2016年4月11日(月)
貴女の日常を終わらせるCD『-陰陽師幻夜録- 我が掌で眠れ Vol.5 甲斐』KENNさん収録後コメント
人ならざるものと対峙する故か、人としてどこか歪みを抱えた現代の陰陽師たちとの恋を描くCD『-陰陽師幻夜録- 我が掌で眠れ』。第5弾で努力家の呪術家・甲斐を演じるKENNさんの収録後コメントが到着!
――担当されたキャラクターの第一印象はいかがでしたか?
キャラクターの絵を最初に見た時は、自信があって勝気な性格なのかなと感じました。メガネを手に持っているので、かけている姿も見てみたいと思いました。台本を読み進めていくうちに、第一印象と全然違う印象になりましたね。
――実際に演じられたご感想はいかがですか?
甲斐は、志、向上心は高いのに実力がついていかない悔しい思いを常に抱いていて、でもそれを周りに悟られないよう生活しています。劣等感がかなり強いです。でもそのネガティブな気持ちを逆に力に変えて様々な問題に立ち向かいます。ポジティブだけが力を生み出すわけではないんだなと、今回甲斐を演じて改めて感じました。プロセスはどうあれ、前に進むって大事な事ですね。
――演じる際に気をつけた部分などありますか?
今回ダミーヘッドマイクを使わせて頂いたので、向き、距離感を意識して取り組みました。あとは呼吸でしょうか。今どこにいて、どういう風に話しているか想像しながら演じるのが楽しいです。この部屋って、6畳? それとも10畳? しゃがんでる? 立ってる? 持ってる荷物は何キロ? とか。そこまで音的な違いは出ないかもしれないけれど、それを感じながら言葉を口にするのって大切かなと思います。
――各キャラクターには得意とする術がありますが、ご自身の「これだけは誰にも負けない!」というものはありますか?
耳の良さ! でも寝る時、小さな音もかなり感じてしまうのでちょっと困ります(笑)。
――また、実際に使ってみたい術や技などありますか?
きっと男の人は一度は思って事があるであろう、宙に浮く術や、手首同士をくっつけ、両手を前に開いて放つ光でしょうか。何回もトライしましたね。出なかったね。
――発売を楽しみにしている読者にメッセージをお願いします。
我が掌で眠れ、甲斐役をやらせて頂きました。怖くて、ちょっぴり聞きたくない気持ちもありますが(笑)。SEや環境音、BGMがついた製品版を聞くのが、今から楽しみです。このタイトルならではの雰囲気を楽しんで頂けたら幸いです。今後とも「我が掌で眠れ」をよろしくお願い致します。
(C)2015 Rejet
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