2016年1月19日（火）
クラウドファンディングの締切迫る！ 『エースストライカーズ』シナリオ・井坂春奈氏のインタビューを掲載
ニンジャラビットは、開発のためのクラウドファンディングを展開しているPC用ゲーム『ACE STRIKERS』（エース ストライカーズ）のシナリオライター・井坂春奈氏のインタビューを公開しました。
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『ACE STRIKERS』は、メカに乗って潜入と脱出を繰り返しながら巨大なダンジョンを攻略していくタイプのRPG。5月の発売に向けて開発が進められています。
1月19日11：00現在で、目標金額の94％に達していると発表されました。締め切りは1月20日23：59と目前に迫っています。
■井坂春奈氏のインタビュー
――もう少しでクラウドファンディングが達成して、本格的にゲーム制作が始まると思うのですが……もうシナリオ制作には着手されているのですか？
はい、キャラクターの方向性やテーマ、話の大筋など、シナリオ制作に必要なものは、おおむね決めてあります。ただキャラクターの名前や乗機の愛称などが、ファンディングの結果として変わりましたら、シナリオの方もそれに見合うように調整していきます。
――井坂さんが今まで手掛けられた作品などをお聞かせください。
工画堂スタジオ様の『パレドゥレーヌ』『妖ノ宮』で企画・シナリオを務めました。他にも名前の出ないところで、シナリオやゲームデザイナーとして、あちらこちらのメーカー様でゲーム制作に参加させていただいています。
――女性向ゲームのシナリオを手掛けられてきたと思いますが、今作も女性向け……なんでしょうか？
今作は女性だけでなく、男性にも楽しんでいただけるようなシナリオづくりを心掛けました。求められるシナリオの傾向は男女で異なると思いますので、選ぶキャラクターによってシナリオ傾向も違ってくるようにしてあります。
どなたも安心して遊んでいただけると思いますし、興味があれば、別の世界に足を踏み入れてみていただければ、と。
――どんな感じのお話になるのでしょうか？ 少しだけ!? 公開可能な範囲でお聞かせください。
ゲームの舞台は、AIの反乱により人類が危機的状況にあるという、一種の王道とも言えるSF世界です。主人公たちのチームは、AI側宇宙要塞の攻略作戦に投入されます。これは要塞にある超兵器を止めるための作戦で、失敗すれば人類にとって大きな危機となるのです。
この危機的なシチュエーションの中で、超人とも言えるエースたちが何を考え、どのように行動し、どのように互いにかかわっていくのか。それを描きたいと思っています。
――個性豊かなキャラクターたちが公表されていますが、それぞれの魅力をお聞かせください。
各キャラクターは人類の中でも特に能力に秀でた、超人とも呼べるパイロットです。ですから社会や軍の中での立ち位置にどれも特徴があります。
女性キャラクターは華やかな魅力にあふれています。“健気な少女”はその天才性ゆえにスカウトされたばかりで、あまり軍の常識に染まっていません。とても好意的に接してくるので、心温まる交流ができるでしょう。
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“勝ち気な娘”は高級軍人一族の出で、プライドもとても高いですが、経験が不足しています。彼女の言動と、作戦の進行による変化を楽しんでいただければと思います。
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“気だるげ美女”は平時から見た目や言動が少々危ういですが、戦闘時には気分が高ぶって“豹変”し、誰も手が付けられなくなります。そんな危うさが魅力です。
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対して男性キャラクターの魅力は、その生き様です。“イケてる青年”は主人公の相棒として、心身ともに頼れる存在です。明るく、それでいて的確な言動で、作戦を盛り上げてくれます。
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“狼のような男”は社会のマイノリティです。多くの迫害や不遇から来る鬱屈と、そこからの変化が魅力となります。
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“隻眼の中年”はいぶし銀のベテランです。職業軍人としての誇りと、そのために失ってきたものが、彼の物語となるでしょう。
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――井坂さんが連れて行きたいメンバーは誰ですか？
どのキャラクターも性格や能力に違った魅力がありますし、キャラクターの組み合わせによって見えてくる魅力もあります。ですから全員を、いろいろな組み合わせで連れて行きたいです。
――井坂さんのファンの方、応援してくださっている方、そしてプレイを楽しみにしている方へのメッセージをお願いいたします。
ずっと応援してくださった皆様の声が、今回のプロジェクトを立ち上げる勇気となりました。そして皆様の熱いご支援のおかげで、『ACE STRIKERS』は形になろうとしています。
皆様の応援があってこそ、私たちはこうして製作者として存在することができるのです。本当にありがとうございます。今回だけでなく、これからも皆様のご期待に応える作品を作っていきますので、よろしくお願いいたします！
(C)Ninja Rabbit