2015年12月24日(木)
柿原さん&冬眞は12月24日生まれ! 『四季彼氏 二年目2nd Season:冬』荻野目冬眞役・柿原徹也さんインタビュー
春夏秋冬の4季節をテーマに、4人の彼氏と甘く切ない時間が過ごせるシチュエーションCD『四季彼氏』。新キャラクター2名を加えた新シリーズ『四季彼氏 二年目』より、マジメでカタブツな冬の彼氏・荻野目冬眞を演じた岡本信彦さんのインタビューをお届け。
▲ヒロインと同棲中の大学生、荻野目冬眞(声:柿原徹也) |
――収録の感想をお願いします。
久しぶりに冬真くんを演じられて嬉しかったです。一番最初に1年前の冬眞くんの声を聞かせてもらったんですが、ここからどうやって大学生になり、同棲までしている冬眞とのギャップを出そうかと考えました。いろいろチャレンジした結果、自分で想像していた冬眞の姿を出せたのでよかったと思います。大人になったな~と思いましたね。
――ヒロインの印象を教えてください。
彼女のほうは全然変わってないですね! この作品の台本で嬉しいのは、相手の彼女のセリフもことこまかに書いてくれているので、会話がしやすいっていうところなんです。そしてセリフが書いてあるからこそ、彼女の行動や発言が、「変わってねえなこいつ」って(笑)。むしろ冬眞と一緒に住んでからのほうが、子どもになったんじゃないの? っていう気がしました。
――特に印象に残ったシーンを教えて下さい。
今回のお話では、冬眞とヒロインが同棲しているんですが……けっこうマセてますよね、このカップル!(笑) 彼がちゃんと早く自立したいっていう思いがあるからなんですけど、そのマセ具合にまだ幼さが残っていて、可愛かったです。シーンでは、彼女の携帯の電池が切れてしまって、帰りが遅いから心配して迎えに行く……というところが印象的でした。あれは相当心配するよなと。冬眞が彼女に言っていることはもっともなんだけど、あそこまで怒っちゃうと、女の子は悲しいし怖いですよね。あそこは、2人の気持ちをリアルに想像できました。
――冬眞がアルバイトをするシーンも出てきましたが、アルバイトにまつわる思い出はありますか?
僕も、飲食業のアルバイトをしていたんです。僕はたぶん、ヒロインのほうと割と似ている性格なので、笑顔で接客することが楽しかったですね。そういえば、劇中で冬眞が本当にいいことを言ってました。「大学では教えてくれないことを、教えてくれるところがバイト先だ」って。これはまさにそうで、僕も役者にとってすごく大切なことをアルバイトから学びました。例えばマニュアルをするっとしゃべらないといけないから滑舌も鍛えられるし(笑)、あと、年齢が全然違う人たちにも出会えますよね。そこはやっぱり、バイトのいいところだなと思います。
そのアルバイトは1年続けました。何があっても、1年は続けるって決めて入ったんです。その後、このお仕事が忙しくなり始めたときに、すっぱり辞めました。バイトをやっているとお金が稼げてしまうので、ある意味ハングリーさがなくなってしまうと思って。バイトを辞めて、このお仕事の世界ひとつにのめり込んだ感じですね。
――担当された季節は「冬」ですが、今年の冬に向けてなにかやりたいことはありますか?
去年のこのCDの取材では、毎年誕生日パーティをやるっていうお話をしたんですが、今年はパーティやってる場合じゃないくらいの出来事が控えているんです。12月27日に、福岡でソロライブがあるので……! それの準備が控えているので、24日から25日にかけてお酒を飲んでいる場合じゃないんです! もう、どうしましょう!! それが今年の冬のネックです(笑)。でも逆に言うと、冬に福岡へ行ったことはないので、とても楽しみです。パーティはできないかもしれないけど、27日にはライブで2000人くらいのお客さんに会えるから、一緒に誕生日を過ごしてる気持ちにさせてもらおうかなって思ってます。
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
冬眞は僕と同じ誕生日で、しかもこのCDがその12月24日に出るということなので、ぜひ僕からの誕生日プレゼントだと思って、受け取ってもらえたら嬉しいです。この年代のリアルな同居生活が描かれていて、前回の冬眞よりももっと自然に演じた気がします。僕の年に近づいて、ちょっと成長した冬眞くんを聴いてもらえたら嬉しいです。特典CDでは、ノブ(岡本信彦さん)が僕より年上の役をやるっていう珍しいシチュエーションも聴けますので、ぜひお試しください!
(C)KADOKAWA CORPORATION 2015 イラスト:さらちよみ
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