“自分の手”で魔法や超能力を操って戦う『マジシャンズデッド』発表会レポート【JAEPO2016】
『ガンスリンガーストラトス』シリーズなど、アクションゲームの開発に定評がある開発会社バイキングがパブリッシャーとしてアーケードに参入することが、幕張メッセで行われている“ジャパン アミューズメント エキスポ2016”の発表会で明らかになりました。
その第1弾として、非接触型モーションセンサーを使い、自分の手で魔法や超能力を繰り出して戦える多人数対戦アクション『マジシャンズデッド』を発表しました。
ディレクターの尾畑氏によるデモプレイの様子をリポート
発表会では、バイキングの代表取締役であり、ディレクターも務める尾畑心一朗氏によるデモプレイが行われました。キャラクターの移動やジャンプなどの基本アクションは、片手で持てるワイヤーコントローラを使用。右手を前に出して動かすことで、炎を出して攻撃したり、看板やクルマなどを持ち上げて投げつけたりできます。
▲キャラクターの移動やジャンプ、視点操作は片手で持てるワイヤーコントローラで行います。ジャンプなどで建物の壁を登って屋根の上に移動することも可能。 |
▲魔法や超能力を使いたいときは、右手をセンサーの上にかざすと画面上に照準が出現。“右手の親指を下に動かす”ことで、炎を出して攻撃することができます。 |
▲照準を看板に合わせて“右手を握る”とつかむことができます。つかんだ看板を持ち上げて盾にしたり、敵に向かって投げつけたりできます。看板のみならずクルマなど、さまざまなオブジェクトをつかむことができるようです。 |
▲左手を前に出すとバリアを張ることができます。バリアの出現位置は左手の動きに連動しているので、左手を動かせば位置や向きを変更できます。 |
▲オブジェクトがない場所で“右手を握る”とフィールドにマーキングが行え、握った手を離すとその場所が大爆発! あらかじめマーキングしておき、敵を誘い込んで攻撃するという、罠のような使い方もできるようです。 |
あきまん氏をはじめとする豪華キャラクターデザイナー陣が集結!
本作のキャラクターデザインとディレクションを手がけるのは、『ストリートファイターII』や『ガンダム Gのレコンギスタ』などで知られる“あきまん”氏と、『ベイマックス』や『キルラキル』を担当したコヤマシゲト氏。
さらに、浅井真紀氏や島崎麻里氏、ワダアルコ氏がキャラクターデザイナーとして参加していることも発表されました。主人公となるシヴァンとクラリスのプロフィールも明らかに。
ロケテストは2016年春に開催! さらに新プラットフォーム“BNAS(仮)”も発表
気になるロケテストの開催は2016年春に行われる予定。さらに新プラットフォーム“BNAS(仮)(ビーナス)”を発表しました。これはバイキングがサービスする業務用のゲームダウンロードサービスの名称で、Byking Network Arcade Systemの頭文字をとったもの。
サービスに対応しているビデオゲーム筐体に、配信されているゲームタイトルを遊ぶことができるシステムで、配信されるゲームタイトルは、すべてバイキングが開発する新タイトルとなっています。
『マジシャンズデッド』はその第1弾としてリリースされる予定で、その後も続々と新作が配信されていきます。インフラはタイトーのNESYSを利用するため、すでに導入している店舗は新たなインフラを用意することなくサービスが利用できます。稼働させるゲームタイトルはオペレーターが自由に選べる形になるようです。
(C)2016 BYKING Inc. All rights reserved.
(C)2015-2016 EXIGE GAMES Sdn.Bhd. All rights reserved.
- ▼『MagiciansDEAD(マジシャンズデッド)』
- ■メーカー:バイキング
- ■対応機種:AC
- ■ジャンル:ハンドパワー多人数対戦アクション
- ■稼働日:2016年春ロケテスト開催予定