2015年11月25日(水)
12月10日に発売されるPS4/Xbox One/PC用ソフト『レインボーシックス シージ』は、実在する5つの特殊部隊から5人を選抜してチームを組み、困難なミッションに挑むタクティカルシューターだ。
プレイヤーが選べる“オペレーター(操作キャラ)”は全部で20人。それぞれ独自の技術と装備を備えており、チームの1人が入れ替わるだけで戦術はまるっきり変わる。
そんなオペレーターを特徴づけるものとして、専用の“ガジェット”がある。今回はガジェットの性能から、そのオペレーターがどう立ち回るべきか、誰と組むと相性がいいかを紐解いてみた。記事を参考に、使いたいオペレーターや理想のチーム編成を探してみてほしい。
▲各オペレーターの持つ“ガジェット”をうまく生かすことが任務遂行のカギだ。 |
【SAS(イギリス)】
●スレッジ
ガジェット:ブリーチングハンマー
壁、床、バリケードなど素早く破壊して突破口を作り、敵を強襲するスタイルがスレッジを生かす立ち回りとなるだろう。
ブリーチングハンマーによる破壊音は小さく、壁から室内へ突入するといった意表を突いた攻めができる。一方、ブリーチングチャージは遠距離から起爆でき、大きな爆発音が発生する。双方の使い分けで、敵チームをかく乱できるのでは?
相性のよいオペレーターは、ブリーチングハンマーを使っている時の防衛要員としてモンターニュ、突破した先の安全を確保するためのサッチャーが挙げられる。
●ミュート
ガジェット:シグナルディスラプター
シグナルディスラプターは、一定範囲内の遠隔操作ガジェットやドローンの通信をジャミングする効果がある。設置すれば、遠隔起爆または遠隔操作を妨害することが可能だ。
基本的に守りを固めるためのもので効果範囲は狭いため、遠距離攻撃を受けない場所に設置したり、前にシールドを設置したりしてなんらかのフォローがほしい。弱点となるグレネードへの対策として、イェーガーと組むと鉄壁な防御を見せるに違いない。
●サッチャー
ガジェット:EMPグレネード
範囲内の電子機器を全て停止させるEMPグレネード。これを最大限に生かすには、投げ込める突破口を作ることだ。
自身がブリーチングチャージを装備して使ってもいいし、障害物の破壊が得意なスレッジや遠隔ブリーチングランチャーを使いこなすアッシュなどと組んでもいい。唯一の天敵ともいえるイェーガーに対し、どう対応するかがカギになりそうだ。
●スモーク
ガジェット:遠隔ガスグレネード
防御用のトラップを設置するのが得意なオペレーター。遠隔ガスグレネードとニトロセル、2つの罠を別々に設置&起爆できるため、どちらを本命にするか、あるいはあえて逃げ道を作って敵を特定の場所に追い込むか、といった駆け引きができるだろう。
注意すべきは、ガスの効果が仲間にもおよんでしまうこと。耐性があるのはスモークだけになるため、近くに仲間がいる、または仲間の進入ルートを阻害するようなケースでは起爆を控えよう。
【GIGN(フランス)】
●モンターニュ
ガジェット:拡張型シールド
拡張型シールドはスタンディング状態で全身をカバーでき、敵陣に攻め込む時や偵察をする時に活躍する。シールド展開中は防御に徹することになるため、攻撃に長けた別のオペレーターと組む必要があるだろう。
主に狭い場所で活躍しやすいことから、同じく狭い場所が得意だがアーマー値の低いアッシュと組んだり、強襲するための突破口を作りやすいスレッジやテルミットと組んだりするのがよさそうだ。
●トゥイッチ
ガジェット:ショックドローン
安全な位置からショックドローンを操り、偵察やトラップの無効化を行える。攻め込む際、安全を確保したい時に活躍するだろう。
ショックドローンは敵に発見されやすいのだが、それを逆手にとる手もある。近くのトラップを解除したらそのままショックドローンをオトリとして使って、本命は別の方向から素早く強襲するといったことができそうだ。
●ドク
ガジェット:スティムピストル
スティムピストルで自己蘇生ができる他、皮下注射でダウン中の仲間を蘇生できる。強みを生かすなら、自分が倒されない立ち回りを心がけるべきだろう。
パートナーとしては、アーマープレートを持つルークがおすすめ。アーマープレートを身に着けた仲間は被弾しても死亡する前に蘇生できることが多く、粘り強い戦いを展開できる。
●ルーク
ガジェット:アーマーパック
被弾した時の死亡率を下げてダウン状態になりやすくなる、アーマープレートのバッグ“アーマーパック”を配置できる。ただし、敵にも使用されてしまうため、扱いには注意が必要。
仲間を蘇生できるドクと組み合わせると相乗効果を期待できる。強固な守りを展開する敵に対して一斉攻撃を仕掛けたい時、人数を固めて守りに徹したい時など、集団戦において攻守ともに活躍しそうだ。
【FBI SWAT(アメリカ)】
●テルミット
ガジェット:ヒートチャージ
補強された壁を破壊できるヒートチャージを仕掛け、突破口を開く。起動から爆破までに時間がかかるので、その間のオトリとしてドローンを使ったり、別の場所で爆音を聞かせたりすれば本命を悟られないで済むかもしれない。
ショックドローンを扱えるトゥイッチ、フラッシュシールドを持つブリッツなどと組むと、多角的な戦術ができそうだ。
●アッシュ
ガジェット:ブリーチング弾
着弾面にめり込んで自動的に爆発するブリーチング弾を放てる。設置困難な場所に撃ちこめることを生かし、突破口に投げ込む各種グレネードを所持しておきたいところ。
EMPグレネードを扱うサーチャー、障害物の破壊が得意なスレッジ、壁を突き抜けて攻撃できるフューズなどと組めば、奇襲に次ぐ奇襲で敵を翻弄しやすくなるだろう。
●キャッスル
ガジェット:アーマーパネル
守りに特化したオペレーター。アーマーパネルは通常のバリケードよりも耐久性が高く、出入口や窓をふさいで強固な守りを展開できる。
ミュートの持つシグナルディスラプターやスモークが持つトラップなどを組み合わせると、守りはより強靭になるだろう。防弾バリケードはあくまで一時的な防衛手段として認識し、撃ち破られた時の対策はあらかじめ用意しておきたい。
●パルス
ガジェット:心拍センサー
心拍センサーを持つパルスは、障害物越しに人の位置を特定できる。起爆型のトラップ持つスモークと組み合わせると起爆タイミングがわかり、トラップの確実性が高まる。
ブリーチングチャージやスレッジのブリーチングハンマー、テルミットのヒートチャージなどを使って部屋に強襲する際も、どれだけの人がどこにいるかを確認できるため有利に事が運ぶ。
【GSG9(ドイツ)】
●IQ
ガジェット:デバイス探知機
電子機器を離れた位置から検知でき、壁などの遮蔽物を透過しつつ範囲内に仕掛けられた電子デバイスを検出する。トラップを回避したり、ドローンの接近を察知したりすることにかんして特出している。
基本的に設置型の電子機器は守りで使うことが多いため、敵陣に攻め込む際の情報収集を目的として扱うことになるだろう。設置状況から敵の狙いを読み取り、攻めやすい環境にすることが彼女の役割だ。
●ブリッツ
ガジェット:フラッシュシールド
バリスティックシールドに搭載されたフラッシュ機能で、一時的に敵の視力を奪う。前線で活躍するオペレーターだが、近接攻撃を受けると防御態勢が崩れてしまうので注意。
正面のやや離れた位置にいる敵に対して強さを発揮するため、特定の位置を押さえるのに適している。通路をシャットアウトして裏で別の仲間が工作を行ったり、仲間を逃がすために殿を務めたりと、常に敵と対峙するスタイルになるだろう。
●バンディット
ガジェット:ショックワイヤー
金属製ガジェットに高電圧のショックワイヤーをセットして、敵へのダメージを増やす。防御用のガジェットを攻撃用に変えられる点と、敵側の電子機器を妨害できる点がウリだ。
有刺鉄線や展開型シールドを攻撃用にする他、ミュートのシグナルディスラプターの代わりとして使うこともできる。バンディットを生かすなら、スモークやキャッスルなどの設置型機器を扱うオペレーターと組ませたいところ。
●イェーガー
ガジェット:アクティブディフェンス
投射物を無効化するガジェットを持つオペレーター。防衛時において、グレネードを起点に攻めてくる相手を返り討ちにしやすい。
グレネードの爆発から仲間を守ることを考えると、投げ込まれる可能性の高い入口や窓の付近に設置するのがベター。ミュートのシグナルディスラプターとあわせて設置し、電子機器に対する守りを強固するなど、その用途はさまざまだ。
【スペツナヅ(ロシア)】
●カプカン
ガジェット:ブービートラップ
部屋に侵入しようとした敵に対して絶大な効果を発揮するトラップを持つ。この罠にハメるには、敵が迫ってきたら部屋をもぬけの空にして隙を見せたり、別方向から敵を追い込んでトラップを仕掛けた部屋に誘導したりと工夫する必要がありそうだ。
成功率を高めるためにも、敵の接近を見抜くパルス、さまざまな場所にトラップを仕掛けられるスモーク、罠への誘導がしやすいバンディットなどと組み合わせたい。
●グラズ
ガジェット:スコープ
特殊スコープでライフル等の可視距離を上昇させる。相手の虚をついた狙撃で戦力を低下させられるため、攻守ともに役に立つ。防衛時は、長い通路や広い部屋の入口などが見渡せる位置を陣取ることで安々と侵入を許さないだろう。
遠く離れた壁をも破壊することができる、ブリーチング弾を使うアッシュとの相性がよさそうだ。万が一、近づかれた時のためにシールドを持つモンターニュやブリッツがいると心強い。
●フューズ
ガジェット:クラスターチャージ
壁の向こう側にサブグレネードを放てるオペレーター。ショックドローンで敵を誘導しやすいトゥイッチと組ませたい。
各種グレネードを投げたり、設置したトラップやブリーチングチャージを起爆させたりして敵を部屋に追い込み、クラスターチャージで追撃するといった使い方もできそうだ。
●タチャンカ
ガジェット:機銃
チーム全員が使用可能な機銃を設置できる。機銃による弾幕は、防衛ラインを固める、または突破する際に活躍するだろう。
、機銃を見た敵が別ルートから侵入してくることを想定し、侵入経路にトラップを置くといった戦術も有効。トラップの扱いを得意とする、スモークやカプカンと組ませるといいかもしれない。
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