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2016-05-11 19:00

『戦国大戦』全国大会優勝者“真と偽”によるトッププレイヤー対戦解説企画! 解説付き動画と一緒に 

文:電撃ARCADE編集部

 電撃アーケードWebの『戦国大戦』記事第2回は、新企画である“真と偽”主君による対戦解説! 全国大会優勝者の思考は、参考になること間違いなし!

※下にある対戦動画を見てから記事を読んでいただき、さらに記事の最後にある動画を見ることで、同じ試合でも2度楽しめると思います!

『戦国大戦』

 はじめまして、真と偽です。このたび、電撃アーケードで動画解説の記事を書かせていただくことになりました。今後、自分の動画のほかにもいろいろと対戦動画の解説をやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

■電アケ的頂上対決Vol.22【真と偽主君 対 常陸介主君】

■デッキ紹介

『戦国大戦』

【真と偽軍】
SR毛利秀就、SR毛利元就、SR無二、Rマセンシア、R喜佐姫、C井上元兼
家宝:北越軍談/統鉄鉄

【常陸介軍】
SR井伊直孝、R松平忠吉、R本多正純、UC本多忠朝、C松平家忠
家宝:初花肩衝/兵槍槍

対戦前のデッキ相性予想

 相手の采配計略は戦旗ゲージが3たまるまでは、R松平忠吉の“槍衾の采配”しかないので、1回目、2回目のこちらの共宴時は迎え撃たれても有利に運べるなー。逆に、戦旗ゲージが3たまったあと、SR井伊直孝の“赤牛の侵攻”→“槍衾の采配”のコンボをされてしまうと守りきれないなと思い、家宝は武力と速度を下げられる北越軍談を選択しました。

開幕

 1回目の共宴をスムーズに決めるために、【伏兵】と【猛襲】を処理しつつ、戦旗ゲージをためられるのを少しでも妨害したいとプランを立てて開戦。すぐに戦旗を置かれたので、R本多正純の位置を把握、SR毛利元就で暴きに行きます。UC本多忠朝は誰で踏んでもよかったのと、敵城付近の戦旗は妨害しにくいので大筒を妨害することにしました。

 自軍のSR毛利秀就の【猛襲】は、騎馬を早めに出したかったのでとくに考えることなく当てて、さらにR喜佐姫で相手の【猛襲】を処理できたので、「よし帰ろう」と思った矢先にミス……。SR井伊直孝とSR毛利秀就の統率力差を考えておらず、ヌル凸(※)をされてしまいます。

『戦国大戦』
▲ヌル凸は、低統率力騎馬隊ならば一番気をつけたいところ。

 これは、連れていた槍足軽が猛襲を踏んでしまったので助けが間に合いませんでした。まぁ騎馬隊なら復活が遅れても仕切り直しのあと、後方から追いつけるので問題ないと思っていたのですが、ここで相手が攻めてきたことに焦り、Rマセンシア、C井上元兼と撤退させたあげく、攻城までもらってしまう始末……。

 高コスト騎馬隊を雑に扱った結果なのでしょうがないのですが、攻城をもらってしまうなら槍足軽を生かしておきたかったのが本音です。防柵を壊され、大筒も止められとよくない開幕になってしまいましたが、SR毛利元就は兵力回復に大人しく帰城させます。

(※)ヌル凸……統率力差4以上ある場合、騎馬隊は突撃後の硬直がなくなる。騎馬隊同士の突撃の後、高統率力側が低統率力側の騎馬隊が突撃オーラを出す前に突撃をすることができる。そのため、一方的に突撃を出し続けることができる。この一方的な連続の突撃をヌル凸という、こともある。

中盤

 槍足軽がどっちかでも生きていれば、もう少し早くラインを上げられたのですが……。結果Rマセンシアを待ってからのライン上げ。士気があふれているのにSR毛利元就で大筒を待ってしまったのですが、これは完全にミスです。復活したC井上元兼で大筒を起動すればよかったので、無視してラインを上げるべきでした。

 相手が“槍衾の采配”を使ってきたので、SR毛利秀就とSR毛利元就を押し付けて共宴を使用します。このとき、紅煌を使われても突破できると考えていたのですが、うまく守られてしまいます。相手の武力的に、鉄砲の射線を重ねて部隊を落とそうと狙うも、させてもらえず。ここでは、大筒を巻き戻せるだけ巻き戻して仕切り直しです。

『戦国大戦』
▲射線が重ならないように立ち回るのは、わかっていても難しいところ。

 このタイミングで夕刻になり、2個目の普請を置きます。なぜか矢倉を置いていますが、じつは普段使用しているほかの家宝だと陣太鼓だからです。陣太鼓置こうと思って「やべっ、矢倉だった」と慌てて大筒に戻します(笑)。

 士気がたまって部隊はそろっていますが、先ほどのぶつかり合いで共宴対“槍衾の采配”がそれほど有利ではないと感じたので、すぐには共宴しません。士気8近くで攻めてしまうと、守られたあとのカウンターで“赤牛の侵攻”を打たれてしまったときに止められないので、士気12まで待って相手のカウンターに共宴で対抗できるように攻めます。

 このとき、SR無二とSR毛利秀就を見ていたため、SR毛利元就の操作が追いつかず、2回も突撃をもらってしまったのは反省点ですね。

『戦国大戦』
▲カウンターのタイミングを考えて攻め時を選択したい。

 ちょうどいいタイミングで相手が“槍衾の采配”を使ってきたのでこちらも共宴で迎え撃ちます。

 一発目の鉄砲を左の2部隊に撃てていれば撤退に追い込めたかもしれませんね(笑)。 部隊を撤退させる見込みもなく相手もワンスルー(※)気味だったので無理せずSR毛利元就を城に戻します。

(※)ワンスルー……カウンターを狙うため、城ダメージより部隊の生存を優先し、敵の攻撃を自城内でスルーすること。

終盤

 ワンスルーして万全の状態の相手が全軍で攻めてきます。最初に懸念していた、相手のフルコンは士気が足りないのでやってきません。なので“赤牛の侵攻”か“槍衾の采配”のどちらかと家宝による強化から守りきれば勝てる展開です。ここで、少しでも兵力を削ろうとしたら、SR井伊直孝を迎撃できたのはラッキーでした。

 相手はそのままSR井伊直孝が張り付いて“赤牛の侵攻”を使ってきました。もちろん、攻城を取られるわけにはいかないので応戦します。先ほど話したとおり、ギリギリ士気8たまったので共宴で迎え撃ちます。

 ここで、相手の家宝が気になりますが、これ以降使い道もないので北越軍談も使用します。SR毛利元就の共宴効果の強弓も生かし、SR井伊直孝の撃破に成功しました。

『戦国大戦』
▲普段は統率力を生かして敵を押し出すことの多いSR毛利元就だが、しっかりと強弓をしようすることも!

 あとはSR毛利元就を城門前に置き、虎口に入られないようにしつつ残った部隊をせん滅して奥に抜けた部隊で大筒を妨害します。

 ここで相手の家宝は初花肩衝。大筒を打たれたら負けだと思い、慌ててR喜佐姫の計略を使いますが必要なかったですね。SR毛利元就の統率力で相手を押して無事勝利です。

終わってみて

 開幕のミスがなければもっと城ゲージに余裕を持って守れたはずなのに、騎馬と槍を雑に扱ったために焦る結果になってしまいました。また、こちらの共宴使用時に常陸介主君の対二丁拳銃の守り方がうまく、ゲージ差を作れませんでした。

 SR無二とSR毛利元就の位置取りにもっと工夫がいると感じましたね(笑)。しかし、終盤は相手の家宝が初花肩衝だったので勝てたと思います。自分の反省点も多いですが、共宴は士気があれば打っていいものでもないよという動画でした。

■戦国大戦 兵法解説 Vol.1【真と偽主君 対 常陸介主君】

 以上の解説を読んでいただいたうえで、こちらの動画をご覧いただくとより楽しんでもらえるのではないかと思います!

 こちらの企画はまだまだ続くので、次回またお会いしましょう!

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