2016年6月9日（木）

『ウチ姫』9nine・佐武宇綺さん考案の新キャラ“夜月姫ダークムーン”を初公開！

　iOS/Android用アプリ『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』が、6月中旬ごろに新モード“神々の遺跡～オリュンポスの女神～”を実装予定。

　その応援大使に就任した9nine（ナイン）・佐武宇綺さんが考案した新キャラクター“夜月姫ダークムーン”のラフデザインを公開します。さらに、台本作りの様子もお届け！

→“神々の遺跡～オリュンポスの女神～”ティザーサイトはこちら

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　パフォーマンスガールズユニット・9nineのメンバーであり声優としても活躍する佐武宇綺さんが、『ウチ姫』の応援大使として新たな“姫さま”をプロデュースするこのコラボ企画。

　姫さまのプロフィールからキャラクターデザイン、セリフに至るまですべての設定を佐武さんが考案・監修し、さらにキャラクターボイスも担当されます。


▲佐武宇綺さん。

→佐武宇綺さんのプロフィール＆ビデオメッセージはこちら

　前回の制作会議ではプロデューサー・湯田雅さん、アートディレクター・李聖斌（イソンビン）さんと一緒にキャラクターのプロフィールを作成しました。まずはプロフィールをおさらいしておきましょう。

名前	夜月姫ダークムーン
誕生日	3月8日
年齢	18歳
好きなもの	月、夜
嫌いなもの	十字架、カエル
趣味	噛み付く
口癖	うむ
設定	時を巡りながら、行く先々の時代で自ら主を選んでメイドとして仕えてきた。この時代では王子に目をつける。

　このキャラクター設定とデザインの要望をイラストレーターさんに渡してから数日後……、あっという間にラフデザインが到着しました。というわけで、今回はダークムーンのラフデザインをチェックしながら、キャラクターボイスの台本を作っていきます。


▲アートディレクターの李聖斌さん（写真左）とプロデューサーの湯田雅さん（写真右）。

　まずは、読者の皆さまにダークムーンのラフを公開！　すでに進化後を含めた3種類のデザインができているので、一挙にお見せしましょう。


▲SR“夜月姫ダークムーン” 。


▲SR＋“夜月姫ダークムーン”。


▲SR＋＋“夜月姫ダークムーン”。

ダークムーンと初対面した佐武さんの感想は？

　佐武さんたち3人が集合したのはサイバーエージェント社内。佐武さんはこの日に初めてラフを見るらしく、どんなキャラクターになっているのか期待と不安でドキドキしているようです。

──ちなみに、ダークムーンのデザインに関してはどのような希望を出したんですか？

佐武宇綺さん（以下、佐武）：服装については、私が好きになるキャラクターはシックな格好をしていることが多いので、「お姫様っぽいドレスじゃないほうがいいな」とお伝えしていました。

　『ウチ姫』に出てくるキャラクターは、天真爛漫な感じのかわいらしい子が多かったので、私の好きなブラック系にすれば自然と他の子と被らないかな、と思ったんです。

湯田雅さん（以下、湯田）：ゴシック系という案が出ていたので、イメージに合いそうなメイド服を選びました。他にも佐武さんのグループ内でのイメージカラーが紫だとか、いろいろな案を盛り込んだデザインになっています。


▲いよいよ佐武さんがダークムーンとご対面。

佐武：かわいい！　ほんとにかわいいー！

湯田：何か変えてほしいポイントとかあれば今のうちに言ってもらっちゃってもいいですよ。ワンポイント追加したいとか。

佐武：とんでもないです。もうこのままで完璧ですよ。予想以上のイラストができあがっちゃいました。家に飾りたーい♪


▲自分の考えたキャラクターがイラストになるのは初めての経験ということもあり、はしゃぎっぱなしの佐武さん。

佐武：この子がゲームに出てくるとどうなるんだろう……。やっぱり色がつくと雰囲気が変わってきますよね？

李聖斌さん（以下、李）：そうですね。まだベースの色だけですし、完成したイラストではかなり質感とかも変わりますよ。

佐武：今の淡い感じもいいですけど、それもすごい楽しみ！　この十字架とか月のアクセサリーもほんとに素敵ですね!!　十字架が嫌いな設定に反して入れてみました。カエルが嫌いなのに、王子だけ特別っていうのと同じなんです。

湯田：ギャップと言うか、ツンデレっぽさがあっていいですよね。


▲自分が考案しただけあって、早速細かなアクセサリーまでチェックし始めています。相変わらずこのコラボへの佐武さんの力の入り方がすさまじい！

李さんこだわりのシチュエーションにも注目！

　一通りラフを見終えたところで、ダークムーンのデザインについて気になった部分を、アートディレクターの李さんにいろいろと質問させてもらいました。

──ところどころにリボンが目立ちますが、これも佐武さんのアイデアだったのでしょう？

佐武：いえいえ！　そのあたりはすべて李さんが！

李：前回のプロフィール会議の時に、佐武さんがたくさんのアイデアを出してくださったので、「これを全部つければ最強のキャラができちゃうぞ！」と意気込んで、すぐに湯田さんとイメージを練りました。

湯田：そうですね。もらったアイデアに優先順位を決めて、上から順にどのパーツに使うかを話し合って……。そうしてこのデザインができあがったんです。

李：その時にはイラストごとのシチュエーションも考えました。1枚目で衣装やキャラクターのお披露目をして、2枚目はストーリー性をつけるために、王子にお茶をサービスするシーンにしました。

佐武：お茶と一緒にお菓子も出していますよね。

李：そこで王子が正しい礼儀作法で食べていなかったので、3枚目でおしおきという流れになっています。

佐武：それで3枚目は、ほっぺたを膨らませているんですね。

李：もう少しキリッとした表情にするか迷っているところですが、2枚目までとのギャップをしっかり作りたいんですよね。


▲イラストのシチュエーションについて熱く語る李さん。

──仲よくなるにつれてツン要素が出てくるというのは珍しいですね。

佐武：デレツンですね！　こういうシチュエーションもすぐに決まったんですか？

湯田：ええ、李さんと話し合った段階で、すでに李さんの中でイメージができあがっていましたね。

李：メイドキャラと決まったら、まず王子にお茶をサービスするみたいなメイドらしいことはさせないといけないなと。そこから厨二病っぽい要素を入れるとしたら、メイドらしくないおしおきになりました。

　佐武さんからもらったイメージをできるだけ再現しながらも、3枚目ではベタなメイドのイメージを払拭できたかなと思っています。

佐武：メイドさんって言ったら王子様に仕えるイメージですもんね。意外な展開で素敵です！　すべてが想像していた以上です。声をあてるのが楽しみになります！

進化すると丁寧キャラから辛辣キャラに変貌！

　デザインに関する要望は一切なしということで、続いてはダークムーンの口調を決めながら、佐武さんが演じる台本を作っていくことになりました。

――メイドキャラとなると、口調は敬語や丁寧語になるでしょうか？　「～いたします」とか「～くださいませ」とか。

佐武：基本的にはそうですね。ただ、自分でご主人を選んだり、王子のことをしつけようとしたりする子なので、仲よくなるにつれて辛辣になっていくのが理想です。

　お茶の作法のことで不機嫌になった時に「あれは何？　主としての自覚が足りていないわ」、「仕方ないから私がしつけてあげるわ……♪」とか言ったりする感じで（笑）。

湯田：いいですね、それ！　愛情度がアップした時のセリフにしちゃいましょう。

佐武：あとは笑い声！　計り知れないキャラなので、含みを持たせた「ふふっ……」というセリフをところどころに入れたいです。

李：自分の主としてふさわしいかどうか、チェックしている雰囲気が出るとおもしろそうですね（笑）。

湯田：あとは、趣味や好きなものを絡めたセリフがあると個性が伝わりやすいです。佐武さん自身に関連する内容でもいいかもしれません。

佐武：私に関連するもの……。ユーザーさんに伝わりやすいのはアイドル関連だと思いますけど、世界観的にどうなんでしょうか？

李：コラボキャラクターなのでまったく問題ありませんよ（笑）。

　というわけでセリフの方向性も無事に決まり、次回はいよいよキャラクターボイスの収録です。乞うご期待！

『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』とは？

　カエルになってしまった王子を操り、各地に囚われている姫さまを救い出していく弾丸アクションRPG。カエル王子を引っぱって撃ち出すだけのシンプル操作と、大量の敵をまとめて薙ぎ倒していく爽快感がクセになる作品です。

　6月中旬ごろに予定されている大型アップデートでは、新モード“神々の遺跡～オリュンポスの女神～”が実装。降臨クエストやスコアミッション、覚醒進化といった新機能も追加され、新しい楽しみ方ができるになります。