2016年2月15日(月)
コーエーテクモゲームスは、3月3日発売のPS Vita用ソフト『シャリーのアトリエ Plus ~黄昏の海の錬金術士~』の最新情報を公開しました。
本作は、2014年に発売されたPS3用ソフト『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』にさまざまな要素を追加したPS Vitaタイトル。『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』から続く『黄昏』シリーズの完結編で、“黄昏”の世界で暮らす2人の錬金術士・シャリステラとシャルロッテによる物語が展開します。
公開された情報は、過去の『黄昏』シリーズ作品から登場するアーシャとロジーの戦闘スタイルや本作に登場するオリジナルコスチューム、ボリュームアップしたシナリオなどに関するものです。
『アーシャのアトリエ Plus ~黄昏の大地の錬金術士~』の主人公で、今や伝説の錬金術士と呼ばれるアーシャと、『エスカ&ロジーのアトリエ Plus ~黄昏の空の錬金術士~』で、エスカとともに主人公として活躍したロジーの2人が登場!
ここでは、2人の戦闘スタイルに焦点を当てて紹介します。
■アーシャ・アルトゥール(声優:井上麻里奈)
アーシャは広範囲にわたる技を得意としており、攻撃技はもちろん、味方全体に効果のある強力な回復技も使用できます。例えば、彼女が使うことのできるスキル“エタニティオーラ”は、味方の能力を強化し、さらに体力が継続して回復する効果が与えられます。
■ロジックス・フィクサリオ(声優:石川界人)
ロジーは攻撃力と素早さの高さがウリ。また、アシスト後に次のアシスト行動ができるようになるまでの時間が短いため、どんどんアシストをすることが可能です。
新たに加わるアーシャとロジーが、それぞれゆかりのあるキャラクターたちと再会することで生まれる新たな物語も、本作の醍醐味の1つです。その中から、新たな2つのエピソードを紹介します。
■コルセイトの名コンビ、感動の再会?
▲ロジーとの久しぶりの再会に、大喜びだったエスカ。しかしロジーは、ミルカのアトリエに入り浸り……。エスカは半ばやけになってしまいます。 |
▲ロジーのことで、ひっそりと相談を受けていたウィルベル。うっかりそのことをロジーに話してしまいますが、ロジーには意味がさっぱり。果たして、2人の仲が進展する日は来るのでしょうか。 |
■伝説の錬金術士と師匠の再会
▲ドキッとしてしまうようなセリフを言うアーシャ。それは師匠の健康を気遣った弟子としての一言か、それとも……? |
▲アーシャを想うかのような言葉をもらすキースグリフ。麗しき師弟愛……かと思いきや、シャルロッテはこの時のキースグリフに何か別の空気を感じたようです。 |
本作では、シャリーたちのエピソードがボリュームアップ。中でも2人のケンカのエピソードでは、彼女たちの揺れ動く心の内がより詳しく語られます。見つからない水涸れの解決策、倒れたシャルロッテの母。焦りや自分の無力さを感じるシャリーたちは、些細な出来事からすれ違ってしまいます。
●すれ違う、2人のシャリ― |
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▲“黄昏”の真実を追う中で、お互いの気持ちが少しずつすれ違っていったシャリーたち。ある出来事がきっかけで、2人は一緒にいることをやめてしまいます。 |
●お互いの知らなかった一面 |
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▲別々に行動するようになったシャリーたち。その中でシャリーたちは、お互いの知らない一面を目にします。 |
●再び出会うシャリ―たち |
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▲シャリステラのアトリエを訪れるシャルロッテ。ぎこちなく話し始めますが、お互いに伝えたい言葉がうまく出てきません。 |
▲再び出会った2人は、どんな想いを伝えあうのか。そして、また仲の良かった2人に戻れるのでしょうか。 |
本作にはさまざまなコスチュームが収録されています。ここでは、その一部を紹介します。
■紅蓮の警備隊
■大海賊のドレス
■レディヴィラン
■コバルトセイバー
また、コスチューム以外にも、豊富な種類のアクセサリが登場します。
初回封入特典のアーシャ専用コスチュームは、神秘的な青さが印象的な“管理者の兵装”です。
ソフトと同時発売されるプレミアムボックスには、『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』とコラボした限定コスチューム“ソフィースタイル”と“プラフタスタイル”が付属します。
※画像はイメージです。 |
■プレミアムボックス同梱アイテム
・ミニ・クリスタルペーパーウェイト
・シャリステラ専用コスチューム“ソフィースタイル”&シャルロッテ専用コスチューム“プラフタスタイル”ダウンロードコード
・『シャリーのアトリエ Plus』特製ミニタオル
・『シャリーのアトリエ Plus』3Dカード
・『シャリーのアトリエ Plus ~黄昏の海の錬金術士~』ゲームソフト1本
過去の記事で紹介した新ボス“獣王の覇者”の他にも、強力なボスが立ちはだかります。さらに、PS3版の追加コンテンツも多数収録されます。
■立ちはだかる新たな強敵たち
▲本作で新登場となる、“獣王の覇者”。 |
▲他にも、新たなボスの姿が。さらなる死闘の幕開けとなりそうです。 |
■大ボリュームのPS3版追加コンテンツ
▲水着コスチュームももちろん収録! シャリーたちパーティメンバーの他にも、カトラやリンカの水着コスチュームもあります。 |
▲PS3版で追加配信された採取地“深淵”も登場。高難度のマップですが、手に入る材料も強力なものになっています。 |
本作では、『黄昏』シリーズすべてを通して語られてきた、“黄昏”の真実を目指す物語が語られます。
錬金術の過去、そしてフラメウの種。“黄昏”の真実に向かう中で、シャリーたちはさまざまなことを知ります。そして“黄昏”の真実が示された時、彼女たちはこれから自分たちがどうあるべきか、その答えを出すことになります。
▲アーシャが語るのは、かつて妹を連れ去った存在のこと。アーシャが錬金術を学ぶきっかけにもつながるその存在について、彼女は何を語るのでしょうか。 |
▲コルセイトで出会った管理素体の少女、フラメウについて話すエスカ。フラメウとの出会いが、エスカやロジーにどんな影響を与えたのかを知ることができます。 |
▲フラメウがエスカたちに託したのは、錬金術の技術が詰まった種。エスカは、“大地を再生させる”というフラメウの想いを信じます。 |
▲過去錬金術の強大な力で引き起こされた悲劇を知るキースグリフは、フラメウの種に警鐘を鳴らします。 |
▲錬金術士として一人前となった彼女たちに提示される“黄昏”の真実が、明るいものだとは限りません。それでも、彼女たちは、周りの人たちや先達の錬金術士たちの声を聞き、自分たちの答えを導き出します。 |
▲“黄昏”の真実を追う中で何度も目にする、人間の業。その奥にあるという真実は、いったいどのようなものなのでしょうか。 |
▲徐々に見えてくる“黄昏”の正体と、その脅威。人々が歩むべき道は残されているのでしょうか。 |
ステラードに集ったのは、“黄昏”に深い関係を持った錬金術士たち。想いや思惑は違えど、“黄昏”の真実に向け、ともに歩むことになります。そんな彼らのことを、エスカは“黄昏の錬金術士”と呼びました。
▲“黄昏”はもはや、それぞれの地域だけではなく、世界全体を脅かしています。立場や思惑を越え、錬金術士たちが“黄昏”の真実に向けて集結します。 |
▲想いを同じにするシャリーたちを見て、エスカは思わず「黄昏の錬金術士」とつぶやきます。 |
▲集まったのは、名を馳せた一流の錬金術士ばかり。気後れしながらも、シャリーたちは頼もしさを感じます。 |
▲自分の大切な人のため、“黄昏”に対峙する決意を固めるミルカ。彼女も立派な“黄昏の錬金術士”です。 |
“黄昏の錬金術士”たちが用いる錬金術には、2つのタイプがあります。釜を使って材料を組み合わせる古来からの手法・古式錬金術と、中央によって学問として体系化された最新の手法・新式錬金術。この2つの錬金術がそろうことで、“黄昏”のカギとなる謎が明らかになっていきます。
▲伝承や民間療法をベースとした、土着型の古式錬金術。シャリーたちやアーシャ、エスカが用いる手法で、優れた感覚の持ち主にしか扱えません。 |
▲ロジーやミルカ、キースグリフの用いる新式錬金術は、多くの人が使用できるよう、中央で体系化された錬金術です。 |
▲アーシャの持つ古式錬金術の知識と、キースグリフの持つ新式錬金術の知識を用いて、物語のカギとなる、フラメウの種の正体に迫ります。 |
▲以前、中央で新式錬金術を学んでいたミルカは“黄昏の錬金術士”たちと出会い、自分の目指す道を見つけます。それは古式でも新式でもない、新たな錬金術の道になるかもしれません。 |
中央は錬金術研究の拠点であり、各地で“黄昏”を調査し、解決策を模索している機関でもあります。エスカ、ソール、そしてロジーをステラードに派遣したのも中央でした。果たして、中央とはいったいどのような存在なのでしょうか。
▲中央には最新の錬金術の技術があり、さまざまな夢を叶えるための選択肢がそろっています。ロジーもかつて、中央で自分の夢を追っていました。 |
▲中央は各地で起こる“黄昏”の現象にも目を光らせており、必要とあれば優秀な役人を派遣し、解決の糸口を探っています。 |
▲一見すると、錬金術を研究し、“黄昏”を解決しようとしてるように見える中央。しかしソールをはじめ一部の人たちは、その裏に隠された中央の真意の存在を感じ始めます。 |
“黄昏”の真実を追い求める中で、ところどころで現れる中央の存在。そして浮かび上がる、いくつかの疑問。彼らは純粋に“黄昏”の解決を目指しているのでしょうか?
■疑問1:性急すぎる派遣
▲“水涸れ”に高い関心があるとはいえ、まだ地盤も固まっていないステラード支部に、立て続けにエスカとロジーを派遣した中央。その意図はどこにあるのでしょうか。 |
■疑問2:中央の求める古式錬金術の技術
▲“黄昏”の解決とともにソールが中央から求められたのは、古式錬金術についての情報。中央の目的は“黄昏”の解決だけではないのか、謎は深まります。 |
■疑問3:ミルカの考え
▲中央への留学の経験もあるミルカが言い放った言葉。ミルカが口にした、かつてのやり方とはいったい? |
■ハリー・オルソン(声優:真殿光昭)
・年齢:46
・職業:自称凄腕の冒険家
・血液型:O型
・身長:175センチ
「ボクは世界をあまねく駆け巡る知の探求者、ハリー・オルソンさ!」
謎の自称冒険家。珍しい物好きで、さまざまな場所に出没する変わり者。相棒のレイファーとともに、学術的研究のために世界各地を巡っていて、今は黄昏の海を中心に活動している。
交易投資家としても成功しており、最近はステラードとフィルツベルクを結ぶ交易ルートの設置にも注力しているらしい。
■レイファー・ラックベリー(声優:増谷康紀)
・年齢:38
・職業:トレジャーハンター
・血液型:AB型
・身長:178センチ
「俺っちはレイファー。自分で言うのも何だが、凄腕のトレジャーハンターだぜ」
宝を追い求めて黄昏の世界をさすらうトレジャーハンター。ハリーとともに、大海賊の財宝を求めてこの地方にやってきた。
かつて、コルセイトでロジーやエスカとともに各地を冒険していたことがあり、そのころにハリーとも出会っている。すでに一財を成している成功者でもあるが、ロマンを求めて旅を続けている。
■ローゼミア(声優:原由実)
・年齢:不詳
・職業:黄昏の海の回収屋
・血液型:O型
・身長:170センチ
「あら、生きているうちにまた会えましたわね」
個人の船で黄昏の海を放浪し、さまざまなものを回収して生計を立てている土着の民。死んだ者は埋葬して、埋葬料の代わりに所持品の一部をもらい、生きている者は街や船に送り届けている。
神出鬼没で気配がなく、浮世離れした雰囲気の謎の美女。何を考えているのかよくわからないが、この地方の歴史に詳しい。
お宝を求めて各地をさすらう、自称冒険家とトレジャーハンター。そしてミステリアスな雰囲気漂う、謎の女性。本作の中でも、特に異色な彼らのイベントの一部を紹介します。
▲自称冒険家ハリーと、トレジャーハンターのレイファー。彼らが求めるのは夢とロマン。今日もお宝を求めて、各地を飛び回ります。 |
▲歴戦のトレジャーハンターであるレイファーにとって、値段交渉などはお手の物。カトラに容赦ない値切り交渉を仕掛けます。 |
▲実はフィルツベルクにある商会の会長であるハリー。成功者として得意げに人生を語るハリーでしたが、旧知の仲であるウィルベルにその奔放すぎる経営をダメ出しされてタジタジに。 |
▲回収屋を営むローゼミアは、あいさつ代わりにぎょっとするようなことを口にします。それは、多くの死に触れてきた彼女ならではの感覚なのでしょうか。 |
※画像は開発中のものです。
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