【第二部第2章“激突 ～北方からの侵略者～”ストーリー】

　長年にわたり、オルタンシア王国と戦いを繰り広げていた北方諸国だったが、オルタンシア国内で発生していた動乱の間、鳴りを潜めていた。

　動乱が集結から間を置かずして、北方諸国たちがついに動き出す……。

［属性：斬］

　正義の味方を目指して、日々剣の腕を磨いている熱い男。自称、男嫌いの女好き。しかし女性に対する免疫がないため、実際に目の前にすると、照れてしまってちゃんと話せない。

　そんな性格のため、悪い女に利用されてしまうことも多いが、本人は「人助けができた」とまったく懲りた様子がない。

［属性：突］

　名門軍人家系で育った、騎士になりたての少女。6人の兄たちのような立派な騎士となることが目標。

　真面目な性格のため、騎士道精神をそのまま信じている。そんな生き方が王子様感を演出しているが、実はかわいいもの好き。しかし本人はこれを「騎士らしくない」と隠している。

［属性：打］

　一本気な熱血漢。背はまだ低いが、その志は誰よりも高い。地元では有名なガキ大将だったが、ある日手に入れたハンマーの完成度に感動し、作者である名匠レナードに強引に弟子入りする。

　その後、師匠の技と魂を受け継ぎ、現在では戦う鍛冶屋としてその名をとどろかせている。

［属性：遠］

　いつも飄々とした笑みを浮かべ、余裕な態度を崩さない少年。王都から遠く離れた村の孤児院に身を寄せている。

　時折見せる年不相応なまでに深い悲しみを感じさせる表情は、それを目にした者に別人であると錯覚させるほどの雰囲気を持つ。ごく幼いころ、ある組織に拉致され育成されたという話だが……。