ピタゴラスプロダクションのフレッシュな後輩アイドルユニット・UNICORN Jr.が9作連続リリース第7弾を飾る、3rdシングル『F.A』をリリース。電撃Girl’sStyle2月号に掲載された、新堂ツバサ役・蒼井翔太さんのインタビュー完全版をお届け!!　

――収録後のご感想、各曲の聴きどころを教えてください。

　前作よりも難易度がレベルアップした楽曲揃いだったので、収録に関しては大変な部分もありました。ただ、レコーディングを重ねると歌が馴染んできたので、みなさんにはきちんと1番いい状態でお届けできそうです（笑）。アップダウンの激しいものやリズムを細かく刻んでいるものが多いので、全編を通して楽曲の波を感じていただけたらと思います！

　表題曲の『F.A』はイントロ部分の英詩がかっこよくもあり、とても難しかった部分でもありましたね。ですが、歌っていると自然とテンションが上がる楽曲なので楽しく収録を進めることができました。ツバサは英語が得意らしいので僕も勉強しないといけないかな（笑）。サビ直前に細かくリズムを刻んでいるところは聴いているとクセになるのですが、ここがかっちりハマるとかっこいいと思うので、みなさんもカラオケで歌う際は意識してみてくださいね。

　『Unlimited Saga』は特殊なリズムなので歌うのがとても難しかったです。じつは、この曲は元々ちょっぴりセクシーなんですが、直接的な英詩の意味のほかにも発音の関係で色っぽく聴こえる箇所があるんですよ。収録中も「あれ、こんなこと言っていいのかな？」なんてドキドキしながら歌っていました（笑）。なので、そういったアダルティックなところが聴きどころでしょうか。随所に悪ぶった笑い声や小悪魔っぽさも散りばめられていますので、そちらも合わせて聴いてみてくださいね。最後に「べー」と舌を出すセリフがあるのですが、3人がどういった表情で行なっているのか想像しながら聴いていただくのもおもしろいかも知れません。

　3曲目の『in my youth』は歌詞中に“アイツ”という言葉が出てくるのですが、じつはこれはラグポのキラさんを指しているんです。ほかにも、ユニコのメンバー間や先輩たちに対して思っていることが見え隠れする曲になっています。これは音だけで聴いているとわからないと思うので、歌詞カードを見ながら聴いてみて欲しいですね。

　『ヒトカケラ』は僕のなかでお気に入りの1曲なんです。キラキラしながらもどこか切ない旋律から始まりますが、歌詞もイントロにピッタリの儚さを意識したものになっています。聴いてくださっているユニメイトのみなさんにもこの歌のカケラを掴んでいただけたらうれしいな。

――4曲のうち、一番好きな曲はどちらですか？　また、どこがお気に入りですか？

　先ほど少しお話してしまったのですが『ヒトカケラ』は好きだからこそ難しかった楽曲でもありました。「絶対にいい曲に仕上げたい」と思ったからこそ、ツバサとして納得のいく仕上がりになるまで何度も挑戦させていただいたのも印象深いです。

――『F.A』の歌詞に“絶対的な確信”というワードが出てきますが、「これだけは誰にも負けない！」と思っていることは何かありますでしょうか？

　声優界なら“テニス”の腕前は誰にも負ける気がしません！　シングルスとダブルスは両方好きですが、シングルスだとコート中を1人で走らないといけないのでダブルスの方が好きかな。一緒にプレイする人と絆を結べるのもいいですよね。じつは小学3年生から高校1年生までずっとプレイしていて、一時期はプロ選手を目指していたこともありました。一応、全国大会にも出場経験があることが密かな自慢だったりします！　恐らく、ピタゴラスプロダクションのテニス大会があったら優勝候補間違いナシでしょうね（笑）。

　ただ、テニスできる場所って限られている上に、ちょっと借りるのにお高い場所が多いのでなかなかプレイできないのが悩みどころですね。いつでも始められるようにラケット、シューズ、ウェアは一式揃えてあるので、これからほかの声優のみなさんに声を掛けてみようと思っています！　山下大輝君が経験者だと聞いているので、もう少しメンバーを集めてから一緒にプレイしたいです。

　その反面、サッカー・野球・バスケットボールはピタゴラスプロダクションのなかで1番ヘタだと思います。直接身体に触れて行なう球技は苦手なので、球技は広めの面積の道具を使うもの限定で得意かな！　高校時代の球技大会でサッカーをした際には相手チームにオウンゴールしてしまうくらいで味方から「スパイだ！」と疑われる始末でした（笑）。

――ファン、読者にメッセージをお願いします！

　発売前ということで、みなさんには試聴を聴いていただいているかと思うのですが、今回も聴いているとテンションの上がる楽曲になっています。ユニコの1人1人が先輩たちに負けないよう、フレッシュに歌っていますので「これがUNICORN Jr.なんだな」と感じていただけるとうれしいです。ツバサは先輩たちを尊敬しつつも、アイドルとして頂点を目指している男の子なので、今年も変わらず愛を注いであげてくださいね。僕自身もツバサを一層輝かせられるように頑張っていきますので、2年目を迎えるUNICORN Jr.と『F.A』をよろしくお願いします！

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