2015年12月1日(火)
【電撃PS】『ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ』連載第2回。セガハードの雄・ドリームキャストに注目!
11月26日に発売されたPS Vita『超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル』。本作は、歴史が消失していくという事件の謎を解明すべく、アイエフとセガミ(瀬賀初美)というダブル主人公が過去の時代で冒険する『ネプテューヌ』シリーズの最新作だ。
過去の各時代で激しく戦い続けている女神とセガ・ハード・ガールズ(以下、セハガール)。前回紹介した“セガサターンの時代”では、ネプテューヌとセガサターンが争っていた。
同じ様に、今回紹介する“ドリームキャストの時代”では女神側が天王星うずめ、セハガール側はドリームキャストで、この両陣営が対立している。現代にほど近いこの“ドリームキャストの時代”は、古来より続いてきた女神とセハガールの戦いがもっとも激化している時代だ。
時代の先を見据えるセガ(現・セガゲームス)の各ゲーム機たち。セガサターンの次世代機、ドリームキャストも例外ではなかった。まず、当時はまだまだ普及していなかったインターネット通信。これを周辺機器なしで行えるのは特筆すべき点だ。内蔵ブラウザでウェブサイトを閲覧したり、オンラインゲームを楽しんだりできるのは、ドリームキャストにだけ許された芸当であった。
▲ドリームキャストの本体。 |
ドリームキャストは1998年11月27日に発売され、本体価格は29,800円。のちにライバルとなるPS2よりも先手を取っている。しかし当時は、高まる需要に供給が追いつかない事態が発生してしまう。
▲ゲーム中では、ドリームキャストが「そもそも出荷数が大したことないですから」と話している。 |
ローンチ時は、キラータイトル『バーチャファイター3tb』を含む4本が発売。続いて、セガサターンで発売されなかった『ソニック』シリーズや、『シーマン』『シェンムー』といったユニークな作品の投入が目立った。
ほかにも『セガラリー2』や『サクラ大戦』シリーズなどのヒット作が登場したが、2001年に惜しまれながらもドリームキャスト本体の生産を終了。現在ではセガゲームス最後のハードとして、ゲーム史に名を刻んでいる。
さて、今回紹介した『ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ』だが、同日に発売された『ネプ』5周年記念増刊『電撃ネプテューヌ』でも特集している。付録も豪華な1冊なので、こちらもチェックしてみてほしい。
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