梅原裕一郎さん、八代拓さん、上村祐翔さん、生田鷹司さん出演『五ツ星プリンス』イベントの模様をお届け
イケメンホテルマンたちとのおもてなしラブを描く、別冊フレンド(講談社)×ソニー・ミュージックエンタテインメントが贈る『五ツ星プリンス』プロジェクト。こちらは、漫画の世界観をアプリやキャラクターソングが相互に補完することで音声でも堪能できるという、マンガ×アプリ×キャラソンの3つのメディアがクロスした新感覚コンテンツとなっています!
そんな本作のイベント“HOTEL SHINODA プライベートパーティー”が、11月15日に都内某所にて開催され、篠田陽一郎役の梅原裕一郎さん、西島 涼役の八代 拓さん、仙川那央役の上村祐翔さん、宮内聖也役の生田鷹司さんが登壇しました。MCを務める生田さんは、本日参加できなかった蒼井翔太さん演じる桐野龍臣のパネルを持って登場! さらに、蒼井さんからは会場にメッセージが寄せられるなど、まるで5人がそろっているかのようなうれしい演出から始まります♪
■『五ツ星プリンス』のあらすじ――
面倒見のいい高校2年生の笹山ひなたは、授業をさぼって寝てばかりいる隣の席の人気者・篠田陽一郎のことが少し気になっていた。そんなある日、彼女は陽一郎がホテルの支配人代理として働いている姿を偶然目撃! さらに、そこで働くよう彼から勝手に任命されて……!?
オープニングでは、キャストたちが本作の物語を紹介したほか、ボイスドラマの収録現場での思い出も飛び出しました。漫画連載開始時に、すでにキャストが決まっていたことから、自身が演じるキャラクターとの共通点について盛り上がっていました♪ 収録現場もとても楽しそうだったことが伝わってきましたよ。
まだまだ話し足りないという雰囲気のなか、次に始まったのは「キャラクター分析」のコーナー! 各キャラクターの性格やちょっとした裏設定が映し出されたスクリーンを見ながら、キャストたちが各キャラクターの魅力などについて語っていきます。
トップバッターは、高校生ながら篠田ホテル支配人代理を勤める陽一郎について。彼を演じる梅原さんは「絵に描いたようなドSキャラ。普段はクールで冷たいところもありつつ、主人公に対してとくに優しくなるところが陽一郎の魅力です」と語りつつ、「ご存知の方もいると思いますが、ほかのキャラクターたちにすごい嫌われてるんですよ(笑)。でも、その気に入らないところも、今後どのように物語にからんでいくのが、そして変わっていくのかが楽しみ」と、これからの展開のポイントについても話してくれました。
また、「(自分も)ドSかな?」という梅原さんに、八代さんが力強く「ドSだよ!」とツッコミを入れる場面も。その根拠として、梅原さんが先にドアを開けて出る際、自分が続けて出ようとしているにもかかわらず、わざとドアを閉めてくると話した八代さん。その理由を問われた梅原さんは、「戸締りはちゃんとしないと」と、礼儀正しいドSぶり(!?)を見せつけたのでした(笑)。
2人目は、バーテンダーの涼について。涼役の八代さんは「漫画で見ると大人っぽくて、カッコよくて、とてもできる男。でも、彼の心の声が聴けるボイスドラマになると、意外と奥手で、けっこう残念な人なことがわかります」と、涼がカッコイイだけではない人だという話を聞かせてくれます。また、「涼は女性を口説かずにいられない性格なのですが、まったくモテないんですよね」という八代さんに、「八代、そっくりだね」と返す梅原さん。真偽はともかく(?)、先ほどに続いての2人のかけあいに、会場はまた爆笑に包まれたのでした!
3人目は、ベルボーイの那央。那央を演じる上村さんから語られた「口数はとても少ないです。でも、彼の家は大家族なのですが、少しでも家計を支えるために一生懸命働いているんですよ」という那央の家族想いなエピソードに、キャスト陣も会場も胸を打たれます。しかし、続けて「そんな彼のマジメなところが、僕と似ていますかね……」と上村さんがしみじみ語ると、会場が少しざわつき始めたあと、生田さんから「じゃあ、続きまして……」と強制終了をかけられ、上村さんがあわてる一幕も(笑)。そんな上村さんは、運転手としての顔も持つ那央のことが気になる様子。だいたいの車を運転できるという那央の“だいたい”がどこまでなのかを、キャストたちが予想していました。
4人目は、陽一郎の幼なじみであり、コンシェルジュの聖也。聖也役の生田さんは「すごい天然な子。演じていて思ったのは、ほかのキャラクターがみんな二面性があるなか、聖也は裏がないんですよ。なので、ボイスドラマでの心の声も、口に出してもいいぐらいなんです」と、聖也の純粋さを披露。また、自身との共通点については、「方向オンチなところ。自分も道を全然覚えられないので、聖也くんにちょっと近いものを感じる」と、彼に親近感を感じた点を話してくれました。また、キャスト陣からは、聖也がキャラクターのなかで唯一、陽一郎を嫌っておらず、彼を支えているという点についても注目! 生田さんはそんな聖也のさわやかなところが大好きとのことでした♪
ラストは、シェフの龍臣について。彼自身のことのほか、蒼井さんが楽しそうに龍臣を演じられていたというエピソードも飛び出しました。プロフィールに書かれていた、“学生時代はけっこう不良”だったという龍臣の過去を見て、「かわいい顔をしているからこそ、この部分が怖い」と語る八代さん。じつは、龍臣と八代さん演じる涼は同級生! しかし、その過去は黒歴史らしく……。2人の間にいったい何があったのか、かなり気になります!!
次のコーナーでは、それぞれのキャラクターソングを紹介! キャスト陣が感想やポイントなどを語り合うことに。陽一郎の「You’re my possession」について、梅原さんは「歌詞の1番は主人公に冷たい感じですが、2番は彼女に対する執着心が出ているという、陽一郎の二面性が曲に表れています。“すべて壊してやりたい”という歌詞がお気に入り」。そして、涼の「GET YOU! LOVE&PEACE!」について、八代さんは「本当に平和な曲です。こんなに愛と平和という単語を歌で言ったのは初めて(笑)。フルバージョンになると、また違った一面も見えてきます」とのことでした。
那央の楽曲「幸せの種」のレコーディングを終えたばかりだという上村さんは「普段は物静かで寡黙な那央ですが、マジメで家族思いな面、また主人公に対する想いなど、彼の優しさが出ている曲になっています。なので、那央が内に秘めたあたたかさを感じていただけるんじゃないかなと思います」と話してくれました。
また、聖也の曲はまだデモを作っている途中とのことでしたが、彼の曲のテーマが“カントリーロック”だということが生田さんから明かされると、キャスト陣も観客もその聞きなれない単語に興味津々な様子。また、龍臣のキャラクターソング「極上☆C’est bon!」については、キャスト陣から「サビが、とくにかわいい!」ととても好評でした。
さらに、重大発表として2016年春に「オリジナルボイスドラマ」と「全キャラクターソング」を収録したCDアルバムの発売が決定!! 『5プリ』の魅力がつまった1枚に、会場からは拍手が沸き起こりました!!
その後のコーナーでは、それぞれのキャラクターたちのベストシーンを紹介したり、原作者の真田ちか先生がコミックス1巻のカバー裏に描いた「もしも、五ツ星プリンスが五ツ星プリンセスだったら」という、“もしも”の世界観や相関図を見ながら、キャストたちが語り合います。そして、最後にそれぞれのキャストから会場へメッセ―ジが贈られました。キャラクターたちの素顔がのぞけただけでなく、収録現場の楽しそうな雰囲気が伝わってくるなど、キャスト陣の仲のよさも魅力的だった本作のイベントが幕を閉じたのでした♪
(C)真田ちか/講談社・ultraCeep.Inc