『僕のヒーローアカデミア』OP映像のテーマは出久とオールマイトの関係性が軸。第3話先行画像もお届け

文：たけのこ

　毎週日曜17：00MBS/TBS系全国28局ネットで放送中のTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』より、OP映像のWEB配信が開始されました。

　『僕のヒーローアカデミア』は、堀越耕平さんが描くアクションコミックが原作のアニメ。

　かつて誰もが空想し憧れた“ヒーロー”。それが現実となった世界で、少年・緑谷出久（通称：デク）が、友、師匠、ライバル、そして敵（ヴィラン）……人物、多くの試練と向き合いながら、最高のヒーローになるべく成長していく物語が描かれます。

　OP映像は、公式サイトおよびTOHO animationのYoutube公式チャンネルで公開されています。公開にあわせて、OP映像の絵コンテを手掛けた長崎健司監督へのインタビューが行われました。

OP映像のテーマを教えてください

　アニメ本編同様、OP映像もまずは出久とオールマイトの師弟関係、2人の関係性を出したいと思いました。そこを軸にして、他の要素も加えていこうと。

オープニングテーマの『THE DAY』についてはどんな印象を持ちましたか？

　楽曲の歌詞やメロディに合わせて構成を組んでいくわけですが、『THE DAY』を聴いて、ポルノグラフィティのお2人がすごく『僕のヒーローアカデミア』の原作を読み込んで考え抜いたうえで、作品の世界観というか、そういったものを歌詞も含めて表現してくれたのが感じ取れたんです。

　前半では、出久の境遇とかそういうちょっとつらいところも感じさせつつ、そこから前向きに向かっていく、励ましてくれる。出久が成長していくイメージがある楽曲だと思いました。

前半から中盤にかけて出久のドラマが描かれている気がします

　そうですね。例えば、中盤の出久と爆豪のシーンは、出久のオールマイトとの関係の一方、出久と爆豪の関係というのも物語の大事な部分なので、ピックアップしたいと思いました。2人の対決は今後の大事な見どころのひとつでもあるので。

サビからはアクションが目まぐるしく展開しますね

　この作品は、ヒーローアクションモノという面と、ヒーローを目指す少年少女たちの成長物語という面がある。

　その二面性を表現しようと、サビではまずオールマイトと相澤という、ヒーローであり先生でもある、生徒たちを引っ張る2人のアクションで始めて、生徒たちはバトルに“駆けつける”イメージで、表情や動きを前向きな形で描きました。

OP映像の中で、こだわりというか、気にかけたシーンはありますか？

　サビの最後、出久のパンチと、オールマイトのパンチが重なるところですね。これは楽曲を聴く前から入れたいって考えていました。“出久とオールマイト”という2人をテーマに描くうえで、根幹というか、そういうものだと思います。

今後に向けてのメッセージ

　アニメ本編は第2話までが放送され、出久とオールマイトの出会いと、出久の内に秘められたヒーローの資質をオールマイトが見出すまでが描かれました。4月17日17時には第3話が放送となります。

　オールマイトの「君はヒーローになれる。」という背中を押してくれる言葉に胸を突かれた出久が、いよいよヒーローになるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校に入学するために、力強く前進していきます。そして、“無個性”の出久に対し、オールマイトからある提案が……。

　さらに新キャラクターたちもいよいよ初登場となり、物語が加速していきます。そんな第3話に向けて、そして今後の展開に向けて、長崎監督からのメッセージが届いています。

第3話先行カット

(C)堀越耕平／集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS

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