N高等学校の遠足は『DQX』。スマホ・PCの授業では記述回答の生添削やコメントの導入などを実施

文：あべくん

　3月22日に実施された、2016年4月開校予定のN高等学校に関する発表会“「N高等学校」スクールライフに関する発表会 ～ネットで友達はつくれる、ネットで勉強もできる～”の内容をお届けします。

　大学進学授業カリキュラム・プログラミング授業カリキュラムの内容が発表されました。

●動画：“N高等学校”課外授業 大学進学コース紹介

　授業はスマホ・PCで受けられるとのことです。上半分にテキスト、下半分に映像が流れます。また、授業の3つの特徴が紹介されました。

【1】コメントを実際の授業に導入。生徒の疑問などに対し、講師はリアルタイムで回答できます。

【2】アンケート・クイズ機能では、問題などに対してクイズに答えるような形で回答できます。これにより生徒がアクティブに授業にかかわれるように。

【3】挙手＆生添削といった機能も存在。記述式の問題もカメラで撮影して送信することで、その回答に対し講師が生で添削を行います。リアルの授業よりも時間のロスが少ないとのことです。

　教材なども、スマホでの閲覧に最適化された形で提供されるとのことです。

　“ネットで友達は作れるの？”というテーマについても説明が行われました。部活や遠足はネットに即したものが用意されているとのことです。

▲生徒間のコミュニケーションには“slack”、“GitHub”が用いられるとのこと。

　将棋や囲碁などの部活では、現役のプロ棋士などが特別顧問として指導にあたります。

▲ネットサッカー部では『ウイニングイレブン』を使用！

　ネット遠足では『ドラゴンクエストX オンライン』が使用されるとのことです。

▲N高校の制服がゲーム中に登場します。

　アドバイザリーボードの設置についても説明されました。こちらでは、N高校に対して専門家が研究結果・アドバイスなどのフィードバックを行うことで、N高校での活動がより豊かなものになるとのこと。

●就任予定ボードメンバーの紹介（五十音順、敬称略）

・上野 千鶴子（社会学者／立命館大学 特別招聘教授）

・宇野 常寛（評論家／『PLANETS』編集長）

・斎藤 環（精神科医／筑波大学 医学医療系 社会精神保健学 教授）

・鈴木 翔（秋田大学 大学院工学資源学研究科 助教）

・中室 牧子（教育経済学者／慶應義塾大学総合政策学部 准教授）

・古市 憲寿（社会学者）

　4月6日にはN高等学校のネット入学式が行われます。

※画像は放送をキャプチャしたものです。
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