGE POINTがピタゴラスプロダクション9作連続リリース第5弾となる楽曲『愛という言葉を憎む日々が永久に続いてもオレを赦してくれ』をリリース。電撃Girl’sStyle11月号に掲載された、豊永利行さんのインタビュー完全版をお届け!!
――今回のレコーディング、シングルの聴きどころやオススメポイントをお願いします。
第5弾ということで、今までのラグポのテイストを踏襲しつつ、全体的にハードロックかつ、ダーティーでアダルトな楽曲の詰まった1枚になっています。収録では、マジフォーとユニコにはない“大人の色気”を意識したので楽しんでもらえるとうれしいです。『愛という言葉を憎む日々が永久に続いてもオレを赦してくれ』は初めてタイトルを見たときに、B’zさんを思い出しました(笑)。ちょっとタイトルが長いのでみなさんに“愛永遠(あいとわ)”など略称を考えていただいて、親しんでもらえたらいいですね。
今回のシングルで僕のお気に入りは3曲目の『六十九夜(SixNineNight)』です。『BLACK SWAN』以降、ラグポはシングルのなかに1曲はジャズロックテイストのワイルドな楽曲が入っていますが、僕自身そういった曲が大好きなんです。これは以前から元気くんとも言っているので、きっと彼も『六十九夜(SixNineNight)』がお気に入りなんじゃないかなと思っています(笑)。
個人的には2曲目の『惡の華』も好きなんですが、譜割と楽曲のリズム感が難しかったです。1人では絶対に歌えない譜割でした! いつもMIKOTOさんと岩Dさんが攻めてくるので、LAGRANGE POINTには毎回試練を与える方向性なのかな、と(笑)。アーティスティックな楽曲揃いで、僕らも「まだラグポは成長できるのか!」と楽しみつつ、僕らもラグポの2人と今後も一緒に成長していきたいなと思っています。『Beautiful Phantom』がさわやか路線だったので、今回は『BLACK SWAN』寄りのテイストが好きな方にはたまらない1枚ではないでしょうか。
4曲目の『BLACKOUT/WHITEOUT』は思わ「ボカロか!!」とツッコミを入れたくなるほど、息継ぎのポイントが無くて(笑)。どこで息を吸おうか四苦八苦しながら収録させていただきました。シャイらしさとキラらしさ、その両方が黒と白として、パッケージのようにテーマとして置かれているので、ラグポの色が対極に表れている楽曲なのかなと思います。
歌詞は失恋を題材にしているため、非常に切ないものになっています。内容も2人の立場からの失恋ソングではなく、女性目線で歌っている歌詞なので、そこからあふれ出る妖艶さもまたラグポの持ち味じゃないかな。一口に恋愛の歌詞と言っても、彼らが歌うのは“束縛”をテーマにしたような“ドロドロした恋”が多いのでザ・アイドルの歌というよりもアーティスト色が強いのかも知れませんね。
――タイトルにちなみにまして、最近「赦してほしい」と思ったことはありますか?
僕、ちっちゃな嘘はちょくちょくついているのでそれを反省しようかな(笑)。例えば、みんなで映画の話をしていると「あのシーンがよかった」みたいな話になるじゃないですか。そうすると、僕はその映画を観たことがないのに、流れで観てないと言えず「う、うん……、よかった」って返しちゃうんですよね。そこから途端に口数が減るんですが、バレていないことを願います! ですが、話の腰を折りたくないから仕方なく嘘を吐いてしまっているので、そこは「赦してほしい」ですね(笑)。
――発売を楽しみにしている読者の方にメッセージをお願いします。
今回のジャケットは和洋を織り交ぜつつ、色合いが対称的なかっこいいものに仕上がっているので、合わせて楽しんでいただけたらと思います。
また、10月22日は牧島シャイ様のお誕生日でした。愛を注いでくだされば、シャイ様はきっと満足すると思いますので、プレゼントを贈る代わりに新曲の感想をTwitterやお手紙で書き込んでくださるとうれしいです!
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