2016年3月3日(木)
PS4版『PSO2』のクローズドベータテストでわかった鮮明かつ美麗なグラフィックをフォトレポート
セガゲームスがサービス中のオンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』。4月20日に正式サービスが開始されるPS4版の正式サービスに先駆けて行われた“クローズドベータテスト”の感想を、『電撃PlayStation』の『PSO2』担当ライター・ユート(キャラ名はユウヒ)がお届けします。
PS4版から導入される最高品質設定のグラフィックがとにかくすごい!
今回の最大の注目ポイントは、PS4版から導入される最高品質の画質設定“設定6”。これまでに開発段階のものや“東京ゲームショウ2015”の試遊プレイで目にしましたが、その時は綺麗なんですが色味が強いところもあり、場面によっては「少し目が疲れるかもな」と感じたところもありました。
今回プレイしてみて、その時に感じていた不満はまったくなく、とにかくリッチで見応えあるグラフィックに進化していました。率直に「ついにここまできたか!」と驚きましたね。
▲キャラクタークリエイト画面。服の質感に注目です。 |
PC版をプレイしている人は写真を見ればわかると思いますが、キャラクターモデル自体に大きな変化はありません。ですが、色の表現とライティングの向上によって全体が鮮明になり、質感をこれまで以上に感じられる仕上がりになっています。
ロビーやクエストで訪れるフィールドも同様に、デザイン自体に変化がないにも関わらず、まるで似て非なる場所にいるような印象を受けるほど見映えする景観へと進化! オブジェクトの1つ1つが際立っており、これまで気にしてなかったような部分にまで目が行ってしまうことうけあいです。
というわけで、ゲーム中の模様を撮影したので少しですがその様子をお届けします。
▲“カジノエリア”でPS4版とPC版を並べてみました。左がPS4版で、右がPC版です。 |
▲ロビーからつながるエリアの“艦橋”。 |
▲“森林”。新緑と草花が世界に誘います。また、水面の表現がこれまでと比べてかなり変化しているのがわかるかと。 |
▲“火山”。独特の景観に加え、壁に埋まった骨や鉱石にも注目。 |
▲“白ノ領域”。旧和風の建物と鮮やかな桜がプレイヤーを魅了! |
▲“東京”。街並みがよりくっきりと。ライトアップされた建物も、都会でありながら幻想的な感覚を味合わせてくれます。 |
▲“アークスシップ残骸”。赤と白のコントラストがポイント。 |
▲“マザーシップ内部”。背景にある建造物の質感や、フィールドを彩る演出も強化。 |
細かい部分ではありますが、装備品のフォトン部分やキャラの瞳の発光具合、エフェクトの表現などもパワーアップ。美しいのひとことに尽きる感動を与えてくれました。
▲ゲーム内イベントの“クーナライブ”での1枚。ライブ演出の美しさに魅入ってしまいます。発光しているリア/リュクスノービス(羽型の装備品)もすごくきれい! |
▲もちろん敵が繰り出す攻撃の演出も進化。氷のきらめきがこれまで以上の堅さと美しさを感じさせてくれます。 |
PS4のコントローラを用いた操作感も文句なし
操作はPC版でゲームパッドを使用する際とほぼ同じ。タッチパッドの左半分を押すとショートカットメニュー、右半分を押すとショートカットワードが表示されるといった、PS4のコントローラならではの操作もあります。
自分はPC版をプレイする際はゲームパッドを使っていますが、違和感なくすんなりと入れました。PS Vita版のみプレイしていた人はサブパレットの扱いにさえ慣れれば、今まで以上に快適にプレイできると思います。
もちろんマウスやキーボードにも対応しているので、PC版でこれらを使って操作していた人もご安心を。
以下は正式サービス開始時に変更される可能性もありますが、細かい仕様について少し。
SEGA IDの認証とワンタイムパスワードの入力は初回のみでOK。PS Vita版と同様の形式ですね。
また、メニューのオプションでは画面全体の明るさを調整する項目が新たに追加。スクリーンショット撮影時のウィンドウ表示ON、OFF設定は今回はありませんでした。正式サービス時に搭載されるんでしょうか?
ゲーム内の有料サービスに使用する“AC”の購入は、PlayStation Storeから行う形になるようです。
正式サービス開始後は基本無料で誰でもプレイ可能なので、現役のプレイヤーはもちろん、『PSO2』を遊んだことをない人にも断然オススメ。PS4をまだ持っていない人にも、「購入のきっかけとしてどうですか?」と自信を持ってオススメできるタイトルです。
グラフィック面でもさらなる次元に進化を遂げた『PSO2』をぜひ体験してみてください!
(C)SEGA
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