2016年1月15日(金)
『もし、この世界に神様がいるとするならば。』九鬼ヒカル役・遊佐浩二さんインタビュー完全版
“もし神様がこの世界にいるとするならば。私の願いは、たった一つ。彼と一緒に、生まれ変わりたい。”――Rejetが贈る純愛乙女ゲーム『もし、この世界に神様がいるとするならば。』より、九鬼ヒカル役・遊佐浩二さんの収録後インタビューが到着。電撃Girl’sStyle1月号に掲載されたインタビューの完全版をお届け!
▲通常版ジャケットイラスト | ▲九鬼ヒカル(声:遊佐浩二)/七科高校に転校してくる九鬼兄弟の長男で、ヒカルの双子の兄。大財閥の御曹司として教育を受けてきたため頭がよく、他人を使役する能力にも長けている。 |
――収録を終えての感想をお願いいたします。
非常に大作でした。純粋に分量が多かったです。最近の電話帳は薄いので 電話帳で例えてもあまり想像がつかないかもしれないでしょうね。コロコロコミックでいうと、3冊分ぐらい(笑)。それが全部文字だと考えていただければお分かりいただけるでしょうか? また、世界観も大変凝っています。言葉自体は難しいわけではないのですが、本作の世界の仕組みを理解するのに、最初は苦労しました。
――演じられたヒカルはいかがでしたか?
ヒカルに対して自信家だったり、冷酷だったりするイメージを持たれている方もいるかと思います。でも、本作は1回では終わらないゲームになっていますので、何回かプレイしてもらうたびに彼の印象が変わると思います。それはヒカルに限らず、ほかのキャラたちに対してもそうです。初プレイ時はひとつの側面だけしか見られません。プレイを重ねるうちに、彼らに最初に抱いたイメージとは違う部分をたくさん知ることができると思います。ヒカルがどんな人物なのか、ぜひ楽しみにしていてください。
――ヒカルは兄弟たちのなかでも全権を握っていますが、自身の手を汚さずにことを進めるタイプと、自分からも動くタイプのどちらでしょうか?
基本的には兄弟たちを統率していますが、前線から一歩引いたところで達観しているだけではないです。といいますのも、いかんせんほかの2人が……ね?(笑)。なので、必然的に出てくることになります。
――兄弟たちとの仲はどうなのでしょうか?
シズカにはひどい言い方をすることもありますが、それは本当に一部です。アキラに対しては、アキラ次第というところでしょうか。このあたりはとてもデリケートな部分なので、残念ながらあまりお話できません。ヒカルは同じ使命を持った兄弟たちのリーダーとして、自分の使命を全うしようとするだけ。なので、ルートによっては兄弟たちの動きや対応がいろいろ変わってきます。
彼らは兄弟という言葉だけで片づけられるような簡単な関係ではありません。信頼関係で結ばれているわけでもない複雑な間柄ですが、仲が悪いということでもないと思います。
――本作には戦う場面もあるとのことですが、ヒカルは強いですか?
強いです。白い学ランを着ているのでわかると思います(笑)。武器である剣以外にも彼は特殊な能力を持っていますので、どんな力なのかにも注目してください。
――主人公やメインの男の子たちとはどうかかわっていくのでしょうか?
主人公に対しての目的は1つです。しかし、ヒカルは彼女に惹かれている部分もあります。なぜ彼が主人公に惹かれるのかというのも物語のポイントです。
主人公たちの行動によって彼がどうなるか……。確かめてください。
――本作には「もし神様がこの世界にいるとするならば。私の願いは、たった一つ。彼と一緒に、生まれ変わりたい。」というキャッチコピーがあります。もしご自身が何か1つ神様にお願いをするなら、どんなことを願いますか?
え~…世界平和です。……って言っておけば感じよくみられるでしょ(笑)。
――最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。
キャラクターの姿やプロフィールをご覧になって、プレイする前からお気に入りのキャラクターを見つけた方もいらっしゃるかと思います。そのキャラのルートだけではなく、すべてのルートをプレイしていただきたいです。繰り返し遊んでみると、キャラへの印象が変わるだけでなく、本当の真実にたどりつけるかもしれませんよ?
(C)2015 Rejet
データ
- ▼『もし、この世界に神様がいるとするならば。』ダウンロード版
- ■メーカー:Rejet
- ■対応機種:PS Vita
- ■発売日:2016年2月25日
- ■価格:5,023円+税