2015年12月2日(水)
11月26日に発売されたPS Vita『超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル』。歴史を修復する役目を負ったアイエフとセガミ(瀬賀初美)のダブル主人公が、時空を超えた冒険を繰り広げるシリーズ最新作だ。
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過去におけるそれぞれの時代では、女神とセハガールが連綿と争いを続けている。なかでも最古の“メガドライブの時代”では、女神・プルルートとセハガール・メガドライブがいがみ合っている。後の時代にも引き継がれる女神とセハガールの戦い、その発端がこの両者だ。
用心深いメガドライブは、アイエフとセガミの前になかなか姿を現さない。様子を探ろうとメガドライブのほうから接触してくる場面もあるが、やはり女神を敵視しているようだ。彼女は敵対の理由がプルルートにあると語るのだが……。
さて、今回紹介するメガドライブは、1988年10月29日にメーカー希望小売価格21,000円で発売された。発売から30年弱の時間が経過したこのハードの特徴は、やはり16ビットであることだ。任天堂のファミリーコンピュータのように8ビット機が主流のなかで、国内初の16ビット機として登場。高画質、高音質を持ち味とし、見る者にまったく新しい感動を与えた。
▲メガドライブ本体。 |
セガゲームスが誇る人気キャラクター・ソニック・ザ・ヘッジホッグが生まれたのもこのハードの時代。メガドライブは日本だけでも350万台を売り上げているが、とくに海外で人気が爆発し、全世界累計では3,000万台以上を販売するヒット商品となった。
また、拡張機器が多く登場したことも印象的。CD-ROMユニットを装着するメガCD、16ビットから32ビットへアップグレードするスーパー32X、ほかにもメガアダプタやメガモデムなどが存在する。複数の機器を接続した姿は、まるで変形ロボットのようだ。
セガ(現・セガゲームス)史上もっとも長い生産期間を持ち、ファミリーコンピュータやPCエンジンと戦ったメガドライブ。2年後、1990年に発売されたスーパーファミコンには苦戦を強いられるが、次世代機セガサターンで反撃に出るのだった。
今回紹介した『ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ』は、『ネプ』5周年記念増刊『電撃ネプテューヌ』でも特集している。付録も豪華な1冊なので、こちらもチェックしてみてほしい。
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