『チェンクロ』の『聖剣伝説』コラボイベントをレポ。マナに導かれた勇者たちの実力やいかに!?

文：マスクド・イマイチ

　ウオオオォォン！　みんなの愛犬ライターのマスクド・イマイチです。というわけで始まりましたね、セガゲームスが配信中のスマートフォン用RPG『チェインクロニクル ～絆の新大陸～（チェンクロ）』で、スクウェア・エニックスの名作RPG『聖剣伝説』シリーズとのコラボイベントが！　今回の記事では、コラボ前半のレポートをお届けしたいと思います。

　コラボ自体は11月26日よりスタートしており、『聖剣伝説2』と『聖剣伝説3』のキャラが入手できるガチャフェスが12月10日まで開催されています。

　もっと細かくお伝えすると、“聖拳の獣人”ケヴィン（SSR）、“神聖なるものの代弁者”シャルロット（SSR）、“熱砂の義賊”ホークアイ（SSR）の3キャラがピックアップされる“光フェス”が12月2日14：59まで。そこから8日14：59までが“闇フェス”となっており、“高潔なる姫騎士”リース（SSR）、“強さを求める決闘者”デュラン（SSR）、“探求の魔法王女”アンジェラ（SSR）の3キャラがピックアップされます。

　自分の好みのキャラを限界突破しまくるもよし、全キャラそろえるもよしです。ちなみに『聖剣伝説2』から参戦の“聖剣の勇者”ランディ（SR）、“恋人を探す少女”プリム（SR）、“故郷を夢見る妖精”ポポイ（SR）の3人は、期間中いつでも出ます。なお12月8日15：00～10日9：59の期間は、前述の“光フェス”と“闇フェス”が同時開催されます。

　私のガチャ結果ですか？　この原稿を書いている現在、SSRに限ってお見せすると下のような感じです。はい、『聖剣伝説3』ストライク世代ですからねー、今回は本気でやっていますよ。本気と書いてマジでヨ・ロ・シ・ク!!

　わりと運命が廻るよりも、ピリカがポロッと持ってきてくれるのがうれしい。本命はNPAさんの描かれたすんばらしい“リース”ちゃんなので、もうちょい先ですね。楽しみでち！

▲これを……こうじゃろ。

▲これも……こうじゃ！

　クエストについて解説していきますと、まずは「マナの導き・前編」と「聖剣の勇者たち」に注目。「マナの導き・前編」では、“ケヴィン”、“シャルロット”、“ホークアイ”の3人との出会いが描かれます。

　同様に「聖剣の勇者たち」では、“ランディ”、“プリム”、“ポポイ”と出会うことができます。シリーズをプレイしていた人たちには懐かしい、プレイしていない人にはキャラクターの紹介にもなるというクエストですね。

▲おなじみのキャラたちがどっさり登場。“精霊”も登場するとは思っていなかったのでうれしい！

　その他には、コラボキャラクターのお試しと、彼らの武器を入手できる共闘クエストが数日に1つずつ追加されていきます。戦闘中にはドラマティックチェインも発生し、懐かしの“精霊”さんたちが手助けしてくれるのもファンにはうれしい演出ですね。獲得経験値も8,000でおーいしー！

　さらには、「キャラ育成・初級」、「キャラ育成・中級」、「ゴールド稼ぎ・初級」、「武器強化・初級」の各クエストも発生しており、これに合わせる形でイベントミッションも追加されているので、ゴールドや精霊石をゲットしておきましょう。

光クラス3キャラの使い心地はどうよ？

　クエストの紹介はひと通り済んだということで、気になるキャラクターごとの紹介に参りましょう。

●“聖拳の獣人”ケヴィン――夜の野獣化で超攻撃的アタッカーに

　スキルは“獣人化/白虎衝撃波”の2段構え。“獣人化”は一定時間地形を夜の平原に変える（原作のアイテム夢見草を使用！）ことで、ケヴィンが獣人化。各能力が大きくアップします。その状態でスキルを使うと、3列に小ダメージを与える“白虎衝撃波”が発動。ちなみに元から夜の戦闘マップの場合は、必要マナが2から1になるので少しお得です。

　アビリティ1の“金狼の魂”は自己強化というだけなのですが、アビリティ2の“月夜の人狼”が強力！　マナスロット時にマナが2つ以上出やすくなるので、“獣人化／白虎衝撃波”と多量のマナが必要な彼にうってつけです。夜の場合はこの効果も上がり、防御力と移動速度もアップ。またWAVEごとに一番体力の低い仲間のHPを回復と、いいことづくめです。

　使った感想としては、まずはとにかく“獣人化”したいですね。そのために絆アビリティにマナを持った状態でスタートするキャラを選ぶのもアリかと。“白虎衝撃波”はボスよりも、複数のザコを掃除するのに有用です。戦士マナをどう使うかが彼のポイントになりますが、個人的には獣人化を維持して戦いを続ける（白虎衝撃波は控える）ほうが効果的に敵陣にダメージを与えられると思いました。

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●“神聖なるものの代弁者”シャルロット――前衛もこなせる（？）便利なヒーラー

　スキルは“はりせんちょっぷ/ヒールライト”の2つ。敵陣で放つと小ダメージ5回の“はりせんちょっぷ”に、自陣で放つと味方全体を小回復する“ヒールライト”になります。スキル発動時のボイスも変わるので、そこは必聴です。また、必要マナが1なのも使いやすく、ザコの掃討や、もう1人僧侶がいる場合は前衛に出しても活躍してくれそうです。

　アビリティ1の“聖水のこびん”は近接攻撃の威力と防御力アップ、またガイコツ系に特攻が付きます。ガイコツ相手ならガシガシ前に出たいですね。アビリティ2の“すぺしゃるこーす”は、所持マナが多いほど通常回復量と回復範囲が広くなります。ここまでは他のキャラにもありそうですが、この先が強力。WAVEが進むたび味方の戦士に3回まで受けるダメージが減少＆スロウ・呪い・封印を防ぐバリアーをはり、HPも回復。まさに“すぺしゃるこーす”の名前にふさわしい効果を発揮します。

　使用感は、やはり“すぺしゃるこーす”が強力！　まだ高難度のクエストでは試していませんが、戦士の弱点であるスロウと封印を防ぎながら前線に送り込めるのはうれしいですね。逆に、スロウや暗闇が発動条件になる強化アビリティを持つ戦士とは、相性が悪いのが少し残念。組み合わせる戦士はよく考えましょう！

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●“熱砂の義賊”ホークアイ――今回のイチオシキャラ！　遠近両刀使い

　今回紹介する光クラスの3キャラのなかでは、もっとも使い勝手がよいと思われるのがホークアイです。スキルの“バラの舞”は、自身から一番遠い敵にバラを投げて小ダメージとダウン状態を与えた後に、さらに自身から一番遠い敵の目の前に移動し、小ダメージを7回与え、元の位置に戻ってきます。めまぐるしく移動してズババッと斬るホークアイさんカッコイイ！　例えばですが、後列の踊り子や僧侶にバラを投げて、中ボスクラスの敵にもダメージを与えられるこのスキルが消費マナ1というのが便利すぎですね。

　アビリティも充実。アビリティ1の“幸運のサイコロ”はマナを2つ持った状態で戦闘開始。これは“ケヴィン”にとってもうれしいスキルと特筆しておきたいです。また、魔法攻撃に強くなり、魔法による遠距離攻撃を反射……反射!?　戦士では珍しいアビリティですね。クリスタルゴーレムかっていう話ですよ。

　アビリティ2の“ナバールの義賊”は、敵に止めを刺すと一定確率でマナ獲得、通常攻撃時に一定確率で毒を付与、さらにWAVEが進むたびに、一定時間一番近い味方1人の攻撃力などを増加とこれまた強力。トドメでマナ獲得は、“ケヴィン”にとってもうれしい効果ですね（さっきも似たようなこと書きましたが）。

　……と、3人を紹介しましたが、3人ともにWAVE進行ごとにパワーアップやHP回復などの恩恵が得られるので組み合わせて使うと強力です。やや大ボスに大ダメージを与える一撃に不安はありますが、そこは残りの1人に任せるか、獣化“ケヴィン”のクリティカルにかけたいところ。戦士3人＋僧侶2にすると、相手の後衛からのダメージを減らせたり、先に倒せたりと万全になりそうです。あとは絆で悩むところでちね……。

そういえば絆クエストはどうなんよ？

　そうそう、各キャラの絆クエストもよい出来ですよ！　先にも書きましたが、ファンにとっては懐かしく、新規ユーザーにとってはキャラがわかりやすい、そんな出来になっています。

　特に“シャルロット”の絆クエストは笑いどころが多くてよかったでち。あと、ピリカが今回もいい仕事していますね。まさに職人芸です。そういったキャラクターへの愛は、開発スタッフの皆さんがインタビューでも大いに語ってくださっているので、ご一読くださいませ。

　さらに、コラボ後半では『聖剣』キャラと戦えるイベントや、人気のボスキャラ“紅蓮の魔導師”と戦える特別クエストも用意されるとのことなので、こちらも『聖剣』キャラを育てて向かい討ちましょう！

▲絆クエストより。笑いもありますが、原作を知っている人ならジーンと来るような染みるシーンもあります。頑張って1枚ずつはゲットして読んでもらいたいです！

　それでは、闇フェスのためにリンゴマークのカード買いに行ってきまーす！　ドカーンッ！（ボン・ボヤジの大砲で飛ばされたマスクド・イマイチ）

(C)SEGA

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