2016年3月25日(金)
ニコニコ超会議2016で中村獅童、初音ミク共演の新作歌舞伎初上演。『おそ松さん』のあの釣り堀も設置
ドワンゴは、4月29日、30日に幕張メッセで開催する『niconico』の超巨大イベント“ニコニコ超会議2016”の新企画や最新のブース情報を発表しました。
伝統芸能・歌舞伎とユーザー文化がコラボ。新作歌舞伎を史上初のインターネット生放送
400年以上の歴史を持つ日本の伝統芸能・歌舞伎を、ニコニコ超会議2016で初上演することが決定しました。
上演演目は、ボーカロイド楽曲『千本桜』と、歌舞伎の代表的な演目のひとつである『義経千本桜』がコラボし、新たに超会議のために創作される新作歌舞伎『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』です。
舞台では、歌舞伎俳優の中村獅童さんと、バーチャル・シンガーの初音ミクが共演(初音ミクはCG投影)。中村獅童さん演じる佐藤忠信と、初音ミク演じる美玖姫が出会い、桜の木の下に織りなす物語を紡ぎます。
公演は、ニコニコ超会議の開催期間中、2日間にわたり計5回上演されます。
本公演では、NTTが開発したイマーシブテレプレゼンス技術“kirari!”を使用することで、出演者が異なる場所から演じたり、CGによるキャラクターがよりリアルに目の前にいるかのような音響演出を実現。従来とは全く異なる演出で行う歌舞伎の舞台を楽しめます。
なお、本公演はすべてニコニコ生放送での生中継も実施。歌舞伎の新作舞台がインターネットで生放送されるのは、史上初の取り組みになります。
●あらすじ
大正百年の帝都桜京で、神憑特殊桜小隊の隊員として活躍する初音未來と桜小隊隊長の青音海斗。
未來は美玖姫として、海斗は佐藤忠信として生きた時代があり、千本桜を守り抜くために、桜の花を奪っていった邪悪な青龍に立ち向かい……。
“千本桜”をキーワードに“今”と“昔”をつなげる物語。
●“超歌舞伎 Supported by NTT”開催概要(人物は敬称略)
【演目名】
今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)
【出演者】
中村獅童、初音ミク、他
【脚本】
松岡亮
【演出・振り付け】
藤間勘十郎
【原作】
・小説『千本桜』シリーズ(原作:黒うさP/WhiteFlame、著・イラスト 一斗まる、発行:株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス)
・歌舞伎『義経千本桜』(作:竹田出雲、三好松洛、並木千柳)
【観覧】
無料 ※ニコニコ超会議の入場料のみ。
【日程】
・4月29日12時の部、14時の部、16時の部
・4月30日13時の部、15時の部(2日間計5回上演)
【場所】
幕張メッセ イベントホール
【主催】
ニコニコ超会議実行委員会
【製作】
松竹株式会社/株式会社ドワンゴ
【製作協力】
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
【超特別協賛/技術協力】
NTT
“超アニメエリア”あのアニメキャラになりきって楽しめる体験型ブース
“超アニメエリア”では、さまざまなアニメの世界観をブースに再現し、名シーンや名台詞にちなんだ体験型企画を楽しめます。
今回は『おそ松さん』『監獄学園(プリズンスクール)』『アイドルマスター』『だがしかし』『僕のヒーローアカデミア』『逆境無頼カイジ』など、アニメ6作品を題材にしたブースを展開します。
●『おそ松さん』
作中でキャラクターが訪れた“あの釣り堀”が超会議に登場。釣り糸の先についた揺れる封筒をキャッチする企画を体験できます。
見事キャッチすることができたら、封筒の中に入っている超会議限定オリジナルノベルティをプレゼント。
●『監獄学園(プリズンスクール)』
多くの障害物が待ち受ける排水溝を匍匐前進で進む、八光学園からの脱出をイメージした体験ができます。脱出の途中はクランクなど、多くの障害物が参加者を待ち受けます。
●『アイドルマスター』
ステージイベント“超アイドルマスターJAPAN”を体験できます。ステージイベントには『アイドルマスター プラチナスターズ』『アイドルマスター シンデレラガールズ』、『アイドルマスター ミリオンライブ!』『アイドルマスター SideM』と、『アイドルマスター』全シリーズがそろい踏みします。
●『だがしかし』
巨大駄菓子に抱きつき、落ちないように耐える企画を体験できます。落ちずに耐え切り駄菓子愛を見せる事ができると、自身がクレーンとなる人間クレーンゲームに参加でき、景品の駄菓子取り放題に挑戦できます。
●『僕のヒーローアカデミア』
雄英高校入学を目指す共同訓練として、チーム対抗でピースを積み上げ高さを競う体験ができます。待機列からくる邪魔に耐え、勝利したチームには超会議限定オリジナルノベルティをプレゼント。
●『逆境無頼カイジ』
原作の競技・人間競馬をモチーフとした、設置された鉄骨を渡る体験ができます。体験中には「ざわっ」と書かれたクッションが待機列から飛んで来て参加者の生還を妨げます。渡りきる事ができると超会議限定オリジナルノベルティをもらえます。
“超まるなげひろばSupported by 大和証券”あの鐘を鳴らして上場体験できる
企画・準備・運営すべてをユーザーに丸投げし、ユーザーが考えた企画で楽しめるエリア“まるなげひろば”では、大和証券がブースに協賛。
ひろば内に設置された大和超券ブースで、大和超券マンと一緒に作品を紹介し、上場審査を行います。見事上場できれば、東京証券取引所が制作協力した“あの鐘”を鳴らすことができます。
あの鐘は出展者以外も鳴らすことができ、打鐘記念バッチをもらえます。
“自衛隊ブース”民間初展示、最高時速100kmの機動戦闘車が来場
自衛隊は、今年も陸・海・空がそろい踏み。陸上自衛隊からは、2016年4月正式配備後、民間初展示となる最高時速100kmの機動戦闘車が幕張メッセに持ち込まれます。
航空自衛隊からは、基地内でしか見ることのできない貴重で高価な現役戦闘機・F-15J/DJのジェットエンジンを展示。海上自衛隊からは、輸送艦・おおすみとエアクッション艇・LCACの模擬演習バーチャル体験ができます。
“超VRアトラクションズ”幕張メッセ上空149.9mからスカイダイビングの疑似体験
“超VRアトラクションズ”では、ニコニコ運営・ユーザー・企業が制作するさまざまなVR(バーチャルリアリティ)アトラクションを設置。
ニコニコ運営が制作する『VR DIVE』は、幕張メッセ上空149.9mからスカイダイビングの疑似体験ができるアトラクションです。
ユーザー制作のアトラクションが集まる“インディーズエリア”では、まるで格闘ゲームのように3人対3人で魔法の撃ち合いができるAR(拡張現実)バトルや参加者4人がお互いの視界を交換して行う鬼ごっこなどを楽しめます。
“メーカーズエリア”では、企業の制作する本格的なVRコンテンツが用意されます。
“特撮体験スタジオ”帰ってきた特撮博物館、シン・ゴジラのひな形展示も
庵野秀明さんが館長を務め、映画・TVで活躍したミニチュアやデザイン画などを展示した“特撮博物館”が、2015年6月の全巡回展終了から約1年の時を経て帰ってきます。
会場に設置された“ミニチュアステージ”では、実際の撮影で使用されたミニチュアセットを公開。セットの中では記念撮影が可能です。
ミニチュアの中にある小さな部屋の窓から外を見るとみんなが巨人に見えるセットや、ウルトラマンになりきることができるセットなど“特撮撮影スポット”では迫力の撮影体験をすることができます。
さらに、7月29日公開の映画『シン・ゴジラ』に登場するゴジラのひな形を世界で初めて展示。新たなゴジラ製作の第一歩であり、庵野秀明総監督のコンセプトがすべて詰まった、細部までこだわり抜いたひな形をお見逃しなく。
“超ゲームエリア”『ポケモン』に『ドラゴンクエスト』、人気ゲーム実況者のステージイベントも
超ゲームエリアでは、ニコニコで活躍するゲーム実況者のステージや“『ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT』ニコニコ超選手権”、『ポケモン』最強のゲーム実況者を決める“『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』ゲーム実況者最強決定戦”などを実施。
巨大コントローラー2台を使って遊ぶ“巨大コントローラーブース”、『ドラゴンクエスト』の公式ニコニコ生放送が出張する“『ドラゴンクエスト』ブース”など、さまざまなゲームに関する企画を行います。
“『スプラトゥーン』ガチ盆まつり”イカス号が登場、当日参加企画を2つご用意
“『Splatoon』ガチ盆まつり”では、当日参加できる企画を2つ用意。“ガチ盆マッチ”には、当日抽選で個人参加ができます。イカス号に乗って出場し、『スプラトゥーン』好きのゲーム実況者・踊り手・歌い手などとともに楽しむことが可能です。
“ガチ盆踊り”は、当日誰でも自由に参加できる盆踊り大会です。また『スプラトゥーン』のキャラクターのシオカラーズが、今年1月に行われた闘会議2016に引き続き、超会議2016の超音楽祭ステージに出演することが決定しました。
“超ミジンコ”ミジンコお見合いの立会人に
東北大学大学院生命科学研究科・占部城太郎教授の協力を受け、ミジンコの3回目のお見合い企画を行います。来場者はビーカーで泳いでいるミジンコの(メス)をピペットで捕獲。
捕獲されたミジンコ(オス)の写真を比較して、視聴者アンケートで選ばれた一番可愛いミジンコ(メス)をミジンコ(オス)のお見合い相手とします。
“超フードコート”人気動画のメニューを再現する他、ドワンゴエンジニアによるオープンソースやきそばも
“超フードコート”では、当日限定のさまざまなメニューが販売されます。
▲超マンガ肉 |
“差し入れ大鍋カレー”は、巨大鍋にネット上から指定された具材がどんどん追加されていくカレーで、ネット視聴者が参加してカレーを作り上げます。
ネットの話題を元に作る数量限定メニューとしては、開けてびっくりの恐ろしくもおいしい“ホラー弁当”、動画で人気を集めたエリンギパスタを豪華にアレンジした“松茸パスタ”、味も大きさもパワーアップして帰ってきた人気メニュー“超マンガ肉”を販売。
その他、“超コラボメニュー”としてちまたで話題の人気メニューとコラボレーションしたスペシャルメニューやドワンゴエンジニアが独自に開発したソースを使った“オープンソースやきそば”、N高生が用意する“文化祭メニュー”も販売します。
また、超フードコート以外でも、お手軽に軽食を購入できる“出張軽食スタンド”も展開します。
▲ホラー弁当 |
▲松茸パスタ |
▲オープンソースやきそば |
なお、各ブースの追加出演者や実施ステージ、追加協賛社などの情報は公式サイトにて掲載・随時追加されていく予定とのことです。
ニコニコファンなら見逃せない一大イベント“ニコニコ超会議2016”。4月29日、30日は幕張にGO!
●“ニコニコ超会議2016”開催概要
【主催】niconico
【会場】幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール
【開催期間】4月29日(金・祝)、4月30日(土)
【入場券】
・一般入場券……前売券1,500円、当日券2,000円、2日通し券2,500円
・優先入場券……1日指定券1,600円、2日通し券2,700円
・団体入場券……1日指定券1,500円
(C) DWANGO Co., Ltd.
(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
(C)平本アキラ・講談社/八光学園裏生徒会
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)2016 コトヤマ・小学館/シカダ駄菓子
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS
(C)福本伸行/講談社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ