2016年2月22日（月）

『SO5』にお嬢様キャラが登場！冒険で訪れるフィールドやダンジョンの情報も到着

　スーパーファミコンで発売された初代『スターオーシャン』の発売から約20年。その間、数々のRPGを作り上げてきたスクウェア・エニックスとトライエースのタッグが贈る渾身の新作RPG『スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-』の発売まで、残すところ1カ月と少しになりました。

　今回は、主人公・フィデルたちと行動をともにしてくれる3人のサブキャラクターと、冒険のさなかに訪れるフィールドやダンジョンの情報を解説！　さらに、物語のカギを握る謎の少女・リリアが秘める力についてもスポットを当てていきたいと思います。

CHARACTER：ヴィクトルの部下である3人の軍人たち

　今回発表されたのは、主要キャラの1人であるヴィクトルが指揮する“レスリア王国中央レスリア軍特殊部隊特応作戦群”の面々となります。いずれも個性的なこの3人ですが、残念ながらパーティキャラとして操作はできないとのこと。とはいえ、NPCとして戦いに参加してくれるので、なかなか頼りになりそうです。


▲東京ゲームショウ2015での試遊版でも、彼らと共闘できたのは記憶に新しいところ。

●グンター（声優：土田大）

「よう、御曹司。作戦参加は親父さんの力になりたくてってとこっすか？」

【DATA】
性別：男性
年齢：26歳
武器：格闘
出身：惑星フェイクリード、レスリア王国ソルトビュー

　作戦遂行時は、真っ先に敵陣へ突入する部隊の先鋒役で、格闘技を駆使して戦う熱血漢。やんちゃで経験不足な一面こそあるものの、ヴィクトルら上官たちからの信頼は厚く、かなりの期待を寄せられているようです。


▲格闘技を駆使して立ち回る肉体派。切り込み隊長として活躍してくれそうですね。

●ハナ（声優：武田華）

「民間に犠牲者を出すわけにはいきませんわ」

【DATA】
性別：女性
年齢：22歳
武器：杖
出身：惑星フェイクリード、ランドック王国ロンサック

　若干22歳で特応作戦群に選ばれた、うら若き乙女。ランドック王立呪印研究所でフィオーレと仕事をしていた過去を持つ、呪印術のエキスパートです。

　じつはいいところのお嬢様らしく、口調がものすごく丁寧なところがタダツグ的にポイント高し！


▲得意の呪印術を使って華麗に立ち回るハナは、己の能力を証明するためにレスリア王国軍に参加しているようです。

●ダックス（声優：川島得愛）

「ご武運を」

【DATA】
性別：男性
年齢：40歳
武器：ボウガン
出身：惑星フェイクリード、レスリア王国ノースソーマ

　ヴィクトルと同郷の戦士で、チームに的確な情報をもたらす諜報部員。必要以上の言葉を発さない寡黙な男性とのことですが、これは潜入先で怪しまれないための心得のようなものなのでしょうか……。

　ちなみに、上長であるヴィクトルより年齢は上なのですが、ダックスは彼を上司として尊敬し、認めているようです。


▲ダックスのもたらす情報性の正確さが、そのまま作戦の成否を決める局面が多そうです。なお、戦場ではボウガンを用いて敵を射抜く立ち回りが得意な模様。

［CHECK］謎の少女・リリアがその身に秘める能力とは？

　パーティに参加こそするものの、プレイヤーが操作することはできないリリア。記憶を失っている彼女は、バトル中に突然謎の力を発動させ、フィデルたちをサポートしてくれるようです。

　時に、戦況すら大きく変えるほどの力を発揮するですが、その仕組みはまったくもって謎。失われたリリアの記憶には、大きな秘密が隠されていそうです。

●リリア（声優：小倉唯）

「もっとじぶんのこと知りたい。もっとおもいだしたい」

　ある事件のさなかにフィデルたちと出会う、過去の記憶を失った謎の少女。優しく健気な性格で、パーティのマスコット的な存在としてみんなにかわいがられています。


▲戦闘中に突然、呪印のようなものが出現！　これはリリアだけの能力なのでしょうか……。


▲フィデルたちはそのままに、敵の動きだけを止めるといった仰天の能力を発揮することも!?　リリアの力によって、戦況がフィデルたちに有利に傾く局面は少なくないでしょう。


▲MPを消費して、一定時間味方の物理攻撃力や物理守備力、呪印術に影響する精神攻撃力や精神防御力といったステータスを上げてくれることもあるようで……リリアちゃんマジ有能！

World：2つの新フィールド、ダンジョンの情報も到着！

　フィデルたちが冒険のさなかに立ち寄るフィールドやダンジョンの情報も公開されました。これらの場所に、魔物や敵の軍勢が待ち構えていることは間違いなさそう。いったいどんな出来事がフィデルたちを待ち受けているのでしょうか……。

・ノースソーマ

　レスリア王国内で最も北に位置する場所で、ヴィクトルの生まれ故郷。1年のうちに雪が積もっていないのは2～3カ月しかないほどの降雪地帯です。フィデルやミキの故郷であるスタールなどの温暖な気候とは異なり、厳しい寒さから身を守るよう、住民たちは知恵を働かせて生活しているようです。


▲遠方には、同じく雪をたたえるエイヒッド山脈の峰々を望めるノースソーマ。この静謐で美しい地にも、最近では魔物が頻繁に出現する模様。


▲なお、ノースソーマの北方には“呪印正殿”と呼ばれる呪印術にまつわるダンジョンも存在します。なんだか荘厳な雰囲気で、入るのを尻込みしてしまいそう。

・西ダカーフ坑道

　レスリア王国と、その隣国であるトレクール王国をつなぐ坑道。以前はさまざまな鉱物を採掘できたため、各地から人が集まり、周辺の街もにぎわいを見せていましたが、現在は廃坑となっており、うち捨てられて久しいとのこと。坑道内は複雑な構造になっており、たくさんの魔物がはびこるダンジョンと化しているようです。


▲長い間打ち捨てられ、放置されてきた西ダカーフ坑道。その複雑な構造を把握している人間は、今やほとんどいないようです。


▲迷路のような内部には、魔物たちの姿も見えますね。うっかり迷い込んでしまうと、命を落とす危険すらありそう。