2015年12月16日(水)

『スプラトゥーン』で一緒に世界を塗り変えなイカ? 塗って塗られてやりたい放題!【電撃オンラインアワード2015】

文:コール

 現在電撃オンラインでは、ユーザー投票で2015年のベストコンシューマソフト&アプリを決める“電撃オンラインアワード2015”を開催中! この記事では任天堂より2015年5月28日に発売された『Splatoon(スプラトゥーン)』を紹介します。

『スプラトゥーン』

普通とはちょっと違うシューティングがクセになるんじゃなイカ?

 どうも、FPS&TPS大スキなコールです。ボクがここにいるということは……そうそのとおり、『Splatoon』の紹介をするためなのです! よければ皆さん、お付き合いいただけなイカ?

 「CMとかで名前は知ってるけど、どんなゲームなのかは知らない」という方のために、ザックリとではありますが、まずはゲーム内容の説明していきましょう。

 このゲームはTPS(三人称視点)のアクションシューティングで、基本的なルールとしては“制限時間終了の時点で、ステージのより広い面積を塗ったチームの勝ち”というもの。“塗った”と聞いて「?」と思ったアナタ。そりゃ初めて聞いたらそう思いますよね。

 実はこのゲーム、TPSのアクションシューティングよろしく銃で撃ち合うのですが、使うのは普通の銃ではなく“水鉄砲”なのです! そんなワケで、もちろん鉄の弾は出ません。代わりに撃ち出すのは“インク”。

 そう、このインクをステージのそこら中にブチまけて、自チームの色のインクをどれだけ塗ったか(ナワバリを広げたか)で勝敗が決まるのです。相手のインクの上から自軍のインクを塗ればナワバリを奪い返すことができるので、いたるところで塗った塗り返されたの応酬が繰り広げられるというワケ。

『スプラトゥーン』
▲2色のインクが乱れ飛ぶので、見事なまでに色鮮やか。こんなキレイな光景ですが、戦場なんですよ、ココ(笑)。

ポップな見た目と裏腹に、駆け引きがアツいじゃなイカ!

 もちろんガンシューティングなので、相手を撃てば倒せますし撃たれればやられます。とはいえ、相手をどれだけ倒してもボーナスポイント的なものはありません。この世界はナワバリがすべてですから。

 これだけ聞くと相手を倒す意味がないように感じますが、じつは大アリ。相手を倒すと、相手が自分のチームのインクを周囲にまき散らしながらやられていくのです。ということは、相手を倒した場所が自分たちのナワバリになるということなのですよ!

『スプラトゥーン』
▲自分の色が塗られた場所が、自分たちのナワバリ。とっても分かりやすいじゃなイカ。

 もちろん逆もしかり。相手に倒されれば、ソコが相手のナワバリになっちゃいます。ですので、やられた場所次第では、塗り返しにくいところが相手のナワバリになってしまうことも(汗)。

 これにより、他のガンシューでは見られない“追い詰められたら自チームのナワバリ上でやられる前に、相手のナワバリまで強行突入してしてからやられる”といった、摩訶不思議な光景もチラホラ見られるというワケなのです。

『スプラトゥーン』
▲ガンシューがニガテでも、ダレもいない場所を狙って塗っていけば一番多くポイントを稼いで勝利に貢献できるじゃなイカ。

“ヒト”と“イカ”、ふたつの状態の使い分けが楽しいじゃなイカ♪

 さて、先ほどからことあるごとにイカイカと言っているので不思議に思った方もおられると思います。ナワバリバトルを繰り広げている彼ら。じつはイカなんです(笑)。これだけ聞くとなんのこっちゃですよね(汗)。でも実は、コレが超大事なんです!

『スプラトゥーン』
▲キュートなトップアイドル“シオカラーズ”のアオリとホタルもイカ。

 まず彼らは“ヒト”と“イカ”というふたつの状態を、自由に使い分けられます。“ヒト”状態では素早く動けませんが、ブキを使って攻撃することができます。“イカ”状態になると攻撃はできなくなってしまいますが、自チームのインクに潜って高速移動することができるのです。

 攻撃は“ヒト”、移動は“イカ”と、ふたつの状態の使い分けがバトルを最高に盛り上げてくれます。

『スプラトゥーン』
▲壁にインクを塗れば、垂直に泳ぐことだってできちゃいます。慣れてくれば、ステージの構造をフルに使った立体的な戦いも思いのまま。
『スプラトゥーン』
▲相手チームのインクに入ってしまうと、イカ状態は強制解除。インクに足をとられて動きが遅くなるのに加え、少しずつダメージを受けしまうのでイッキにピンチに!

 また、インクに潜って動かなければ相手からはこちらが一切見えない状態に。“海の忍者”と呼ばれる本物のイカのように、完璧な擬態を披露。この特徴を利用して、なんでもないただの通路に潜って待ち伏せし、不用意に通った相手をズドン! なんて戦法ができるのも、アツいんですよ。

『スプラトゥーン』
▲相手チームのエリアにつながる裏道や、なんの変哲もない普通の地面など、隠れる場所は人それぞれ。
『スプラトゥーン』
▲この待ち伏せ作戦がうまくいったときの“してやったり感”はハンパじゃありません♪ ついつい画面の前でニヤッとしてしまいます(笑)。

バトルに勝つにはオシャレも重要じゃなイカ

 バトルで使えるブキには、シューター・チャージャー・ローラー・スロッシャー・スピナー・パブロの6つのカテゴリーがあり、それぞれ“連射性能が高い”や“広範囲をイッキに塗れる”など異なる性能を持っています。このブキの数もなんと50種類以上! いろんなブキでバトルが楽しめちゃうのです。

『スプラトゥーン』

 ブキの他に、アタマ・フク・クツの3つの衣装(ギア)があり、それぞれに“攻撃力アップ”や“インク回復力アップ”などの特殊なスキル(ギアパワー)が付いています。また、衣装を装備して戦うとポイントがたまっていき、最大までたまると新たなスキルを習得できるのです。

『スプラトゥーン』

 もちろん自分の使っているブキを最大限にイカすコーディネートもいいのですが、時にはやっぱりオシャレも大事♪ 見た目重視で選んでもゼンゼン問題無し。前述したとおり、撃ち合いは苦手でもその分いろんな場所を塗ってナワバリを広げれば勝負に勝てるのですから♪

『スプラトゥーン』
▲広場にいるプレイヤーのキャラたちに話しかけると、使っている衣装を注文して取り寄せることができます。気に入った衣装を見つけたら、ドンドン注文して手に入れちゃいましょう。
『スプラトゥーン』
▲手に入れた衣装はいつでも変えられるので、その日の気分で自由に着替えてナワバリバトルに参加しましょう!

 『Splatoon』ならではの要素にスポットを当てて紹介してきましたが、イカがだったでしょうか? この他にも、まだまだお伝えしきれていない要素がタップリあります。

 こうしたガンシューが苦手で敬遠していた方でも、ガッツリ楽しめる作品です。まだ未プレイの方はこの機会に“一緒に世界を塗り変えなイカ”!!

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 アプリについては、2015年以前に配信されたアプリも対象となるので、皆さんが名作だと思うものを教えてください。

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