2016年3月29日(火)
レベルファイブ×コーエーテクモゲームスがタッグを組んだ『妖怪三国志』完成発表会をレポート
レベルファイブとコーエーテクモゲームスが4月2日に発売する3DS用ソフト『妖怪三国志』の完成発表会が3月28日に開催されました。
本作は、コーエーテクモゲームスの人気タイトル『三國志』と、レベルファイブの『妖怪ウォッチ』のコラボレーションタイトル。ジバニャンをはじめとするおなじみの妖怪たちが、“武将妖怪”として登場します。
シリーズ初のシミュレーションゲームでありながら、テンポのいい操作感となっており、これまでの『妖怪ウォッチ』とは少し異なったバトルシステムが楽しめるとのことです。
発表会にはエグゼクティブプロデューサーの日野晃博さん、ゼネラルプロデューサーのシブサワ・コウさん、鯉沼久史さんが登壇。ゲストとして博多大吉さんとキング・クリームソーダの皆さんが登場しました。
オープニングはジバニャン・コマさん、USAピョンの着ぐるみショーからスタート。3体が不思議な本“妖怪三国志”に吸い込まれると、本作のOPムービーが流れ、発表会が開会となりました。
始めに行われたコンセプトトークセッションでは、シブサワ・コウさんと日野晃博さんが登壇し、本作の制作秘話などが語られました。日野さんはゲームクリエイターとして名高いシブサワさんに憧れを抱いていたそうで、今回『妖怪三国志』を一緒に制作できたことについて、光栄に思っているとのこと。
またシブサワさんも、さまざまなメディアミックスを成功させてきた日野さんに尊敬を抱いており、本作はシブサワさんのほうから企画を持ちかけたと明かしました。
▲シブサワ・コウさん(左)、日野晃博さん(右)。 |
日野さんにとっての『三国志』、シブサワさんにとっての『妖怪ウォッチ』とはどのようなものなのか、という質問も。日野さんは『三国志』などのゲームを通して歴史を学んだことから、たくさんのことを学べる歴史の教科書だと感じているようでした。
一方のシブサワさんは、上述したように日野さんのメディアミックスの完成度の高さを尊敬しており、『妖怪ウォッチ』についても子どもを中心に巻き起こった大ブームも受け、いつか一緒に作品を手がけたいと考えていたとのこと。
また、シミュレーションゲームである『三国志』をベースに子ども向け作品に仕上げていく過程で、完成間近にちゃぶ台返しのような形で、日野さんからアイディアや意見が飛び出すことがあったそうです。開発スタッフには『妖怪ウォッチ』の大ファンが集まっており、素晴らしい作品になるよう徹底的に作りこんだとのこと。
▲どの妖怪をどの武将にするのかもとても悩んだそうです。 |
ちなみに本作のTV-CMは、『三国志』らしさに『妖怪ウォッチ』のよさ(ギャグ要素など)を織り交ぜた映像となっています。シブサワさんのお気に入りは“フユニャン曹操 赤壁の大敗篇”だそうです。
■動画:『妖怪三国志』フユニャン曹操 赤壁の大敗篇
続いて登壇した鯉沼久史さんが本作のプレゼンテーションを行うと、ゲストの博多大吉さんが本日のために用意された特製体験版で魅力をアピール。博多大吉さんは初心者でもサクサク遊べる親切設計の本作に大満足のようでした。
ゲームの内容が気になる人は、電撃オンラインに掲載しているレビューもチェックしてみてください。
▲博多大吉さん(左)、鯉沼久史さん(右)。 |
最後はキング・クリームソーダによるライブが行われ、発表会は閉会となりました。
※画像はすべて開発中のものです。
(C)LEVEL-5 Inc./コーエーテクモゲームス
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