2016年3月3日(木)
日本一ソフトウェアは、5月26日に発売するPS Vita用アクションRPG『クラシックダンジョン 戦国』の物語やキャラクター、システムなどの最新情報を公開しました。
本作では、“魔の開かず”と呼ばれる世界で、主人公(プレイヤー)が目を覚ましたところから物語が始まります。
主人公は、そこで“ゆきむら”と名乗る謎の人物と出会い、彼から、“魔の開かず”が死者の世界であることと、この世界から脱出するためには、“未練”を果たさなければならないことを教えられます。そして、“ゆきむら”に促されるまま、近くを彷徨っていた魂を解放するため、未練の手掛かりが潜むとされる“ダンジョン”へと繰り出すことに。
無事に未練の手掛かりを見つけ、ダンジョンから戻った主人公。しかし、彷徨っていた魂は解放されず、それどころか生前の姿……“武将”の姿へと戻ってしまいました。
魂が転生できない理由を探り、また、自らも転生するため、主人公は再びダンジョンへと挑みます。
本作では、未練を残した魂を解放することによって、仲間が増えていきます。
プレイヤーが“魔の開かず”にて最初に出会う武将です。プレイヤーに“魔の開かず”について説明し、未練を残した魂の解放を促します。
とある事件によって主君を失い、無念の死を遂げた武将です。他の武将とは仲よくしていくことがモットーです。
とある戦国武将の妻。“浪漫”に関連した未練を残しています。
“独眼竜のまさむね”の通り名で知られる武将です。実は“独眼竜”が何かがわからず、それが未練となっています。
ダンジョンは戦国時代の日本を模しており、魂となった武将とゆかりのある場所が登場します。
●姉川
一番最初に挑むダンジョンで、出口がある部屋にはいるためには、門番となる敵を倒して門を開けなければなりません。
●大阪城
関西随一の城が舞台のダンジョンです。敵を倒すだけではなく、迷路のように入り組んだ道もあるなど、頭を使う場面も。
●陸奥
水辺のダンジョン。最奥には、まさむねの未練と関連したボスが待ち構えています。
“魔の開かず”には、物語の拠点としてさまざまな施設が存在しており、ダンジョン攻略のための準備やキャラクターの作成などが可能です。
本作では、“戦国”をモチーフにした新システムが登場しており、上手に利用することで、これまでのシリーズになかった強化方法や効率的なキャラクター育成をすることが可能です。
●よろず屋
武器・鎧・盾などの装備やアーティファクト・石垣といった、キャラクターの強化に必要となるアイテムを売買できます。
●お寺
さまざまな人の言葉を喋るフクロウが住んでいます。フクロウたちは、キャラメイクやおえかきなど冒険に役立つ機能を提供してくれます。
●新システム:目安箱
魔の開かずの住人たちからの依頼を受けられ、依頼をこなすことで、ガネや名声、レアアイテムが入手できます。
●新システム:鍛冶屋
武器を鍛えなおすことで、新たに“称号”を付けることができます。“称号”が付いていると、装備品本来のステータスに、“ATK+20”や“家臣HP+10”のような効果が追加されます。
●新システム:築城
“魔の開かず”の一番奥には“お城”があり、“よろず屋”で購入できる石垣を使用して、“築城”を行うことができます。築城ではお城に石垣をはめ込み、大将(操作キャラクター)の能力を強化することが可能です。
また、増築することでお城を大きくできます。お城が大きくなると、より多くの石垣をはめ込むことができるようになります。
魔装陣とは、“大将”が“家臣”のサポートを受けてパワーアップするシステムです。ダンジョンでの戦闘の際、“家臣”たちは“大将”を守る盾となり、ダメージを代わりに受けます。
●アーティファクト
魔装陣で配置した“家臣”たちは、隣接したアイテム用マスにアーティファクトと置くことができます。“家臣”たちは秘めたる能力“真名(マナ)”を注入し、アーティファクトを起動します。
アーティファクトには、ステータスの上昇やまほう・わざ使用時の消費SP減少、レベルアップの際のステータアップなど、便利な効果を持つものが多数あります。魔装陣の陣形によって、配置できるアーティファクトの種類が異なるとのこと。
▲アイテム用マスは道のように連なっており、アーティファクトを隣接させないと効果が発揮されないので注意が必要です。 |
▲アーティファクトにも“称号”があり、本来の効果に加えて特別な効果を得ることも可能です。 |
●かくせい
一部の魔装陣には“覚醒マス”が配置されており、ダンジョン内で“覚醒”というわざを使うことで起動できます。起動すると表示されている“真名(マナ)”が追加され、その先に繋がったアーティファクトを起動させることができます。
覚醒時は、通常よりも多くのアーティストの効果を得られるため、ステータスなどが大幅アップします。わざの“覚醒”は一定時間効果が続くので、ここぞという機会で秘めたる力を解放しましょう。
●きんじゅ
アクションコマンド“まほう”を強化できるアーティファクトの中には、“きんじゅ”という称号がついているものがあります。この称号が付いているアーティファクトを使用すると、まほうが“禁呪扱い”となり、威力が上昇します。
しかし、“禁呪扱い”となったまほうは、発動する際にまれに“暴走”してしまい、敵味方関係なくダメージを与えてしまうことも……。
物語で仲間になる武将の他にも、さまざまな武将の魂が“魔の開かず”を彷徨っています。それらの武将の魂は、物語で挑むダンジョンとは別にある“EXダンジョン”に挑戦することで、魂を解放して仲間にできます。
仲間にできる武将の数は50人となっています。EXダンジョンを攻略し、まだ見ぬ武将たちを仲間にしましょう。
徳川四天王の一人です。いえやすへの忠誠心が高く、時として暴走してしまうこともあります。
巌流島での戦いで有名な剣豪です。わざと遅刻することで、相手を油断させ打ちとったとされています。
茶聖と称されるほどの茶人で、わび茶と呼ばれる様式を完成させました。
武士の見本と評される優れた人格者です。関ヶ原の戦いで敗北したにもかかわらず、旧領地に復帰した唯一の武将です。
ひでよしの子飼いの武将です。武闘派ですが築城の名手でもありました。
(C)2016 Nippon Ichi Software, Inc.
データ