2016年5月6日(金)
『シルバー事件』HDリマスター版がPCで配信決定。グラスホッパー・マニュファクチュアの原点が秋に登場
グラスホッパー・マニュファクチュアは、1999年にリリースした『シルバー事件(The Silver Case)』をHDリマスターし、Steam/PLAYISM他PCプラットフォームで今秋に全世界へ向けて配信開始します。
本作は、グラスホッパー・マニファクチュアの処女作です。リマスター版では、1999年にPSで配信された『シルバー事件』の空気感をそのままに、英語ローカライズが実施されます。
▲左:PS、右:PC |
【物語】
1999年、“24区”。謎の連続猟奇殺人発生。
24署凶悪犯罪課の刑事たちは、ある犯人像──20年前に発生した“シルバー事件”において政府の要人たちを次々と暗殺したと言われている伝説の殺人鬼・ウエハラカムイに行きあたる。
だがカムイの実像を知るものは誰もいない。
果たしてカムイは復活したのか?
そして、伝説の殺人鬼・カムイとは何者だったのか?
●須田剛一さんからのコメントを掲載
皆さんとの約束でありグラスホッパーの悲願である『シルバー事件』のHDリマスター版が、ついに発表できることとなりました。
1999年に発売された『シルバー事件』は、世界発売することなく今日に至りました。
皆さんとのもうひとつの約束、『シルバー事件』の英語バージョンも今回実現することになりました。
プラットフォームは、STEAM、PLAYISM他です。
2016年秋、『シルバー事件』が帰ってきます。
2016年は、『LET IT DIE』と『シルバー事件』を応援してください。
『シルバー事件』とは……?
『シルバー事件』では、公安特殊部隊“リパブリック”の隊員である主人公をFPS視点で操作することになります。
数々の謎を解き、奥深いストーリーを少しずつ明らかにしていくという、アドベンチャーゲームとビジュアルノベルを融合したスタイルで、新鮮かつ独特な体験をプレイヤーに提供した作品です。
●特徴
・予想の付かないストーリー性
・際立ったキャラクター性を持つ登場人物
・ふたつの相互に絡みあうシナリオ(Transmitter編:捜査官達が事件を調査していく、Placebo編:フリーの事件記者が真実を追求していく)
・独特な“フィルムウィンドウ”システム
●“フィルムウィンドウ”システム
SUDA51の考案した、アドベンチャーゲームの必須構成要素であるテキスト、そして画像よりドラマチックに魅せる手法です。
▲左:オリジナル画像、右:開発中画像 |
ゲーム画面とテキストを複数のウィンドウに表示させ、位置や大きさ、表示方法を変えることで躍動感を与え、プレイヤーをより『シルバー事件』の世界へと引き込むことに成功しています。
クサビテツゴロウ
“シルバー事件”を担当した捜査官。現在は凶悪犯罪二課に所属しています。
ナツメダイゴ
現在は公安特殊部隊“リパブリック”隊長を務めます。また、クサビとともに“シルバー事件”に関わった経歴を持っています。
コダイスミオ
クサビのパートナーを務める刑事です。
ハチスカチズル
24区長ハチスカカオルの娘。凶悪犯罪課に所属するクサビ、コダイの同僚です。
ウエハラカムイ
“シルバー事件”の犯人とされる殺し屋。物語の序盤で精神病棟から脱走します。
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データ
- ▼『シルバー事件(The Silver Case)』
- ■メーカー:グラスホッパー・マニュファクチュア
- ■対応機種:アドベンチャー
- ■ジャンル:ADV
- ■配信日:2016年秋
- ■価格:未定