2016年5月20日(金)
――――――――――――――――――――――――――――――――
『真 流行り神2』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
――――――――――――――――――――――――――――――――
日本一ソフトウェアは、7月7日に発売するPS4/PS3/PS Vita用ソフト『真 流行り神2』について、主人公・北條紗希が所属するG県警の関係者や“ライアーズアート”、“カリッジポイント”といったシステム、第2話“半分こ編”の情報を公開しました。
本作は、2004年に発売された本格ホラータイトル『流行り神』シリーズの最新作。前作『真 流行り神』から大幅に進化を遂げ、シリーズおなじみのオムニバス形式、科学ルート・オカルトルートの分岐、セルフクエスチョンが搭載されます。
「科学とオカルトも、この世とあの世も表裏一体のもの。私みたいな両刀使いがいたって、別に罰は当たらないと思うのよねー」
性別:女/年齢:37歳/職業:G県警察本部刑事部科学捜査研究所 所長
医学、法医学、理学、工学など幅広い分野で博士号を持つ才媛。科学捜査のエキスパートですが、実家は由緒ある神社の家系であり、オカルトにも深い造詣を持ちます。
年齢を感じさせない美貌と自由奔放な言動、そして難事件の解決に幾度となく寄与してきた実績から、“科捜研の魔女”と恐れられています。
露出の高い服装を好み、気に入った人間は異性だろうと同性だろうと誘惑する魔性の女性。
「キミたちのせいで、捜査一課長である僕まで監督責任が問われてるんだよ!? どうしてくれるんだい!」
性別:男/年齢:58歳/職業:G県警察本部刑事部捜査第一課 課長
殺人、強盗、暴行といった凶悪犯罪の捜査を担当する捜査一課の課長。多発する怪異事件に加えて、上層部の一存による北條紗希の突然の赴任、捜査一課の問題児である愛染刹那、進行する薄毛など、悩みの種が尽きません。
トラブルを嫌うことなかれ主義で上司には絶対服従。まさに中間管理職の鑑のような人物です。
「誰も気づいてないだけで、この世はとっくに終わっているんだよ」
性別:男/年齢:不明/職業:不明
事件現場やG県警本部に姿を見せる謎の外国人男性。名前も素性も一切が不明ですが、その華やかな容姿から“王子”などと呼ばれています。
時に越権的とも思える行動を取りますが、刑事たちの間では“治外法権”として黙認されており、関わることはおろか話題にすることすらタブー視されています。
『真 流行り神2』では、勇気が求められる発言をする場合や重要な決断を下す場合に“カリッジポイント”が必要となります。ポイントがゼロになると、カリッジポイントを消費する選択肢は選べません。計画的に使用しましょう。
▲画面右側に表示されているのがカリッジポイント。シナリオのスタート時に割り振られます。 |
▲ソリの合わない上司に反抗することも可能ですが、上下関係の厳しい警察組織では勇気のいる選択。 |
▲相手を挑発するような発言はカリッジポイントを必要とする場合も。 |
人間は嘘をつく時、脳でこしらえた虚構の事実を語ることになる。
が、虚構は虚構にすぎない。現実の出来事に比べると精密さに欠け、論理的な整合性を持ち合わせていない。
質問に対しての返答を分析することで、かなりの高確率で嘘を見抜くことができる。
さらに、質問に嘘を織り交ぜ、時に挑発し、相手の嘘を見破ることで、感情と思考を揺さぶる。
それが“ライアーズアート”。嘘を操り、真実を暴く心理戦のテクニックである。
シナリオ中に発生する“ライアーズアート”では、プレイヤー自身が発言を選択することで相手の感情を揺さぶり、真実を暴き出します。どの発言が相手の動揺を誘うのかを推測して選択しましょう。ヒントは相手の性格や会話、それまでの出来事の中に隠されています。
▲ライアーズアートは主人公と相手の対話形式で進行していきます。 |
▲動揺を誘う発言や質問を推測して選択。前作に比べて制限時間は長く、選択肢はより詳細になりました。 |
▲相手に選択した質問を投げかけます。 |
▲焦り、怒り、矛盾する言動など、相手の反応を観察することで真実を暴くことができます。ライアーズアートでは、こうしたやりとりを複数回繰り返し、相手の感情を揺さぶることが目標となります。 |
相手の感情の変化は“ライアーズメーター”で示されます。動揺を誘う選択肢を選ぶことでメーターは上昇し、高評価へと繋がります。最終的な評価に応じてその後の展開が変化する他、前述の“カリッジポイント”が回復します。
▲左側に表示されているのがライアーズメーター。相手の証言を疑ってみますが……。 |
▲的外れな質問だったようで冷ややかな反応を返されます。ライアーズメーターは変動していません。 |
▲ライアーズアート終了時に、カリッジポイントが回復。回復量はライアーズメーターの最終的な評価で変動します。 |
犯罪統計から見ても殺人事件、それも人体の損壊を伴う猟奇殺人は滅多に行われるものではない。都市伝説に登場する凄惨な殺人事件は、真偽の不明な噂話だからこそ、無邪気に語られ、伝わっていくのだ。
だが、G県下ではそんな常軌を逸した殺人事件が現実に発生していた。1人目の被害者は正中線に沿って、2人目の被害者は胴体を切断され、飾り立てるかのように放置されていた。どちらも死因は失血死で、生きたままノコギリで丁寧に切断されている。
捜査一課の刑事たちは、犯人が偏執的なこだわりを持ったサイコキラーだと判断し、捜査に乗り出す。
しかし、この事件には不可解な点が存在した。犯人は被害者に植物性の毒物――トリカブトとダチュラを投与している。どちらも致死量に満たない量で、毒殺が目的だとは考えにくい。
科捜研の如月蜜子は、トリカブトとダチュラが悪魔を象徴するものであり、この事件が魔術の儀式になぞらえて行われていることを指摘する。
この事件は猟奇殺人鬼による快楽殺人か? それとも悪魔崇拝のための生贄なのか?
▲正中線で両断された被害者。右半身を公衆トイレの鏡に貼り付けられていた。 |
県内の高校に通う女子高生。1人目の被害者・天草知美の娘であり、2人目の被害者・益田亜実の友人です。
▲天草美子の母が発見された公園のトイレ。残りの左半身は見つかっていません。 |
▲2人目の犠牲者が発見された遊園地。被害者は切断された上半身を、ボートに乗せられていました。 |
▲母親と友人の死を聞き、泣き崩れる天草美子。 |
▲胴体を切断された少女。その表情はまるで何かを伝えようとしているかのよう。 |
▲床に横たわる人体。中央には制服らしき衣服が置かれています。 |
次回は第3話“TVに映ったアイドルの霊”に登場するキャラクターをはじめ、キーワードを用いて論理的に真相に迫る“推理ロジック”、都市伝説や警察にまつわる知識を収録したF.O.A.F.データベースが紹介されます。
(C)2016 Nippon Ichi Software, Inc.
データ