2015年11月20日(金)

アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』は『ガンダム』シリーズ初のEST配信(視聴期限なし)を実施

文:喜一

 バンダイナムコホールディングスは、サンライズが企画・制作し、バンダイビジュアルが製作協力を行うアニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』第1話の有料配信を12月25日より開始する。

『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』

 全4話構成となる本作は、『ガンダム』シリーズ初の試みとなるEST配信サービス(視聴期限のないセル型配信サービス)を実施。従来の視聴期限のあるTVOD配信サービスと同時展開することで、これまで以上にさまざまな環境・場所にあわせて作品を楽しめる。

 また、バンダイナムコライツマーケティングが運営するスマートフォンアプリ『ガンダムファンクラブ』では、第1話の最速先行配信を12月11日より実施。バンダイでは、本作のガンプラシリーズを発売するなど、作品を盛り上げていく。

【ストーリー】

 宇宙世紀0079、地球連邦とジオン公国が戦った一年戦争の末期、サイド4のスペースコロニー群、ムーアはジオン軍の攻撃により破壊され、多くの住人が命を落とした。

 破壊されたコロニーや撃沈された戦艦の残骸が無数に漂う暗礁宙域では、ぶつかり合い帯電したデブリによって絶えず稲妻が閃くようになり、いつしかそこは“サンダーボルト宙域”と呼ばれるようになった。

 ムーア市民の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊・ムーア同胞団は、故郷であったサンダーボルト宙域の奪還を悲願とし、宙域のジオン軍を殲滅せんとしていた。連邦の進軍を足止めせんとするジオン軍も、義肢兵の戦闘データ採取を目的に設立されたリビング・デット師団を展開。

 ムーア同胞団に所属しながら、故郷や自身の出自に束縛されることを疎ましく思うイオ・フレミングと、過去の戦闘により両足を失い、今はリビング・デット師団でエーススナイパーとして活躍するダリル・ローレンツは、戦場で対峙した時、互いに悟るのだった。2人は殺しあう宿命なのだと……。

『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』

■配信概要

【スケジュール】

 12月25日正午より第1話の有料配信を開始。先行して『ガンダムファンクラブ』で12月11日正午より最速で配信される。

【配信内容・価格】

・EST配信(セル配信)

配信内容:第1話(約18分)+特典映像“一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~ #1”(約10分)

第1話価格:500円+税

・TVOD配信(レンタル配信)

配信内容:第1話(約18分)
第1話価格:250円+税

※配信開始日程・配信期間・配信価格は配信サービスによって異なる場合がある。詳しくは取扱いの配信サービスにて確認してほしい。

■スタッフ(※敬略称)
原作:矢立肇・富野由悠季(『機動戦士ガンダム』より)
漫画原作・デザイン:太田垣康男
監督・脚本:松尾衡
アニメーションキャラクターデザイン:高谷浩利
モビルスーツ原案:大河原邦男
アニメーションメカニカルデザイン:仲盛文、中谷誠一、カトキハジメ
美術監督:中村豪希
色彩設計:すずきたかこ
CGディレクター:藤江智洋
モニターデザイン:青木隆
撮影監督:脇顯太朗
編集:今井大介
音楽:菊地成孔
音響監督:木村絵理子
音響効果:西村睦弘
制作:サンライズ

■キャスト(敬略称)
イオ・フレミング:中村悠一
ダリル・ローレンツ:木村良平
クローディア・ペール:行成とあ
カーラ・ミッチャム:大原さやか
コーネリアス・カカ:平川大輔
グラハム:咲野俊介
バロウズ:佐々木睦
J・J・セクストン:土田大

関連サイト