2016年1月19日(火)
セガゲームスは、1月21日発売予定のPS4/PS3用ソフト『龍が如く 極』のストーリー第2章冒頭のあらすじとスクリーンショット、主人公・桐生一馬の元相棒にして強敵の錦山彰の書き下ろしシーンを公開しました。
『龍が如く 極』は、2005年に発売された初代『龍が如く』をリメイクした、シリーズ10周年の記念作品。シリーズ作品で好評だったゲームシステムやバトルスタイルが導入されている他、登場キャラクターのボイスの9割が再収録されています。
時は流れ、2005年12月。桐生一馬が“親殺し”の罪で収監されてから10年の歳月が過ぎようとしていていました。
東城会では緊急幹部会が召集され、直系風間組組長・風間新太郎、直系嶋野組組長・嶋野太といった幹部たちが本部に集結。幹部召集の目的を尋ねる嶋野に対し、三代目会長・世良勝は、ある人物から緊急の提議があったため、と返します。
その組長の名は――錦山彰。桐生とともに養護施設ヒマワリで育った兄弟分であり、今や直系錦山組組長として飛ぶ鳥を落とす勢いでシマを拡大している男。
「直系組長の皆さんがいるこの場で、三代目に伺います。東都銀行の貸金庫にあった組の金、100億。盗まれたってのは本当ですか?」
東城会本部の失態が明らかになり、世良の責任を追及する嶋野ら直系組長たち。錦山の放った一言をきっかけに、東城会内部で“消えた100億”を巡る抗争の火種が生まれ……。
仮出所を翌日に控えたその日、桐生のもとに風間から一通の手紙が届きます。その手紙で風間は、この10年の間に起きたさまざまなことを話すため、“スターダスト”という店へ向かえと桐生に告げます。こうして桐生は、10年ぶりに神室町へと帰還を果たすことに。
スターダストを目指す桐生の前に、1人の男が立ちはだかります。“真島吾朗”。刑務所に入る前、桐生を付け狙い続けることを宣言したあの男でした。真島は、今の桐生に神室町に足を踏み入れる資格があるかどうか測るため“喧嘩”を仕掛けてきますが、桐生の実力が10年の収監生活によってすっかり衰えてしまっていたことに失望。
しかし、桐生の目がまだ“光”を失っていないことを見抜いた真島は、「死に物狂いで龍を取り戻してみろや!」と焚き付けるのでした。
やがてスターダストが神室町でもナンバー1の人気を誇るホストクラブであることを突き止めた桐生。店に入ろうとすると、1人のホストがその行く手に立ちはだかり……。
“堂島宗兵殺害事件”の直後、澤村由美を救いたい一心で現場に駆けつけたはずなのに、いたずらに事態を拡大し、将来有望だった桐生にすべてを背負わる結果となってしまった錦山。呆然自失しながらも、桐生が逮捕されてしまったことをセレナのママ・麗奈に伝えます。
しかし、そんな錦山の複雑な心境とは裏腹に、驚きと悲しみでパニックになった麗奈は、意図せずして錦山を非難。
「錦山君、助けてあげられなかったの? 何もできなかったの?」
その一言に劣等感を刺激され頭に血が上った錦山は、麗奈に衝動的に手を上げてしまい……。
事件からしばらく経ったある日、風間組の事務所に呼び出された錦山。そこで柏木から、思いがけず“独立”の話を受けます。
ついに一人前の極道として認められる日が来たことに喜び、深く感謝をする錦山。しかし柏木はいたって冷静に、「これは風間の親父が決めたことで、桐生にも関係することだ」と告げるのでした。
風間の支援を受け、“錦山組”を設立した錦山。これからシノギに手をつけ、組の運営を軌道に乗せていこうと燃えていました。その矢先、定例会の席上で松重という組員が反抗的な態度を取るのでした。
配下となる組員の大半は、風間の命で錦山組の立ち上げをサポートするため風間組から転属を命じられた腕利きの極道たちばかり。錦山は、格下の若造の支援をよしと思わない連中の反抗に遭い……。
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