『LoVRe:3』全国大会優勝者“飛鳥☆”のVer.3.408考察記事&今バージョンおすすめデッキも紹介
はじめまして!『LoVRe:3』ランカーの飛鳥☆です。
このたび、こちらの“電撃アーケードWeb”で記事を書かせていただくことになりました。『LoVRe:3』は毎月バージョンアップが行われ、それにともない環境もどんどん変化していきますので、Web版だからこそできるタイムリーな記事をお届けしていけたらなと。
また、攻略だけでなく動画の紹介など、さまざまなことをやっていこうと思っておりますのでよろしくお願いします!
では、さっそく第1回目となる今回は、3月31日のバージョンアップ後の現環境について書いていきたいと思います。(修正内容はこちらの記事を参照ください。)
まず、今回の修正の目玉としてあげられるのが、環境トップであった“アルビダ”と“韋駄天”、“増長天”の下方修正です。どちらも使いやすく強かったため、下方修正は妥当と言えるでしょう。
▲ATKが170から160へ減少。タワー戦の強さは変わらずだが、後半は火力不足気味に。 |
▲“韋駄天”の速度、“増長天”の経過時間によるエヴォルカットが下方修正。ただ、使用感はほとんど変わらないので、使用者が減ったのは環境の変化によるものだろう。 |
この下方修正により、環境は大きく変化しました。前バージョンでは“韋駄天”や“ペルセポネ”などの20コストの荒らしからスタートして、50コストへとつなぐデッキや、“アルビダ”や“ミリア=レイジ”、“村正”のように40コストや50コストから始動するデッキが多かったのですが、今バージョンは30コストから始動するデッキが非常に増えました。
これは、もともと高い性能を持っていた魔種の“真紅”、海種の“白金錬金術師 プラチナ”・人獣の“サンチョ”などが、先に紹介した使い魔たちの下方修正により使いやすい環境になったためです。また、上方修正された神族の“クピド”や“ポポイ”、不死の“ライヒハート”も使いやすくなり、採用されるようになりました。
▲シューター攻撃が強く、それに加えて固定値も20与えるというのだから文句なしの性能。 |
▲通常攻撃にアタッカーとマジシャンの両方の効果を持つという強みに加え、単純にATKが160と高い。 |
▲このカードの真価はその圧倒的なスペック。30コスト帯では間違いなくトップクラスの数値だ。 |
▲上方修正により復権した使い魔。注目すべきは速度アップで、撤退時のみでなく防衛からの追撃時にも輝く。 |
▲修正により、スペックがさらにDEF寄りに。着々と固定値による防衛用のカードとしてのスペックになっていっている。 |
▲こちらも固定値防衛マン。アビリティによる固定値はなんと80!! |
新たに台頭してきたこれら30コストの使い魔には、共通した1つの特徴があります。それは、ある程度のジョブ相性やコスト差を無視したうえでの十分なタワー防衛力を持っていることです。各種族にそういった30コストがいるため、種族単のデッキを比較的無理なく組むことができます。
高コスト使い魔は以前のバージョンから環境トップであったにもかかわらず、修正をまぬがれた“真紅の死神 ラグナ”、“共工”、“エリザベス”に加え、上方修正により使いやすくなった“クトゥルフ”、“ワグナス”、“グラディボロトル”など、各種族にトップを張ることのできる使い魔がいます。さらに、今回のバージョンアップで新たに実装された種族単ボーナスの恩恵も、種族単でデッキを組むうえで追い風となるでしょう。
以上の要素から、現状は各種族のパワーバランスはとれているのではないかなと考えています。
ちなみに、今回のバージョンアップでは下方修正されたカードは少ししかなく、9割がたが上方修正でした。これにより、カードパワーは全体的にインフレ化の傾向にあります。ですが、僕個人の意見としてはかなりいいバージョンなのかなと思っています。
というのも、前のバージョンの“アルビダ”、“韋駄天”、“増長天”ばかりの状態よりは多くのデッキを見かけるようになりましたし、さらにはそれぞれのカードが高いレベルで拮抗しているためです。“真紅の死神 ラグナ”は頭1つ抜けていますが(笑)。
今バージョンの環境は30コストがメインになるといえます。そこで、今回の記事で取り上げた30コストの使い魔を軸にしたデッキを2つ紹介したいと思います。
▲ディフェンダー主。初手の99%が“白金錬金術師 プラチナ”となるため、デッキの難易度自体は高め。海種デッキを使い慣れている人にオススメ。 |
“オオモノヌシ”“アルビダ”デッキに替わる、海種の新たなテンプレデッキです。自衛、カウンターともに万能な“白金錬金術師 プラチナ”の性能を生かし“共工”の覚醒までつなぎましょう。“共工”は覚醒してしまえばタワーを自衛できるスペックとなるので、そこまでいかにもっていくかが重要となります。部隊完成後は“アプカルル”とトライブサポート武器の主人公も超覚醒してスペックをさらに強化するのが強力です。
▲ディフェンダー主。召喚したツクヨミがアーツを使うことで、対アタッカーのタワー荒らし対策になる。 |
“真紅”は攻撃に固定値を20持っているため、ダメージのとおりにくい相手にも細かく攻撃を当て続けることでHPを削ることができます。また、自身がタワーから離れるときには必ずディフェンダー主人公とともに動かし、スマッシュを入れることで敵アタッカーから逃げやすくなります。部隊超覚醒後も“ツクヨミ”、“真紅の死神 ラグナ”のアーツにマナが必要なので根元の使い魔はマナをため続けるなどしてマナを常に確保しておくようにしましょう。
どちらのデッキも30コストの使い魔への依存率が高く、タワー戦においては30コストの使い魔で防衛ができるか否かにかかっています。そういう意味では30コストの使い魔を軸にしたデッキは少しハードルが高いのですが、使いこなすことができれば攻守に万能な使い魔たちであるのも間違いありません。
ということで、今回は以上となります。次回は、4月22日の『LoVTube Re:3』で発表されるであろう次バージョンの修正内容に触れたいと思っています。ではまた次回!!
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データ
- ▼『ロード オブ ヴァーミリオン Re:3』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■対応機種:AC
- ■ジャンル:オンライン/カード対戦
- ■稼働日:2015年11月19日
- ■料金:1プレイ300円(税込)/コンティニュー200円(税込)
- ■備考1:初回プレイ時にはスターターパック(200円・税込)が必要
- ■備考2:1プレイ終了後カード1枚排出
- ■備考3:店舗によりプレイ料金は異なる場合があります