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2015年12月25日(金)

【チェンクロ連載】第4章は囚人&罪人が大暴れ! “罪の大陸”で義勇軍は生き残れるか!?

文:マスクド・イマイチ

 セガゲームスが配信中のスマートフォン用RPG『チェインクロニクル ~絆の新大陸~(チェンクロ)』において、新章“年代記の大陸篇”が実装された。“年代記の大陸篇”は、“クライマックスチャプターズ”の第1部と位置づけられており、文字通り『チェンクロ』第2部のクライマックスが語られることになる。

【チェンクロ連載】

 本企画では、6回に分けて第2部の第1章~第6章のストーリーと主要キャラクターを紹介。ここまでプレイしてきた人たちは義勇軍の軌跡の確認として、途中でプレイをやめてしまった人や新規プレイヤーには、まだ見ぬ旅路の希望として、本企画を追いかけてもらいたい。今回は第4章“罪の大陸篇”を振り返る。

【チェンクロ連載】

第1章“海風の港篇”はこちら

第2章“夜明けの大海篇”はこちら

第3章“ケ者の大陸篇”はこちら

第5章“薄命の大陸篇”はこちら

第6章“鉄煙の大陸篇”はこちら

第4章“罪の大陸”――罪人が集う無法の監獄

 バルクスの風によって帆を破られてしまい、漂流することになった義勇軍。ペイシェの呼んだ魚たちによって運ばれ、“罪の大陸”へと辿り着く。そこはさまざまな罪で投獄された者たちによる監獄島。そこで囚人に襲われている看守のレオン出会った義勇軍は、自分たちの状況――黒の軍勢や船の修理などについて相談する。レオンによると、罪の大陸も黒の軍勢に襲われて長官が死亡。その煽りを受けて監獄の規律は乱れてしまったという。

【チェンクロ連載】
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 罪の大陸には、常識が欠如している“愚痴の監獄”、計算高く賢い“貪欲の監獄”、直情的な“憤怒の監獄”の3つが存在し、現在抗争状態にあるという。そんな話を聞いていると、彼らの前に不思議な少女・リーアが姿を現す。この監獄で生まれ育ったというリーアを保護するために、彼女を追うことになった義勇軍。“愚痴の監獄”と“貪欲の監獄”の境目――つまりは危険地帯へと向かったリーアを彼らは追いかける。

【チェンクロ連載】
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 結局リーアの気まぐれによって“愚痴の監獄”へと戻ってきた一行は、この監獄の統治者であるザエルと出会う。彼によると、フィーナの姉・リヴェラもこの大陸を訪れたという。リヴェラはザエルに“3分の1ほどに切られた本”を渡して大陸を去った。それを「誰にも渡さないように」との言葉を添えて。その本こそが殺された所長が持っていた、この大陸のクロニクルであった。

【チェンクロ連載】
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 義勇軍は“クロニクルの欠片”を探して、“貪欲の監獄”へと足を踏み入れる。この監獄の主・ヴァレリオは計算高く、早速フィーナをさらってしまう。だが、自分にはクロニクルを使いこなせないと聞いたヴァレリオは、“残りの欠片と管理者”を引き渡すことを条件に、自分の欠片を義勇軍に渡すという。

【チェンクロ連載】
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 その条件を渋々飲むことにした義勇軍は“憤怒の監獄”へ。だがそこは、感情に支配された罪人たちの住処。囚人たちに追われ、ある部屋へと逃げこんだ義勇軍。そこはもう1つの“クロニクルの欠片”を持ち、管理者にも選ばれたゼィヒアの監獄であった。感情が暴走しているゼィヒアとの会話には苦労したものの、ヴァレリオを連れてくることを条件に“クロニクルの欠片”の引き渡しと管理を受諾してもらうことに成功。

【チェンクロ連載】
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 ここまで“クロニクルの欠片”を追って3つの監獄を回った義勇軍。ヴァレリオは、先にザエルの“クロニクルの欠片”を手にしてからゼィヒアの元へと向かうという。だが、ザエルは自身の持つ欠片から発せられる黒の因子により暴走。ヴァレリオと義勇軍に襲い掛かってくる。なんとかザエルと黒の軍勢を退けた彼らは、ゼィヒアの監獄へと向かう。これですべての欠片が1カ所にそろった。それを奪おうとヴァレリオはゼィヒアと義勇軍に銃口を向けるが、その瞬間、光を放ち“クロニクルの欠片”は1つへと戻り……。

【チェンクロ連載】
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第2部第4章のキーキャラクター

■ ザエル ■

【チェンクロ連載】

 愚痴の監獄のボス。善悪の判断なく、思うがままに振る舞った結果、国を1つ滅ぼしたという大犯罪者。

■ ヴァレリオ ■

【チェンクロ連載】

 貧欲の監獄のボス。巨大マフィアのボスで、かつていた大陸の、すべての国を裏から牛耳っていた男。

■ ゼィヒア ■

【チェンクロ連載】

 憤怒の監獄のボス。とある理由で、感情が暴走してしまっているらしく、常に拘束具によって行動を封じられている。

■ リーア ■

【チェンクロ連載】

 赤ん坊のころ、監獄の大陸で囚人たちに拾われ、育てられた少女。その出生については一切不明。悪人揃いの監獄の大陸であるが、その生まれ持った無垢さで周囲の人々を優しい気持ちにさせる不思議な力があるため、ほとんど悪意に触れることなく育ち、世間知らずな面を持っている。

■ レオン ■

【チェンクロ連載】

 監獄島の看守。黒の軍勢によって牢獄が破られて以来、看守の多くが囚人に媚びへつらうようになったが、彼だけはひとり孤独に、監獄島の規律を守るため職務を全うしている。本来は有能な人物であるが、囚人たちのオモチャにされて理不尽な目に遭うことも少なくない。

■ ローズマリー ■

【チェンクロ連載】

 監獄島の元看守。黒の軍勢によって牢獄が破られて以来、看守をやめたが、かといって囚人たちに従うこともなく、飄々と暮らしている。言動は皮肉っぽく、やる気がないように見えるが、実は理知的な性格をしており、監獄島の規律を取り戻すことは不可能であると理解しているため努力を放棄している。それでも何故か、懲りずに囚人たちを統制しようとするレオンに、しかたなく付き合うこともあるという。

“罪の大陸”の酒場で出会うSSRキャラクター

“激情の爆弾魔”ボムボマー
声優:緑川光/絵:萩谷薫
SSR ★★★★★/弓使い(銃)

【チェンクロ連載】

 “憤怒の監獄”で出会った爆弾魔。何か伝えたいことがあるようだが、時と場所を選ばないことで聞き入れてもらえず、その態度が彼を怒らせて爆弾魔とさせてしまう。暴れたら暴れたでスッキリしてしまうらしく、語ることをやめてしまうのも厄介。彼が本当に主張したいこととはいったい……?


“二重人格殺人鬼”アリシア
声優:小林ゆう/絵:木志田コテツ
SSR ★★★★★/弓使い(銃)

【チェンクロ連載】

 1つの身体にアリシアとアシリアという2人の少女の人格を秘めている。普段は心優しいアリシアだが、恐怖心や緊張が極限に達すると残虐な殺人鬼アシリアが登場。アリシアにはアシリアの記憶がなく、アシリアにはアリシアの記憶がある。アシリアになるととにかくハイテンションで、両手の銃で敵を容赦なく撃ち抜く。


“強欲な花”タチアナ
声優:小山茉美/絵:煎茶
SSR ★★★★★/弓使い(銃)

【チェンクロ連載】

 あらゆる手段と策をもって、富と名声を手にしていた貪欲の監獄の女詐欺師。意外とドジで憎めない性格でもある。義勇軍に入ってからは、さまざまなプレゼントや巧みな話術で仲間に取り入り、義勇軍そのものを手に入れようとしていた。だが、主人公だけはタチアナの色仕掛けも贈り物にも動じない。そんな彼女の取った手段は……?


“哀しき人形”ドーリィ
声優:今井麻美/絵:泉彩
SSR ★★★★★/弓使い(狙)

【チェンクロ連載】

 ある金持ちに人形扱いをされ囚われていた出身不明の少女。その主人によると“13人目のドーリィ”だったらしいが、ある日主人を殺して逃亡し大量殺人を犯していた。痛みに対する認識が歪んでおり、自分が受けていたような暴力と痛みでしか他人とかかわることができないでいる。


“情念の復讐者”ユディト
声優:沢城みゆき/絵:タカナシカナ
SSR ★★★★★/弓使い(狙)

【チェンクロ連載】

 元婚約者であった詐欺師に家族を殺された上、魔法具で高い魔力までも奪われてしまったユディト。その詐欺師が罪の大陸にいることを知り、狙撃の腕を磨きながら復讐の機会をうかがっていた。義勇軍は彼女の復讐を見届けることになるが、その復讐の先に彼女を待っていたものは……?


“贖罪の双銃闘術”ホルスト
声優:稲田徹/絵:NPA
SSR ★★★★★/弓使い(銃)

【チェンクロ連載】

 体術と銃撃を組み合わせた独特な技と冷静な判断力で、祖国を数々の勝利に導いてきた元軍人。しかし、ある事件で祖国こそが悪であると知った彼は自ら罪の大陸に収容され、二度と人を助けるために引き金を引かないと決めていた。しかし、義勇軍と出会ったことで彼の贖罪の意識にも変化が生まれるのだった。


“劇場型犯罪女優”ヨハンナ
声優:伊瀬茉莉也/絵:mamuru
SSR ★★★★★/弓使い(銃)

【チェンクロ連載】

 とある大陸の劇団の子役として活躍していた少女。劇団でこき使われ続けていたが、ある日怒りが頂点に達し、演技の最中に小道具の銃を本物にすり替えて座長を撃ち殺した。それ以来も手紙を偽造したり、卓越した自身の演技力によってさまざまな犯罪を行っていたが、ついには囚われて罪の大陸に投獄された。

電撃義勇軍的キャラクター談義“罪の大陸篇”

マスクド・イマイチ……チヨメをこよなく愛する『チェンクロ』担当ライター。第2部ではミラ様とドーリィがお気に入り。

ライターM……とにかくモフモフが好きな『チェンクロ』担当ライター。キララネ様がアルカナ化した時はフェスで本気を出した。

まり蔵……初期からヴェルナーさん一筋の『チェンクロ』担当編集。最近はバルトロさんのお世話になりっぱなし。

イマイチ:罪の大陸のキャラはいい意味でヒドいのが多かったね。

まり蔵:いろいろ振り切ってたキャラが多かったですよね。NPC含めて。

イマイチ:ゼィヒアとか、情緒不安定すぎるでしょ。

ライターM:私はゼィヒアが女の子だったことにビックリしましたよ。

【チェンクロ連載】

イマイチ:監獄のボスは3人とも扱いにくそう……。

まり蔵:あ、でもショートストーリーズの「弁当を届けに」で、ザエルがピクニックに行ってたのには笑いました。ちょっとウキウキしてるし(笑)。

イマイチ:僕は、ゼィヒアはピクニックに行けたのだろうかってそればっかり考えてた(笑)。

【チェンクロ連載】

まり蔵:私、アリシア好きなんですよね~。二重人格の殺人鬼の時がすごく大好きで。

ライターM:殺人鬼の時は、名前が“アシリア”になるんですよね。すごい細かいんですけど。

イマイチ:あ、ホントだ。知らなかった。名前まで違うんだ。

まり蔵:瞳孔が開いちゃってる3Dモデルもオススメです。これに小林ゆうさんのボイスが付くと、マジ殺人鬼でたまらんですよ。

イマイチ:たまらないんだ(笑)。

ライターM:私もアリシアが欲しくてかなり罪の大陸のガチャを回したんですが、結局まだ手に入れてないんですよね~。

イマイチ:僕も持ってないんですよ。早くウチの義勇軍に来てくれないかな。

【チェンクロ連載】

ライターM:私は最近、リュドミラがお気に入りですね。この間リングガチャに登場した。

まり蔵:あーーー、あの白衣の堕天使ね。看護師の。強いんでしたっけ?

ライターM:めっちゃめちゃ強いですよ。

【チェンクロ連載】

イマイチ:リュドミラって強いんだ。強い戦士と聞くとつい気になってしまう。

まり蔵:さすが性能至上主義。

イマイチ:だからそんなことないって! あ、タチアナかわいいですよ、ドジッ娘で。

まり蔵:え、タチアナってそうなの? セクシーで落ち着いたお姉様だと思ってた……。

イマイチ:「すべてを手に入れるわ!」って言うわりには、入れられないんですよ(笑)。

ライターM:タチアナは何かしらやらかしそうなところがカワイイですよね。あとドーリィもかわいい。

まり蔵:ドーリィのキャラクエ、すごくいいですよね~。人形みたいだったのが、義勇軍のメンバーとふれあうことで人間の心を学んでいくっていう過程がすごくよくて。

イマイチ:エピソードの数も多かったしね。作り手にも愛されてるな~って思った。あと性能もいいし!

【チェンクロ連載】

まり蔵:罪の大陸も優秀な銃使いが大量に追加されましたよね。ドーリィ以外にも、ボムボマーとかホルストとか。

ライターM:銃に関しては、キャラよりも武器の不足をなんとかしたいですよ。武器錬金でもなかなかできなくて。

まり蔵:そういえば、フリクエで銃武器ゲットしようとして返り討ちに遭ったなぁ……。

イマイチ:僕も銃と狙の武器不足には泣かされてますね。逆に武器成長アルカナが余っちゃって。

ライターM:SSRのキャラにはいい武器を付けてあげたいですからね。もっと流通してくれないかな~。

【チェンクロ連載】

まり蔵:罪の大陸はRもいいキャラ多いんですよね。執事とか怪盗とかいるし。

ライターM:予言者のおばあちゃんとかね。

イマイチ:罪の大陸のRって言ったら“イラリオン”しか浮かんでこないんだけど……。

まり蔵:え、なんでまた。

イマイチ:だって、ガチャ回すと「またお前か!」ってくらいよく出るし!

ライターM:あ、あー……確かに。第1部のジグムントばりによくガチャでお目にかかりますよね。

【チェンクロ連載】

イマイチ:あとトリシュをアルカナ化してほしい! 

まり蔵:カジノのお姉さんか。なんか願望になってきてない?

イマイチ:トリシュのアルカナ化は声を大にして主張していきたい! スキルはルーレットで決まるみたいなネタキャラでいいから!!

ライターM:必死すぎ!

まり蔵:スキルをルーレットで決定って(笑)。カジノで博打はいいけど、バトルで博打はいやだなあ……。

【チェンクロ連載】

連載第5回は“薄命の大陸篇”をお届けします!

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