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2015年12月18日(金)

【チェンクロ連載】キャラはモフモフ、シナリオは重厚! 第3章“ケ者の大陸篇”の魅力に迫る

文:マスクド・イマイチ

 セガゲームスが配信中のスマートフォン用RPG『チェインクロニクル ~絆の新大陸~(チェンクロ)』において、新章“年代記の大陸篇”が実装された。“年代記の大陸篇”は、“クライマックスチャプターズ”の第1部と位置づけられており、文字通り『チェンクロ』第2部のクライマックスが語られることになる。

【チェンクロ連載】

 本企画では、6回に分けて第2部の第1章~第6章までのストーリーと主要キャラクターを紹介。ここまでプレイしてきた人たちは義勇軍の軌跡の確認として、途中でプレイをやめてしまった人や新規プレイヤーには、まだ見ぬ旅路の希望として、本企画を追いかけてもらいたい。今回は第3章“ケ者の大陸篇”を振り返る。

【チェンクロ連載】

第1章“海風の港篇”はこちら

第2章“夜明けの大海篇”はこちら

第4章“罪の大陸篇”はこちら

第5章“薄命の大陸篇”はこちら

第6章“鉄煙の大陸篇”はこちら

第3章“ケ者の大陸”――カミサマを信じるケ者たち

 “ケ者の大陸”に上陸した義勇軍を“黒の軍勢”が襲う。どうやらこの大陸にも“黒のクロニクル”の痕跡が残っているようだ。黒の軍勢を追い払った義勇軍だが、ヨソモノを嫌う“ケ者”たちの襲撃に遭遇し、ピリカをさらわれてしまう。ピリカを「カミサマ」と呼ぶケ者たち。そのなかの1人である狐尾族のキララネは、フィーナの姿にある人物を重ねる……。

【チェンクロ連載】
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 キララネに導かれ、ピリカを取り戻すためにある集落へ向かう義勇軍。そこは“犬鼻族”と呼ばれる種族の集落であった。集落の長・ガジジナとその補佐役であるギザザヤ。気弱に見えるガジジナは、他の“狐尾族”、“兎耳族”、“猫爪族”、“虎牙族”などすべてのケ者をまとめ上げていた先代から後継者に選ばれた存在らしい。そして彼女も“クロニクル”の所持者であった。黒に染まりつつあるクロニクルに対し、ある儀式を提案するギザザヤ。「カミサマ」と呼ぶピリカに肉体を捨てさせ、魂を解き放つことが儀式の正体であった。

【チェンクロ連載】
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 儀式を阻止するために義勇軍はピリカを連れて逃亡! 途中、“犬鼻族”に追いつかれるも。黒の軍勢を共同戦線で追い返したことで、誤解を解くことに成功する。“犬鼻族”の集落で、ガジジナ、ギザザヤから黒に染まりつつあるクロニクルの話を聞く義勇軍。すると、ギザザヤがキララネと同じくフィーナをある人物と重ねる。それはフィーナの姉・リヴェラ――。

【チェンクロ連載】
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 あくまでピリカを儀式にかけようとするギザザヤだったが、その代わりに義勇軍に“カミの戦士”となることを提案する。“大神イノデウス”の聖域へと足を運んだ義勇軍は、“カミオロシ”を行ったキララネを通じてカミの戦士となり、各地の黒の軍勢の砦を落とすことに。カミの戦士として活躍することが、ガジジナを中心としたケ者の結束を促すことになるからだ。

【チェンクロ連載】
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 それを邪魔しようと現れたのが魔神・バルクス。突然の強敵の出現に戸惑う義勇軍とケ者たち。とくにガジジナはすっかり怯えてしまったが、その弱さこそが結束の要となるはずだと、義勇軍とともに戦ったギザザヤは進言する。こうして一致団結を果たした“ケ者”たちは、残る本拠地を攻め落とそうと進軍。だが、バルクスの強襲によってガジジナがさらわれてしまう。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

 一刻も早くガジジナを取り戻すため、義勇軍は本拠地へと歩を進める。それを待ち受けていたバルクスだったが、クロニクルの所持者であるフィーナとガジジナの2人が協力することで退却を余儀なくされる。クロニクルを使った反動で倒れたフィーナを、狐尾族の聖域でもある“世界樹の芽”へと運ぶ一行。そこで彼らは、フィーナの姉・リヴェラの活躍を聞き、ガジジナの持つクロニクルへと潜ることに。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

 ガジジナのクロニクルで義勇軍が見たものは、別のクロニクルを持つ1人の少女と黒の軍勢、そしてリヴェラの姿だった。新たな大陸へと進むことを決めた義勇軍は、ケ者たちとの別れもそこそこに船へ。しかし、彼らを再びバルクスが襲い、その風の力で船はボロボロにされてしまう……。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

第2部第3章のキーキャラクター

■ ガジジナ ■

【チェンクロ連載】

 ユグドとは異なる大陸に住む、ケ者の少女。犬鼻族と呼ばれる一族の族長。族長であるにもかかわらず、優柔不断。

■ ギザザヤ ■

【チェンクロ連載】

 ユグドとは異なる大陸に住む、ケ者の男性。犬鼻族と呼ばれる一族の出身。犬鼻族の族長であるガジジナの補佐をしている。すぐ周囲に頼りたがるガジジナを甘やかさずに、厳しい態度をとっている。

■ キララネ ■

【チェンクロ連載】

 ユグドとは異なる大陸に住む、ケ者族の女性。狐尾族と呼ばれる一族の族長。自然との調和を重んじる狐尾族の長らしく、ケ者の大陸の遺跡で暮らしている。

“ケ者の大陸”の酒場で出会うSSRキャラクター

“喝采を求める者”テリリア
声優:内田彩/絵:煎茶
SSR ★★★★★/戦士(拳)

【チェンクロ連載】

 比較的穏やかで、人懐っこい性格の者が多い犬鼻族。そんな性格を地で行くテリリアは、とにかく褒めてもらうことが大好き。ときには褒めてもらうことばかりに目が行ってしまい、失敗をすることもあるけど、本人に悪気はなさげ。前線から帰ってきた彼女のフリフリ尻尾を見るとつい褒めてあげたくなってしまう。


“忠義一徹”シェギギム
声優:花澤香菜/絵:竜徹
SSR ★★★★★/戦士(打)

【チェンクロ連載】

 テリリアと同じく犬鼻族で、やはり彼女と同様に命令されたり褒められることが大好き。主人に忠義を尽くし、目上の仲間からの命令を大事にすることが家訓とされており、“戦士たる者、忠誠こそが誇りと思え”とも言われている。それと同時に尊敬できる者からの命令は、彼女のプライドでもあるという。


“雄叫ぶ者”ユギギ
声優:花澤香菜/絵:天野英
SSR ★★★★★/戦士(拳)

【チェンクロ連載】

 猫爪族と呼ばれる一族の出身。ケ者の大陸が黒の力に襲われたとき、その身を侵されて正気をほとんど失っている。義勇軍に入ってからは、フィーナが黒化病の進行の様子を見守っているが、時折無差別に人を襲ってしまうことを恐れている。狭いところやカツオブシが好きだが、一番はネコジャラシ。


“本能の闘士”グララオ
声優:杉田智和/絵:萩谷薫
SSR ★★★★★/戦士(拳)

【チェンクロ連載】

 荒くれ者が多い虎牙族の戦士。戦いの中に生を見出しており、さらにはそこに楽しささえも求めている。仲間と協力して戦うことこそが戦いの中の“楽しさ”だと気付いた彼は、ケ者の大陸では得られなかった感情と向き合うことに。基本的に豪快で気持ちのいい性格の持ち主である。


“気ままな女狐”フォリリネ
声優:伊瀬茉莉也/絵:Chiyoko
SSR ★★★★★/戦士(突)

【チェンクロ連載】

 出身はプライドの高い狐尾族。その例に漏れず、高いプライドを持った戦士であり、自分の利益にならないことには興味を示さない困った性格。ただしその実力は確かであり、作戦会議に参加せずに自分勝手に戦っても高い戦果を残している。だが、それだけではいつか負けてしまうという主人公の言葉で、彼女にも変化が……?


“愛の白兎”シャロララ
声優:内田彩/絵:泉彩
SSR ★★★★★/戦士(拳)

【チェンクロ連載】

 兎耳族の出身で、垂れた大きな耳と大きな胸がチャームポイント。その性格はのんびりしているが、ホレた相手に一途に尽くそうと思い切った行動をとることも。義勇軍に入ってからは主人公のことを気に入っているが、その理由は“遠くに行かなそうだから”とのこと。年下好きで、大きな音が苦手。


“黒毛の双剣士”ガルルア
声優:柿原徹也/絵:ネム
SSR ★★★★★/戦士(斬)

【チェンクロ連載】

 犬鼻族の出身で、若いながらも鋭い技を見せる双剣士。いろんなものの匂いをかぐのが大好きで(敵味方を判別するためらしい)、義勇軍に入ってからも多くのメンバーの匂いをかいでいる。とくに好きなのがピリカの匂いで、ガルルアいわく“お日様のような、土のような、潮のような”匂いがするらしい。

電撃義勇軍的キャラクター談義“ケ者の大陸篇”

マスクド・イマイチ……チヨメをこよなく愛する『チェンクロ』担当ライター。第2部ではミラ様とドーリィがお気に入り。

ライターM……とにかくモフモフが好きな『チェンクロ』担当ライター。キララネ様がアルカナ化した時はフェスで本気を出した。

まり蔵……初期からヴェルナーさん一筋の『チェンクロ』担当編集。最近はバルトロさんのお世話になりっぱなし。

イマイチ:ケ者の大陸で印象的なキャラなんですが……。

ライターM:キララネ様じゃないですかね。

まり蔵:はい、知ってました。

イマイチ:まぁ、キララネは強いからね。戦士と組み合わせると鬼のような強さを発揮しますよね。

まり蔵:魔法使いなのに拳だから最初は様子を見てたんですが、通常攻撃も必殺技も普通に強かったですね。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

ライターM:キララネ様の素晴らしさはね、強さじゃないんです。存在なんですよ。

まり蔵:えっ、あ、はい。

イマイチ:信仰か(笑)。

まり蔵:でもキララネがアルカナになったことで、ギザザヤのアルカナ化が遠のいた気がするんですよね~。

ライターM:確かに、しばらくケ者のNPCはアルカナ化されない気がしますね。

イマイチ:やっぱりそうなのかなぁ。ケ者の結束アビリティ持ったギザザヤかガジジナが実装されてほしいな~。

ライターM:みんな結束アビリティ大好きですよね。前回もデュークでそんな話してませんでした?

まり蔵:結束アビリティにはね、ロマンがあるんですよ……!

イマイチ:ロマンというか、普通にパーティ組む時に使えますからね。僕は強い戦士が大好物なので、シャロララとフォリリネが好きです。

【チェンクロ連載】

まり蔵:イマイチさん、そこらへん本当にドライですよね。さすが性能至上主義。

イマイチ:いや、別に性能だけ見てるわけじゃないよ? テリリアやシェギギムもかわいいと思ってるよ? 3Dモデル、四足歩行でかわいいよね!?

【チェンクロ連載】

ライターM:必死か。でもケ者の女の子って基本的にみんな見た目かわいいですよね。モフモフ素晴らしい。

イマイチ:そうそう、男もイケメンが多いんですよ。みんな若くて、おじいさんとかいないの。

まり蔵:私、実はユルルガが一番好きなんですよねぇ。

イマイチ:ユルルガって、仮面を付けているRのキャラだっけ。ギザザヤやグララオやオウララを押しのけて?

ライターM:彼は本編でいい活躍してましたよね。

まり蔵:キャラクエをクリアすると仮面を取るんですよ。これがまたイケメンでね~。いいキャラなんだ~。

【チェンクロ連載】

ライターM:ユルルガは、スキルの“フォーユピテル”がRにあるまじき強さなんですよね……。いくら3マナとはいえ。

まり蔵:絆アビリティの“大物狙い”もオススメです。Rだからコスト2でいいし。

ライターM:個人的に、ユルルガは1つ上のレアリティでもよかったのではって思いますよ(笑)。

まり蔵:Rでこの性能だからいいのかもしれませんけどね。フリクエで手に入るし。

【チェンクロ連載】

イマイチ:男だからまったく気にしてなかった……そんなキャラだったんだ。

まり蔵:ケ者の大陸のフリクエ「仮面の精霊使い」でドロップするので、ぜひゲットしてユルルガの魅力に触れていただきたい! いいですね!?

イマイチ:えっ、あ、はい。

連載第4回は“罪の大陸篇”をお届けします!

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