『戦国大戦』真と偽主君が今バージョン100戦やってみた! メインデッキを徹底的に分析
こんにちは。真と偽です。
今回は“メインデッキの最新100戦の戦績はどんなものなのか?”という企画の記事になります。この記事では、負けたデッキの分析や100戦の結果から、現バージョンの傾向について考察していこうと思います。
基本情報
■使用デッキ
SR毛利秀就/SR毛利元就/SR無二/Rマセンシア/R喜佐姫/C井上元兼
■よく使った奥義
珠光文林/北野肩衝/六韜
■基本的な立ち回り
開幕は【伏兵】と【猛襲】、SR毛利元就の統率力を生かして前に出て、相手の【伏兵】や【猛襲】を処理しつつ、大筒を妨害します。このとき、無理はせずにいったん帰城します。士気が8たまるかどうかのタイミングで敵陣に攻め込み“共宴”して攻城を狙います。
中盤、終盤は自軍と敵軍の使った士気を考えながら、普請は大筒か陣太鼓のどちらかを選択し、極力“共宴”で向かい打つようにします。どうしても士気が足りないときはSR毛利秀就の“傍若無人”で対抗します。
こちらの家宝は“共宴”で士気を8使うということから、相手が楽器家宝の可能性もよくあるので、相手が家宝を使うのを見てから使うように意識しています。
■このデッキの強さ
SR毛利秀就の武力9の猛襲と、C井上元兼の統率力6の伏兵に加え、SR毛利元就の統率力11があるので、開幕が非常に強く、1回目の“共宴”をスムーズに高いラインで決めやすいです。
また、共宴デッキで重要と考える【魅力】も4枚入っています。一番の特徴ともいえますが、共宴効果を受けたSR無二の瞬間火力が、出城と帰城を繰り返している部隊を撤退させられるほどに強いです。
そして、サブ計略として入っているSR毛利秀就の“傍若無人”が強く、本来苦手である騎馬単デッキへの大きな抑止力になります。
■このデッキの弱さ
槍足軽が1コスト3枚と脆いので、ていねいに操作しないとすぐに槍足軽がいなくなってしまいます。さらに、SR毛利元就以外の武将の統率力が低めなので、ダメージ計略に対応しにくいです。
結果発表
それでは、基本的なデッキの紹介も終わったところで、結果発表と行きたいと思います。4月18日から5月10日までの試合で92勝8敗でした。自分で考えていたより、バランスのとれたいいデッキだったなと思います。
それでは、この8敗がどのようなデッキに負けたのかを見ていきましょう。
・宴SR木村重成入りSR後藤又兵衛デッキ
・R寿桂尼・SR岡部元信デッキ
・5枚型武断豊臣デッキ
・“瀬田に旗を”デッキ
・4枚R尚円王デッキ
・R寿桂尼・SR岡部元信デッキ
・宴SR本多忠勝・宴SR井伊直政デッキ
・6枚SR浅井長政絆デッキ
以上のデッキに負けてしまいました。
自分で分析してみて、今回の共宴デッキで負けてしまった、もしくは危うく負けそうになった試合には、いくつかのパターンがありました。
●1つ目……開幕にミスをしてしまい、1回目の共宴がうまくいかなかったパターン
宴SR木村重成入りSR後藤又兵衛デッキ、5枚型武断豊臣デッキ、4枚尚円王デッキ、宴SR本多忠勝・宴SR井伊直政デッキが当てはまります。こちらのデッキは開幕の強さが利点なのですが、このパターンに当てはまる相手のデッキも開幕が強いです。
にもかかわらず、普段と同じ配置、同じ立ち回りをしてしまい、部隊を無駄に撤退させたり攻城をもらってしまいました。あまりガッツリと攻城を狙えるデッキではないので、そのまま立て直せずに敗北、といったのが1つ目です。
●2つ目……士気6采配で共宴を対処され、こちらの士気がないタイミングを狙われたパターン
“瀬田に旗を”デッキ、6枚SR浅井長政絆デッキが当てはまるのですが、相手の立ち回りとして開幕に無理をせず、攻城だけはもらわないようにと部隊を整えてきました。
こちらとしても、相手の士気6ピッタリで計略を使われると苦しいので妨害するのですが、うまくいかなかったというパターンです。
常に士気8と士気6でぶつかり続け、速度上昇や部隊の枚数を生かされて攻城がとれず、相手の最後の攻めでこちらの士気が息切れしてしまい敗北。というのが、この2つ目のパターンになります。
●3つ目……R寿桂尼・SR岡部元信デッキ
これは何回か対戦してみて、デッキ相性が不利だなと感じました(笑)。開幕から1回目の“共宴”までは、とくにミスする場面もなく有利なのですが、もちろん落城させることはできません。
そして、城ゲージを残してしまうと、R寿桂尼の“尼御台の陣”に家宝風林火山を重ねられた状態から、SR岡部元信の“御首級の奪還”と宴SR早川殿の“火牛攻め”で攻められるため、守るのが苦しくなります。
こちらの瞬間的な火力はSR無二に頼っているため、SR無二に宴SR早川殿の“火牛攻め”を打たれると相手の部隊を倒せなくなってしまいます。相手の普請がほとんどの場合、陣太鼓と米倉なので士気的な面であまり優位に進められないという点も厳しいですね(笑)。このパターンというより、このデッキが3つ目になります。
ただ、相性不利と書きましたが、現バージョンでR寿桂尼・SR岡部元信デッキには勝っておきたいと思うくらいにはマッチするので、自分なりに対策をした動画をとってきました。
■電アケ的頂上対決Vol.25【真と偽主君 無二元就共宴デッキ】
動画を見ていただければわかると思うのですが、普請を大筒ではなく、開幕から終盤まで陣太鼓にするというのが対策です。
先ほども書いたのですが、宴SR早川殿の“火牛攻め”を警戒しなければならず、計略の範囲内にSR無二と槍足軽以外を絶対に入らないように守らなければいけません。そんなときに士気管理まで意識を回せないので、士気には余裕を持とうという作戦です。
相手も陣太鼓のことがほとんどでしたし、1回目の“共宴”で、ある程度は度城ゲージのリードをとれるので、大筒のダメージよりも計略でちゃんと向かい打つことを優先しました。考えていたことがうまくいった試合かなと思います。
最後に、R寿桂尼SR岡部元信デッキ以外にも、100戦プレイした中でよくマッチしたデッキから、現バージョン強いな、対策したほうがいいなというものを紹介しようと思います。
●6枚SR北条早雲デッキ
(例)SR北条早雲/C荒川又次郎/C上田憲定/R督姫/C南陽院/C太田康資
いつのバージョンでも、ワラデッキの驚異である6枚デッキです(笑)。現バージョンでは、傾奇ポイントシステムの影響で傾奇Sが組めたため、多く見ました。ワラ相手だけでなく、采配デッキ相手にも枚数と統率力ダメージを生かして戦えるので、傾奇Sデッキのなかでは強いという印象です。
対策としては、相手のデッキで攻城力のある、C荒川又次郎とC上田憲定の位置を常に把握して、そこに戦力を割いて守ること。また、SR北条早雲の“千頭の劫火”に対して、士気を使って守るのか無士気で耐えるのかはっきりさせることです。中途半端に守ろうとするのが一番よくないので気をつけましょう。
●SS宮本武蔵入り4枚デッキ
(例)SS宮本武蔵/SS柳生十兵衛/R北条氏照宴/SR甲斐姫
デッキパーツはいろんな構成があったのですが、SS宮本武蔵を中心にしたデッキとよくマッチしました。SS宮本武蔵は武力11統率力1と極端なスペックですが、武力が正義と言わんばかりの勢いで、乱戦させた部隊が撤退していきます。
計略の“秘奥義剣・二天”も最近まで士気7だと思っていたのですが、士気6(笑)。斬撃の威力が高めで、斬ったあとも武力と速度上昇が残るため、攻めでも守りでも使えて強いですね。
対策としては、SS宮本武蔵の統率力1の部分をつくことになるでしょう。【伏兵】、【焙烙】、ダメージ計略などが有効ですが、相手もそれはわかっているので、立ち回りやデッキ構築などで対策していることもあります。しかし、そう簡単に対策できる弱点でもないので、落ち着いて対処すれば問題ないと思います。
統率力差で押すというのは、武力が高すぎるのであまりおすすめはしないのですが、こちらも対抗できるだけ武力が上がっているなら効果的でしょう。
●北条家入り2勢力ワラデッキ
(例)SR甲斐姫/R北条綱成/R鈴木重次/UC如了尼/C伊達房実/R督姫
SR甲斐姫や宴R北条綱成といった騎馬隊に、島津家や雑賀・本願寺家、織田家、武田家など、さまざまな勢力を組み合わせたワラデッキとよくマッチしました。R北条綱成(槍足軽)、SS風魔小太郎、C伊達房実、R督姫がパーツとしてよく見られ兵種、武力、統率力のバランスがとれたデッキになっていることが多いです。書いている自分も、仮にワラデッキを組むなら北条家と組む! というくらい優秀な武将達です。
使っていても相手にしていても、弱点らしいものは見つからないのですが、なんといってもワラデッキなので、ほかにもよく見かける“紅蓮の雄姿”デッキや、さきほどのR寿桂尼・SR岡部元信デッキに対して、安定して勝つのは難しいですね(笑)。
また、当たった勢力的には豊臣家が一番多かったですね。豊臣家のスゴイいところはメイン武将がバラバラで、懐かしの“七本槍”“日輪の天下人”から、最新の“暁天走破”“赤具足の采配”“文武の翼賛”と、幅広く使われているところだと思います。
ほかにも組み合わせは違いましたが、共宴も一定数マッチしたので、まだまだ現役の組み合わせもあるんだなと感じました。
以上が、今回の企画“メインデッキの最新100戦の戦績はどんなものなのか?”そして、100戦プレイした結果を受けての現バージョン考察でした。
この記事を読んでいただいた方のなかには、こっちのデッキのほうがたくさん見たよ! と感じることもあると思いますが、100戦の結果なのでご容赦ください(笑)。
(C)SEGA