2016年1月21日(木)
『バイオ0 HDリマスター』の悪夢が電撃オンライン編集部を襲う! エレベーターからゾンビがバーン!
――都内某日、会議室の一角にて
電撃オンラインの編集・あべくんは、カプコン広報のM・J氏と打ち合わせをしていた。
M・J:1月21日に弊社から、PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360用ソフト『バイオハザード0 HDリマスター』を発売します! 本作の魅力はですね……。
あべくん:はい……わかります。はい……(年末年始も1人さびしく過ごしてしまった。2016年も新しい出会いもなく終わるのだろうなあ。サル[去る]年だけに)
そう、これはいつも通りの打ち合わせのいつも通りの風景。平凡な日常。しかし、ビルの外では、誰も予想だにしない大変な事態が起こっていたのだ……。
――ビル1階・エントランス
ガラス張りのエントランス。その外には怪しい人影が……。
不審に思った警備員が注意しようと近づく。
「ちょっと、そこで何やって……うわぁぁぁぁ!」
――会議室
M・J:本作は、2002年にゲームキューブ用ソフトとして発売された『バイオハザード0』をHDリマスターしたものなんです! グラフィックが美しくなっただけではなく新たなコスチュームも多数用意しています! 他にもですね……。
あべくん:はい……なるほど。はい……(ああ~何か刺激的なことが起こらないかな~。それこそ『バイオ0』の事件みたいな。あとは列車で旅するとか、非日常的な体験がしたい)
まだ正月気分が抜けきらないのか、どこか上の空な様子のあべくん。しかし、彼の求める“非日常”は、すぐそこまで迫っていたのだ……。
――エレベーターホール
電撃オンラインのライター・イズミンはなかなか来ないエレベーターにいらだっていた。もうかれこれ10分以上待たされていた。イズミンが待つのをあきらめて、階段を使おうとしたその時……
チーン
「お、ようやく来た」
ゆっくりとドアが開く。
「ぎゃああああああああ!」
突如イズミンに襲い掛かるゾンビたち! イズミンは必死で抵抗するも、ゾンビたちの圧倒的な力の前になすすべもなく倒されてしまう。その後、彼がどうなったのかを知る者はいない……。
――会議室
M・J:『バイオハザード0 HDリマスター』の新要素“ウェスカーモード”には要注目です! 超人的な力で敵をなぎ倒せるなど、爽快感バツグンですよ! このモードでは……。
ゴンゴン
何者かが会議室のドアをノックした。使用中のマークが見えていないのだろうか。
あべくん:入ってま~す。
ゴンゴンゴン
鳴らされ続けるノック。
あべくん:入ってますって。
ゴンゴンゴンゴン
一向に鳴り止まないノックの音。いや、ノックというには少々荒すぎる気もする。注意しようと立ち上がりかけたその時、勢いよく会議室のドアが開いた!
!!!!!!!!!!!!!
バァァァァァァァァァァン!
なんと打ち合わせ中にゾンビが襲撃! ドア付近にいたM・Jは、突然の出来事になすすべなく倒されてしまう!
あべくん:エッ、エムジェェェェェェェェェェェイ!
倒れるM・J。ターゲットをあべくんに変え、じわじわと近づいてくるゾンビたち。「ああ、もうダメだ……喰われてしまう」覚悟を決めて視線を上に上げると……。
???
あべくん:その……右手に持っているものはまさか……。
車掌ゾンビ:本日発売の『バイオハザード0 HDリマスター』です。
どうやらゾンビたちは、発売したばかりの新作を電撃オンライン編集部にまでわざわざ届けにきてくれた様子。そうとは知らず怖がりすぎてしまって、いや~失敬失敬。
最後は二人で仲よくパッケージを持って記念撮影! 友好的なゾンビで本当によかった!
この車掌ゾンビ、実はなんと、『バイオハザード0 HDリマスター』のプロデューサーの竹中司さん。本作の発売についてコメントしていただいたので、ぜひチェックしてほしい。
●プロデューサー・竹中司さんの発売記念コメント
▲竹中司さん。とても紳士的に本作の魅力を語っていただいた。 |
『バイオハザード0』の発売から14年、今回の『バイオハザード0 HDリマスター』は、グラフィックスが非常にキレイになっていたり遊びやすくなっていたりと、あらゆる面において進化しています。
新しい発見を楽しめると思うので、当時遊んでくださった方も、ぜひもう1度プレイしていただけたらうれしいです。
そして同日に、『バイオハザード オリジンズコレクション』も発売します。こちらは『バイオハザード HDリマスター』と『バイオハザード0 HDリマスター』が1本にまとめられた、お買い得なタイトルになっています。
『バイオハザード』ファンの方は、シリーズの起源となるこの2タイトルをぜひもう1度遊んでいただきたいです。また、これまで『バイオハザード』をプレイしたことがない、どこから遊んだらいいのか分からないという人にも、ぜひ本作をプレイしてほしいですね。
『バイオハザード』の入門編としても楽しめるタイトルになっていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ゾンビのリアルな特殊メイクを担当されたのは、gentil+(ジャンティー)さん。特殊メイクの技術を使い、想像を創造に変えることをコンセプトとして活動している。
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