2015年12月22日(火)
コーエーテクモゲームスは、PS4/PS3/PS Vita/PC用SLG『信長の野望・創造 戦国立志伝』を2016年3月24日に発売することを発表しました。
『信長の野望』シリーズは、戦国時代の日本を舞台に織田信長や武田信玄、上杉謙信といった大名となり、日本全土の統一を目指す歴史シミュレーションゲームです。1983年の第一作発売以来、これまで多くのシリーズ作品が登場しましたが、でも2013年に発売された『信長の野望・創造』は、『信長の野望』シリーズ30周年記念作品として人気を集めました。
シリーズ最新作となる『信長の野望・創造 戦国立志伝』は、その『創造』を冠した最新作として、“乱世を生きる武将のリアリティ”というゲームコンセプトのもと、シリーズ史上初の新要素を搭載した集大成ともいえる作品となっています。
『信長の野望』シリーズ史上初めて、大名から城主、領主といった異なる身分・立場で戦国時代に生きるリアリティを体験できる“武将プレイ”が搭載されます。
『信長の野望・創造』の制作コンセプトの1つである“リアリティ”をさらに追求し、“天下を統一する”楽しみだけでなく、“一武将としての生涯を体験する”という新たな楽しみが提供されています。
戦国時代、家臣、城主、大名など武将によって立場や身分は異なり、それぞれの立場なりの生き方がありました。本作ではその点に着目し、プレイヤーが選ぶ武将次第で、“天下取り”はもちろん、“立身出世”や“下剋上”にいたるまで、さまざまなプレイスタイルで“乱世を生きる武将のリアリティ”が楽しめるようになっています。
▲城主の内政画面。 |
一介の家臣の場合は、城下の一角を所領として与えられるところからゲームがスタートし、城主や大名の主命を着実に実現することで信頼を得て、より高い地位へと昇っていきます。
一国一城の主となれば、“四天王”や“七本槍”といった、お好みの武将を従えることができる“家臣団”の編成や、加増や合戦などの“提案”ができるようになり、活躍の場が大きく広がります。
▲大名の内政画面。 |
もちろん、最初から織田信長や武田信玄といった大名を選ぶことで、配下を指揮し、天下統一に突き進むことも可能です。また、合戦中に名高い敵武将を討ち取るなどの槍働きを見せれば、勲功を手にすることができます。
多くの勲功を得ることで、自家での出世はもとより、他家から引き抜きの誘いを受けるなど、戦国時代の立身出世をリアルに体験できます。
▲領主の内政画面。 |
“武将プレイ”の導入に合わせて、一家臣として城主や大名から与えられた領地に自由に施設を建てて発展させられる"箱庭内政"システムが導入されています。
▲更地の状態の領地。 |
これにより、商人町や南蛮町などの多彩な施設を建て、自分だけの領地を作り上げることが可能になりました。
内政を通じて城主や領民たちから信頼を勝ち取り、さらに侵入してきた敵部隊を撃退するなど、戦国時代における“一所懸命(※)”の領地経営が再現されています。
※一所懸命:“武士が、生活のすべてをその所領にかけること”の意。
また、城主、大名と身分が変わるごとに内政できる規模や内容もスケールアップ。領地づくり、城づくり、国づくりとそれぞれの身分に応じた内政を楽しむことができます。
▲発展をとげた領地。 |
一家臣としてプレイできるようなった本作では、鍛え上げた自らの手勢を率いて戦場を駆け巡る、新たな視点での戦いが追加されます。
▲近接戦闘画面。 |
さまざまな陣形や、突撃などの兵科ごとのアクションを駆使して部隊を手足のように操り、状況の目まぐるしく変わる戦場の中で、時に味方と連携し、時に下された命を果たすために奔走する、武将プレイならではの合戦の駆け引きを存分に感じることができます。
▲さまざまな陣形を取ることが可能。 |
前作で要望が多かった本格的な“攻城戦”と“海戦”がプレイ可能になるとのこと。
▲拠点を巡る攻防。 |
攻城戦では、土竜攻めや大筒を活用した攻城作戦、相手方の腰兵糧を見据えた籠城作戦など、戦国時代に活用された多彩な戦術を実現することで、合戦におけるリアリティをさらに追及。攻城戦の舞台となる城も、バリエーション豊かに用意され合戦を盛り上げます。
また、戦中においてさまざまなミッションが発生する“陣中録”システムを新規追加。ミッションの成否で、戦況はリアルタイムに変化していき、よりドラマティックな戦いを楽しめます。
▲海戦。 |
戦国最大最後の合戦である“大坂の陣”。とりわけその戦で武勇を示した“真田幸村”は人気があり、彼が築いた大坂城の出城“真田丸”は特に有名です。
▲真田幸村。今までのシリーズで若武者として描かれてきたが、本作では円熟した雄姿が見られる。 |
また、2016年1月からは大河ドラマ『真田丸』が放送され、より一層の注目が予想されます。本作でも“真田家”や“大坂の陣”のエピソードが楽しめるように、大坂の陣直前のシナリオや、大坂の陣をテーマにしたイベント合戦を実装するとのこと。
▲大坂の陣での真田丸での戦闘シーン。 |
大坂城や真田丸のデザインもリアルに再現し、“真田丸の戦い”などを実際にプレイできます。さらに、大坂の陣に関連する武将たちの顔グラフィックも新たに描き下ろす他、戦国時代末期に活躍した武将をおよそ200名追加するとのことです。
▲大阪城のモデル。 |
また、ゲーム中で使用される大坂城モデルは、大河ドラマ“真田丸”用に制作されたモデルをベースにしており、大河ドラマ『真田丸』の劇中で使用される一部映像表現において、『創造』の“フル3D 全国一枚マップ”のCG技術を活かし、コーエーテクモゲームスが技術提供しているとのことです。
▲徳川家康。本作では、忍従の日々を過ごしてきた徳川家康の戦国時代を終わらせようとする決意が見られる。 |
店頭やネット通販サイトでの予約はすでに始まっています。また、通常版だけでなく、豪華特典を満載した『TREASURE BOX』も発売されます。
『TREASURE BOX』では、ゲームソフトに加え、“シブサワ・コウ秘伝攻略データ&武将アートブック”や、本作の使用楽曲はもちろん、『創造』、『創造with パワーアップキット』の楽曲も全て収録した“『信長の野望・創造』コンプリートサウンドトラックCD(2枚組)”、本作のために新規に描き下ろした武将たちの“武将アートクリアファイル(10 種)”など、豪華特典が用意されています。
コーエーテクモゲームスが運営する通販サイト“GAMECITY オンラインショッピング”と、通販サイト“Amazon.co.jp”では、本作の『TREASURE BOX』にさらにビックな特典がついた“『信長の野望・創造 戦国立志伝』GAMECITY&Amazon.co.jp 限定セット”が発売されます。
こちらは『TREASURE BOX』に付属する特典に加えて、本セットでしか入手できない“重文 大坂夏の陣図屏風”の特注縮小屏風(シリアルナンバー付き)や、“オリジナル特大ポスター(5点セット)”が追加同梱されています。
“重文 大坂夏の陣図屏風”の特注縮小屏風は、重要文化財である“大坂夏の陣図屏風”を特注サイズ(横921×高385mm)にしたレプリカです。
そして“オリジナル特大ポスター(5点セット)”は、織田・武田・上杉・徳川・真田の5つの大名家ごとに人気武将をあしらったA1サイズのオリジナルポスターとなります。
なお、本セットは限定生産品となるので、事前に予約を行なう必要があります。
早期購入特典は“三國志”30周年記念『三國志13』武将顔CG(30点)となります。PlayStation Store、およびSteamからそれぞれダウンロードする形で、発売日から2016年5月9日まで無料で入手できます。なお、無料配信期間以降、販売の予定はないとのこと。
また、PC版の特典として“顔画像追加ツール”が用意されています。これは外部画像データを武将の顔画像用に使用できるもので、ゲーム内に本ツールが実装された形での特典となります。
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