2015年12月19日(土)
『ドラゴンクエストビルダーズ』をプレイした感想は? ものづくりの中に盛り込まれる物語のおもしろさに注目
本日12月19日~20日に千葉県幕張メッセで開催されている“ジャンプフェスタ2016”。そのスクウェア・エニックスブースで、PS4/PS3/PS Vita用ソフト『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』をプレイした。
試遊版では、本作のゲームの流れなどが判明。恐らく序盤に重要になるであろう流れを紹介していく。ちなみに、筆者が遊んだのはPS4版。
ものづくりができなくなった世界で展開する物語
冒頭はりゅうおうより、選択を迫られるシーンからスタート。その後、いきなり墓地のようなところへ画面は移り変わる。特別な力を持っているというだけで、勇者ではないという本作の主人公。
特別な力とは“ものづくり”ができるということ。『ドラゴンクエストビルダーズ』の世界では、人々がものを作る力を失っており、主人公だけがものを作れる能力を持っているとのこと。
これが人々の願い、夢、希望だという。このような感じで本作の大まかな要素を語ってくれる大地の精霊ルビスだが、ゲーム内ではルビスの扱いが少しおもしろいので要注目だ。
冒険の舞台はメルキド!
筆者が遊べたのは、最初の舞台であるメルキド高原。『DQI』でおなじみのフィールドではあるが、PS4で改めて描かれているのを見ると、その大きさに驚いた。
メルキドに降り立った主人公がまずやることは、希望のはたをたてることだ。つまり、自分の拠点を作らなくてはならない。
指定された位置に希望のはたを立てると、セーブができるようになったり、村人がきてくれたりする。村に来てくれるのはピリンちゃんという女の子だ。
ピリンちゃんと話しながら、この世界でどんなものが作れるのか、どんなことができるのかを学んでいくことになる。特に大事だと感じたのは、部屋であることの基準だろうか。
本作では、部屋というものに基準があり、2ブロック以上の壁と扉、部屋の中に1つのたいまつがあることで、基本的な部屋となる。また、家具によっては村人たちのHPが上がるなどの効果が見受けられたのだが、今回の試遊では時間の関係上、深くまで進めないのでどのような恩恵があるのかはわからなかった。
加えて、覚えておきたいポイントは、しっかりと時間の経過や空腹という概念が存在するということ。時間が経って夜になれば危険なモンスターがうろうろしているし、空腹になると体力が低下してしまう。
もちろん解決方法もそれぞれに対してあるので安心してほしい。夜になってしまった場合は、ベッドで寝て朝を迎えることができ、空腹になった場合は落ちている木の実などを取得して食べることで、お腹を満たせる。
以外に食べ物を食べることを忘れがちになるが、後々地味にひびいてくるので、小まめに食事をとることをオススメする。
また、ゲームを進めていくと設計図というものが登場する。設計図はその名の通り部屋の設計図なのだが、これが非常にありがた~い存在だ。使い方は、地面に広げるだけ!
すごく簡単でちょっと驚くと思うのだが、部屋を作れるだけのスペースを確保してその上に設計図を設置する、そうしたら設計図の上でタッチパッドボタンを押そう。
すると、部屋を構成するのに必要な素材から家具の配置まで、見本のようなものが見られるのだ。これが非常にありがたく、部屋の完成形を想像しながら実際に自分で素材を集めて、設計図を完成させていくのが楽しい。
こんな感じで、筆者がプレイできたのは設計図を完成させて、ピリンちゃんと少しお話したぐらいまでとなる。恐らく序盤のワンシーンを切り取って遊んだに過ぎないが、『ドラゴンクエスト』特有のBGMやニヤりとさせてくれる展開が楽しめた『ドラゴンクエストビルダーズ』。
いよいよ、2016年1月28日の発売まで約1カ月と迫っている。きっと親子で遊びに来られたのだろうという方々も見かけて、いろいろな人たちが楽しめる出来栄えになると思った次第だ。
もちろん、筆者も非常に楽しみだ。今回は挑戦できなかったが、装備品を作ったり、まだ見ぬモンスターと戦ったりして素材を手に入れるといった『ドラゴンクエスト』らしい遊び方も見せてくれることだろう。
■“ジャンプフェスタ2016”開催概要
【開催日】12月19日、20日
【時間】9:00~17:00(最終入場は16:30)
【場所】幕張メッセ 国際展示場・展示ホール1~8(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
【入場料】無料、自由入場制
※画像は開発中のもの。
※画面はすべてPlayStation4版のもの。
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