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2016年1月18日(月)

映画『プリキュアオールスターズ』新妻聖子さんと山本耕史さんがゲスト声優として出演

文:イズミン

 3月19日から全国の劇場で公開される『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』のゲスト声優が、新妻聖子さんと山本耕史さんになることが発表されました。

『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』

 2004年2月にTV放送が開始されて以来、広く愛され続ける『プリキュア』シリーズ。その劇場版作品は、第1作品目の『映画 ふたりはプリキュアMax Heart』(2005年4月26日公開)から数えて、本作で記念すべき20作品目を迎えます。

 節目を飾るのは、『オールスターズ』最新作で、2月7日より放送開始予定の新シリーズ『魔法つかい!プリキュア』のキュアミラクル&キュアマジカルも加わります

●ストーリー

 みらいとリコは人間界に遊びに来てウキウキ!

 なのに……突然現れた魔女のソルシエールとその仲間・トラウーマの魔法で離れ離れにされちゃった!

 彼女たちの狙いは、<プリキュアの涙>。その涙で最悪の魔法が完成しちゃうの!?

 世界を守れるのはプリキュア44人の友情だけ!

 みんなの応援で映画館に奇跡をおこそう!

 新たにミュージカルプロデュースを担当するのは巨匠・森雪之丞さん。7つの新楽曲の作詞も担当した森さんが『プリキュア』と“ミュージカル”を見事に融合させ、カラフルで表情豊かな世界観を作り上げています。

 本作のオリジナルキャラクターで、プリキュアたちの最大の敵となる魔女・ソルシエール役に、驚異の歌唱力を誇り、ミュージカル・舞台で活躍する女優の新妻聖子さんが起用されます。また、彼女の手下である魔法の伝道師・トラウーマ役は、TV・映画・舞台など幅広い活躍を見せる山本耕史さんが演じます

 ミュージカル界ではその表現力・歌唱力共に実力No,1女優として知られていた新妻さんは、年末に放送されたテレビ朝日『関ジャニの仕分け』、『関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王NO.1決定戦』で99.753点の高得点で優勝し、昨年末の放送で2連覇を獲得したことでも話題になっています。

 孤独な魔女・ソルシエールの「冷たい外見に隠された心情を歌い表現するのにこれ以上の方はない」と東映アニメーションのプロデューサーの若林豪さんはコメントしています。

 また、トラウーマ役を演じる山本耕史さんは声優経験に加え抜群の演技力・歌唱力で多方面で活躍しています。「ワルなんだけどちょっとカワイイところもあるトラウーマにベストの方」と、若林さんは起用理由を語っています。

 2人は、2003年~2004年の舞台『レ・ミゼラブル』でに共演済みで、本作は、歌が物語の“カギ”であり、声の演技、表現力に加え歌唱力が必要不可欠という理由から、ミュージカルプロデュースを務める森さんも、信頼を寄せる実力派の2人であることから白羽の矢が立ち、『レ・ミゼラブル』コンビがプリキュアに参戦するこになりました。

『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』

●ソルシエール役:新妻聖子(にいづませいこ/35歳)

 1980年生まれ。愛知県出身。上智大学在学中にTBS『王様のブランチ』でレポーターとして芸能活動を開始。2003年、5000倍のオーディションを突破しミュージカル『レ・ミゼラブル』のヒロイン・エポニーヌ役で舞台デビュー。

 出演2作目の『ミス・サイゴン』では、ヒロイン・キム役を演じ、圧倒的な歌唱力で国内だけでなく海外からも賞賛を浴びました。

 05年『サド侯爵夫人』タイトルロールで第31回菊田一夫演劇賞、06年ミュージカル『マリー・アントワネット』マルグリット役で平成18年度文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞。10年・11年と連続でミュージカル誌最優秀女優賞を受賞。

 また、その歌唱力を活かし2006年『夢の翼』でCDデビュー。現在ミニアルバム『SEIKO』も好評発売中。ANA機内オーディオ『Hot Hits Selection』ナビゲーターも務めています。

 声の出演としては、『サウンド・オブ・ミュージック』(2011年、TX版)マリア役の日本語吹き替えを担当。劇場版アニメ『とある飛空士への追憶』(2011年)狩乃チセ役を務めています。

 最近では、ドラマやバラエティ番組にも多数出演。中でもテレビ朝日『関ジャニの仕分け』でカラオケ対決企画で1位を獲得したことでも話題になっています。

●新妻聖子さんコメント

 全国の女の子を夢中にさせている大人気の『プリキュア』の映画のお話をいただき、すごく嬉しいです! 4歳の姪っ子も、大ファンで、「プリキュアに出るなんて、聖子ちゃんすごい!!」と尊敬のまなざしでした(笑)

 私が演じるソルシエールは、孤独を抱えている役柄。愛されたかったという記憶と、凛としたプライドをセリフや歌声に出せたらいいなぁと思っています。私自身、歌の力に支えられてここまでやってきたので、この作品の音楽の魔法にきちんと貢献できるように頑張ります!

 今回映画の台本を読ませていただいて、すごく感動したんです。大人になってしまうと正面を切って言えないような、普遍的な、でもすごく大切なメッセージが込められています。華やかな歌とアクション、そしてプリキュアたちの活躍にぜひご期待ください!

●ソルシエールの役柄

 <プリキュアの涙>を狙う魔女で、人の記憶をさぐって形にする魔法が使えます。

●トラウーマ役:山本耕史(やまもとこうじ/39歳)

 1976年、東京出身。10歳で日本初演の『レ・ミゼラブル』の少年革命家ガブローシュ役で舞台デビュー。

 以降、舞台をはじめとしてドラマ『ひとつ屋根の下』、『アタシんちの男子』、NHK大河ドラマ『新選組!』など映像分野でも幅広く活躍しています。2004年にギャラクシー賞奨励賞、2005年にエランドール賞を受賞しました。

 『新選組!』土方歳三役は異例の続編ドラマが制作されるなど好評を博しました。舞台、テレビドラマ、ナレーションやCM、音楽活動など幅広く活躍しています。

 声優経験としては、1996年、『花より男子』のテレビアニメシリーズおよび劇場版アニメで花沢類役、『明日のナージャ』(2003年)でラファエル役、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVS パルキアVSダークライ』(2007年)トニオ役を務めています。

●山本耕史さんのコメント

 アニメなどを見ることはもう卒業した年齢ではありますが、プリキュアのお話を頂いてから、「あの作品をやるの!?」という声をいろいろな方からいただいて、すごいシリーズなんだと実感しております。

 他の映画でオファーをいただくよりも、とても盛り上がっているので、そういった作品に参加することができて本当に嬉しいです。

 また歌があるということなので、ぜひお役に立ちたいですし、楽しく参加できたらと思います。

●トラウーマの役柄

 ソルシエールに仕える魔法の伝道師です。冷静にみせて、ちょっとドジなところも……

(C)2016映画プリキュアオールスターズSTMM製作委員会

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