出演者が語る『金色のコルダ4』の魅力。水嶋悠人役・水橋かおりさんインタビュー完全版
『コルダ』シリーズに出演するキャストのみなさんに直撃インタビュー！ 最新作『金色のコルダ4』に対する熱い思いを語っていただきました。今回は、電撃Girl’sStyle1月号に掲載された水嶋悠人役・水橋かおりさんのインタビュー完全版をお届け。
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――収録を終えたご感想をお願いします。
久しぶりにたくさんしゃべった気がします。やっぱりいいですね！ 冬のお話はずっとやりたいとしつこく言い続けていたので、念願かなったという感じです。片想いなどの新要素は、新鮮なおどろきが満載でした。
――演じていてハルの新たな発見はありましたか？
少し大人になったかなと思います。「それ以上落ち着いてどうするの!?」とツッコミを入れたくなりました（笑）。
――新キャラクターとして先生が追加されましたが、第一印象を教えてください。
どう見ても先生じゃない……ですね（笑）。でもきっと、人は見た目ではないということなのだと思います！
――シリーズ史上初の「片想い」要素が追加されました。
そうなったらどうなるんだろうというシステムだったので、初めて知ったときはとてもおどろきました。
――では新要素「片想い」にかけまして、水橋さんご自身の片想いエピソードを教えてください。
わたくし、高校時代にとある戦国武将がとっても好きなのですが、想いが通じ合っても怖いので、片想いですよね（笑）。でも付き合うばかりが幸せじゃないと思うんですよ。叶わないことが前提の恋心って、意外とおもしろいですよね。ちなみに武将の名前は、みなさんでご自由に想像してください。
――まだ『3』を遊んだことがない人に、本作のオススメポイントをあげるならどこになりますか？
懐かしい雰囲気を感じられる作品だと思います。人との関係性を振り返ったときに、他愛のないことや恋愛と全然関係ないことをやったことも自然といい思い出になるんですよね。コーエーさんのゲーム全般に言えることかもしれないのですが、細部までとてもていねいに作り込まれているので、いい意味でリアルな恋愛が体験できます。
我々声優陣もふくめたスタッフがみんな『金色のコルダ』シリーズのことが好きなんですよね。まるで自分の親戚に対しての発言のような雰囲気になるのも、このシリーズのいいところだと思います。
――本作では、他校の生徒ともアンサンブルが組めるようになりました。印象的だったことを教えてください。
ハルにとって心配な親戚がいるという理由をのぞいても、私は星奏学院以外では至誠館びいきだったりします。個人的に、彼らが今回の物語で何をするのか興味があったのでいろいろチェックしたのですが、一番おどろいたのは八木沢さんの冬服です。どこの軍人かなと思いました（笑）。逆に火積くんは変わりませんね！ 冬になると逆に寒そうかもしれません。
そして新ですが、ハルは彼に対して遠慮がなくなって厳しくなりました。これまではもう少し「仕方がないな～」といった感じだったのですが、それがなくなって「こいつはダメだ！」と怒っている感じです。でもいいと思います！ いつか続編が出て今回の物語の春をやるようになったら、無視をするようになるんじゃないかな。何かやられても返事をせず、いないものとして扱ったりするかもしれません（笑）。
――水橋さんご自身がアンサンブルを組むとしたら、誰となら仲よくやっていけそうですか？
個人的には苦労しそうだから、どこにも加わりたくないです（笑）。仲よくやれそうなのは……なるべく私のことをしからないで、美味しいご飯を食べさせてもらえそうという理由で宗介がいいです。むしろ宗介一択でお願いします。「この人練習しないのかな？」と思われそうですが、言い出しにくい……みたいな感じ。ずっと中華を食べてる私を見て最後は泣きそうになるんじゃないかな。そしてコンクール当日は休みます（笑）。
こんなことをしたら、ほかの人だと厳しそうですよね。冥加さんだったら意外と「お前はこれで終わるのか」と、毎日メールくれる気がします。認めればいいわけではないのですが、面倒なので「はい！」って返事をすると思います。
――最後に読者のみなさまへメッセージをお願いします。
私は欲張りなので、冬がきたら次は春かな？ ハルが進級して2年生になりたいな、と思いました。ほかのみんなは卒業しても、星奏の大学に来ればきっと大丈夫！ 大学は学院の敷地内にあります（笑）。やっぱりどうしても、みんなと離れたくないんですよね。
それにしても、まさか秋冬の物語が発売されることになるとは思いませんでした。これはひとえに、ファンのみなさんのおかげです。『3』の始まりのときに事務所から「水橋さんに大事な話があります」と呼び出され、クビになるのかなと思ったのもいい思い出です（笑）。
あれからもう、ずいぶん経ちました。ここまで長期間のつき合いになるとはキャストもきっと誰も思っていなかったと思うので、本当にうれしいです。すべては、ファンのみなさんが諦めないでついてきてくださったからです。私もそうやって、何かを支えられる人になりたいです。ありがとうございましたという思いを込めて、収録をかなりがんばりました。ぜひ買ってプレイしてください。きっとそれがまた春の物語につながっていくはず……!!
キャラクターデザイン：呉由姫
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