2016年1月25日(月)
『Ingress(イングレス)』を利用した次世代避難訓練の受付が1月31日開始。先着100名予定
防災に特化したソーシャルスタートアップである一般社団法人“防災ガール”は、位置情報ゲーム『Ingress(イングレス)』を活用した次世代版避難訓練LUDUSOSを3月13日に世田谷区二子玉川地区で行うことを発表しました。
申し込みは特設サイトで1月31日から行われ、先着で約100名となる予定です。
◆一般社団法人“防災ガール”とは?
“防災をもっとオシャレでわかりやすく”をコンセプトに、今後起きうる災害に向けて防災を広める、全国・海外にいる20~30代の防災意識が高い女性で構成されたソーシャルスタートアップです。
●動画:次世代版避難訓練LUDUSOS in 渋谷
背景・目的について(オフィシャル発表文章)
近年地震をはじめとして雪害、風水害、津波、火山など自然災害が日本中で多く発生しており、南海トラフや首都直下型地震など多くの被害を想定されている災害も内閣府より想定されています。
しかし、特に20~30代若者は防災対策をしている割合が極端に少なく、防災ガール独自の調査結果として若者の防災に対する「ダサい」「つまらない」「めんどくさい」というネガティブイメージがあることが要因の一つであることがわかりました。
そこで、そのイメージをはじめに受けるであろう公共の“避難訓練”をより若者が自主的に取り組むものにすることで防災へのネガティブイメージを変化させ、より防災対策を行う若者が増えると考え本企画実行に至りました。
新しいSNSのひとつである『Ingress(イングレス)』は、ナイアンティック・ラボが提供する位置情報ゲームで、全世界で1,100万回ダウンロードを記録しています。
IT化が著しい近年、防災ガールは新しいインターネットテクノロジーを活用した新しい防災の取り組みの一つとして、『Ingress』を利用した“次世代版避難訓練LUDUSOS(ルドゥオス)in 二子玉川”を企画・実施いたします。
次世代版避難訓練LUDUSOSと見込まれる効果(オフィシャル発表文章)
次世代版避難訓練LUDUSOSは、2つの陣営に別れてスマートフォンのアプリケーションを用い、一定の地域内の災害・防災に関係のある場所を制限時間以内に巡るというもの。陣営ごとに指定の場所に足を運び、ミッションクリアを目指します。
さらに、ゲーム終了後には避難経路や避難場所についてディスカッション・共有することで学びを深める次世代型の防災訓練です。
前回の渋谷区開催時(2015年8月31日)での実施の結果、NPS(参加者の満足度)では、好評価なコメントを記入した中立者を含むと9割以上が満足し、効果が高いと判断しました。
また、参加後の防災意識に対する変化については、“まったく変わらなかった”と答えた人は参加者63人のうち2人のみであり、“変わった”が65.71%、“とても変わった”が28.57%という結果となりました。
これらは、次世代版避難訓練LUDUSOSの参加者が実際に街へ出て、より安全な避難経路・場所を見つけ、街中に潜む危険や突然の事態を検討する体験を提供することで、実際の災害時に遭遇する想定外の事態に臨機応変に対応できるよう参加者の意識改革を行うことが可能なことを示しています。
▼“次世代版避難訓練LUDUSOS”概要
【日時】
・3月13日 11:00~14:00
・初心者向け練習訓練プログラム 10:10~10:40 ※希望者のみ
・本プログラム 10:40開場 11:00開始
【場所】
・受付:世田谷区二子玉川駅すぐ近く 二子玉川ライズ・オフィス 8F
・避難訓練の範囲:二子玉川全域に参加者が広がります
【募集条件】
・1月31日より先着約100名
【申込方法】
・特設サイトで申し込み(1月31日公開予定)
【運営団体】
・主催:一般社団法人防災ガール
・協賛:NTTタウンページ、他数社
・協力:東京都市大学 二子玉川夢キャンパス、ナイアンティックラボ、東急電鉄
by Niantic Labs. Copyright 2015. All rights reserved.
データ
- ▼『Ingress』
- ■メーカー:ナイアンティック・ラボ
- ■対応端末:iOS
- ■配信日:2014年7月14日
- ■価格:無料
- ■iOS版『Ingress』のダウンロードはこちら
- ▼『Ingress』
- ■メーカー:ナイアンティック・ラボ
- ■対応端末:Android
- ■配信日:2013年12月15日
- ■価格:無料
- ■Android版『Ingress』のダウンロードはこちら