2016年5月24日(火)
5月25日に実装されるPC用MMORPG『ECHO OF SOUL(エコーオブソウル)』大型アップデート“Episode2.0”の内容を紹介します。
Episode2.0による大きな変更点は“新ストーリー”、“新エリア”、“レベルキャップ解放”、“新スキル追加”、“ギルド戦”、“新強化システム追加”、“UI改善”です。ここでは、細かい変更内容を順番にチェックしていきます!
Episode2.0からはメインストーリーも新展開となり、悪神イミドゥムをプリガルドに呼び戻そうと画策する下級神族“ナエス”が本格的に登場。プレイヤーは、“苦痛の扉”を開くことでイミドゥムを呼び戻そうとするナエスの勢力と対立することになります。
当面の敵になるのはナエスの腹心である“ヘルムート”。ヘルムートはゲルミール教の教主でもあり、“苦痛のソウル”を手に入れるべく、異教徒たちを操ってプレイヤーを妨害してきます。
新たなストーリーの追加に伴い、“ディカル帝国”が統治するクルト大陸が新たなフィールドとして追加されます。
クルト大陸には豊かで美しい都市“ベルニカ”がありますが、その発展のために犠牲になっている土地も多く、さまざまな問題を抱えています。
ディカル帝国の首都となる、美しい水と花にあふれた都市。冒険に必要なあらゆる機能がそろっているので、レベル70以降の拠点となります。
峡谷を切り開いて作られた都市。こちらも都市としての機能はそろっているので拠点として活用可能。ベルニカと比べると貧しい住民が多く、近くには人間に恨みを持つドワーフが住む鉱山もあり、多くの問題を抱えている。
ゲルミール教徒が建築し、拠点としている場所。神殿内には多くのゲルミール教徒がおり、女神ヘルへ祈りを捧げ続けている。
カキックス同盟がクローン技術の研究に使用していた施設。ここで研究した技術を用いて次元の門を開こうとしていた。
ベルギカの門防衛のためにカキックス同盟が建てた塔。カキックス同盟が最後の砦としており、同盟長ジートンが待ち受けている。
女神ヘルの神託によって人々を導いた大魔法師アーシャの墓。ゲルミール教はアーシャの力を狙い、墓を掘り起こそうとする。
屈強なドワーフが住んでいる鉱山。血槌族の再起を誓うガムリットが、鉱山内で軍備を整えており、機械やロボットといった敵が出現する。
今回のアップデートで、レベルキャップが60から70に引き上げられます。これにあわせて新スキルが追加され、既存スキルのバランスも調整されます。
全体的に、各クラスの特徴的な能力をより強くすることで、しっかりと差別化がなされています。新スキルと一緒に、全体的な調整内容を一気に紹介していきます。
大きな変化として、“コンバットシャウト”が究極スキルではなくなったことで利便性がアップ。パーティプレイでより貢献しやすくなりました。
また、新スキル“起死回生”と“無慈悲”の追加で、倒せない&止められない特性としてPvPでも活躍の場が増えそうです。“タックル”が狂乱から削除されたので、妨害行為は少し不得手になるので、火力で貢献することが重要になります。
・チェイスアタック
対象に向かって突進し、攻撃力の74%のダメージを与え1秒間、気絶させる。突進している間はどんな妨害も受けない。
・起死回生
行動不能状態から脱出し対象に攻撃力の202%のダメージを与え、憤怒30が回復する。
・ゲイルブレイド
6回連続攻撃を加える。最初の攻撃で攻撃力の65%のダメージを与え、攻撃回数が増加する度にダメージが20%ずつ増加する。
・無慈悲
起死回生使用後5秒間、状態異常効果にかからず、毎秒50の憤怒を獲得する。
“最後の意志”のおかげで、守護はよりタフな特性になりました。“恐怖の咆哮”でターゲット維持能力も上昇し、パーティメンバーを守るタンクとして頼もしい存在です。
“ドミネーションシャウト”などの妨害スキルはPvPでも大きな効果が期待できます。倒しにくいのに、放置しておくわけにもいかないという厄介なキャラになりそうです。
・最後の意志
自身の生命力が30%以下になると最大生命力の15%が即時に回復する。
・恐怖の咆哮
周囲半径10m以内にいる敵に攻撃力の80%のダメージを与え、通常の10倍の敵対値を獲得する。ダメージを受けた敵は10秒間、攻撃力と防御力が10%減少する。
・信念の刃
5秒間、受けるダメージが50%減少し、敵から攻撃を受ける度に半径5m以内の敵に攻撃力の80%のダメージを与える。
・ドミネーションシャウト
周囲半径10m以内にいる敵に攻撃力の50%のダメージを与え、10秒間、PvP貫通力を20%減少させる。また自身が攻撃を受ける度に半径5m以内の敵に攻撃力の50%のダメージを与える(2秒毎にのみ発動)。
新しい究極スキル“ハイド”は敵から見えなくなり、ハイド状態で攻撃するとダメージがアップするというこれまでにないタイプのスキルです。
自己強化の手段も増えたので、単独で動き、局地的な場面で活躍することが増えそうです。クールタイムを初期化する“速攻”の登場により、確実に火力はアップしていますが、操作は少々忙しくなります。
・二重斬撃
ディープスラッシュ、フィアスアタック、デスパレートスラッシュ使用時、40%の確率で各スキル攻撃力の50%の追加ダメージを与える。
・ハイド
15秒間、敵の視野から消える。ハイド状態で敵を攻撃すると、攻撃力の150%の追加ダメージを与え、2秒間気絶させる。自身がダメージを受けたり、敵を攻撃すると効果が消える。
・ナーヴスラッシュ
対象に攻撃力の251%ダメージを与え、10秒間、治癒効果を30%、攻撃速度を10%減少させる。
・速攻
残り生命力が50%以下の対象をファイナルアタックやイビサレート、ナーヴスラッシュで攻撃すると、クールタイムが初期化される。
持続ダメージを維持することでさらに火力が上がるようになり、さらにピーキーな特性に変化。
スキル回しはさらに難しくなっていますが、その分やりごたえは抜群とプロデューサーも太鼓判を押しています。ランダム効果の“混合毒”をどれだけ使いこなせるかがプレイヤースキルの見せ所です。
・ペインスラスト
対象に攻撃力の135%のダメージを与える。
・ペインスラスト強化
ペインスラストでダメージを与える度に攻撃力の20%の追加ダメージを与える。この効果が与えるダメージは対象にかけた持続ダメージ効果1つにつき100%増加する。
・プレイグ
自身の周囲半径5m以内にいる敵に攻撃力の55%のダメージを与え、10秒間、毎秒、攻撃力の15%の持続ダメージを与える。プレイグにかかった敵は毎秒、移動速度が10%減少し、持続時間が終わる時1秒間気絶する。
・混合毒
武器に毒を塗りクリュエルペインを使用する度に50%の確率で次の3つの効果のうち1つがランダムで発動する。
【青い毒効果】 12秒間、毎秒、攻撃力の8%の持続ダメージを与える。
【紫の毒効果】 クリュエルペインのクールタイムが初期化される。
【橙の毒効果】 10秒間、自身の活力回復量が100%増加する。
既存スキルの変更が少なく、“ドレイン強化”によりシンプルに強化されているので、従来通りの扱いやすいクラスのまま性能がアップした形になっています。
“タイフーンクロー”の効果で“ウインドブロー”のクールタイム初期化を利用して、【ウインドブロー→タイフーンクロー→ウインドブロー】と繰り出せば、狙った相手に張り付きながら戦えます。
・サンダーオーラ
30分間、5秒毎に敵を攻撃する度に攻撃力の80%の追加ダメージを与える。
・ストームオーラ
20秒間、自身の周囲半径3m以内にいる敵に毎秒、攻撃力の10%のダメージを与え、移動速度を2秒間20%減少させる。
・タイフーンクロー
対象に跳びかかり、対象と経路にいる敵を後退させ、攻撃力の250%のダメージを与える。使用時、自身にかかっているすべての状態異常効果が除去され、ウインドブローのクールタイムが初期化される。
・ドレイン強化
ドレインで吸収する精気が10増加し、精気の種1つにつき吸収する精気が10に増加する。
“大地の保護”のダメージ無効化が、強化込みでも生命力の30%に減少し、“エレメンタルプロテクション”からバリア効果がなくなったことで、大きく立ち回りが変化します。
新スキルの“防衛本能”を生かしつつ、強化スキルや攻撃スキルもふんだんに使っていく必要があります。これまでよりもプレイヤースキルを求められそうな特性になりました。
・防衛本能
クリティカルダメージを受ける度に20%の確率で最大生命力の10%が10秒間で回復する。
・精霊石
アースガード:10秒間、精霊石を召喚し、半径20m以内にいるパーティメンバーの防御力を30%、クリティカル抵抗を200%増加させる。
・アースクラッシュ
周囲半径10m以内にいる敵に攻撃力の234%のダメージを与え、その後10秒間、治癒効果を20%減少させる。
・生命の種強化
生命の種で自身以外の味方の生命力を回復させた時、回復量の80%の生命力が回復する。
“烈火”の継続火力、“灼熱”による瞬発火力の強化により、シンプルなパワーアップが図られています。管理しなくてはいけないリソースは増えますが、仕組みはわかりやすいので敷居が高くなることはなさそうです。
新究極スキルの“フレアバースト”は範囲スタン効果のあるインスタンススキル。詠唱がある分効果の大きい“メテオストーム”との取捨選択ではプレイヤーの好みがわかれそうです。
・烈火
対象に攻撃力の110%の火炎ダメージを与え、炎の証票1個を烈火効果に変換する。烈火効果1つにつき攻撃力が1%、 炎の証票生成確率が4%上昇する。最大5個重複可能。
・灼熱
炎の証票を消費する度に20秒間、灼熱効果を獲得する。灼熱効果1つにつきフレイムバーンとフレイムウェーブのダメージが15%増加する。最大5個重複可能。
・フレアバースト
前方5m以内にいる敵を5個の火の玉で爆撃し、火の玉1つにつき攻撃力の83%の火炎ダメージを与え、2秒間、気絶させる。
・グレネードブラスト強化
グレネードブラストのマナ消費量が50%減少し、ファイアボールを命中させる度にグレネードブラストのクールタイムが初期化される。
“アクセレーション”を強化するスキルが追加され、パーティへの貢献度がアップ。究極スキルはすべて一新され、新たに巨大な雪だるまが敵に突進する“ビッグスノー”も追加されました。
見た目のインパクトも絶大です。生存能力の高さを生かしつつ、“光速陣”の上でどれだけ活動できるかも重要になるでしょう。
・アクセレーション強化
アクセレーションのクールタイムが50%短縮し、使用時、自身とパーティメンバーのCP回復量が50%、移動速度が25%上昇する。
・アイスディフユージョン
10秒間、冷気を放出し、自身の半径5m以内にいる敵に2秒毎に攻撃力の80%のダメージを与え、2秒間、移動不能状態にする。
・ビッグスノー
前方20mの直線上にいる敵に巨大な雪だるまが突撃する。雪だるまの移動経路にいる敵に攻撃力の166%の冷気ダメージを与え転倒させる。
・光速陣
自身の足元に光速陣を召喚する。魔法陣の上では毎秒、攻撃速度が5%上昇する冷気エネルギー充填効果を獲得し、アイススピアが攻撃力の159%の冷気ダメージを与える霜弾に変換され、冷気エネルギー充填効果が10個蓄積されると攻撃力の500%の冷気ダメージを与える破裂霜弾を発射する。魔法陣効果は10秒間持続し、移動すると消える。氷の証票1個を消費する。
12連射の“ストレイフ”の追加でさらに手数が増え、CP回復の早さとクールダウン初期化を活かせば、つねに攻撃を継続できます。
単体への火力に特化しつつも“ダブルターゲット”により攻撃の幅を広げられます。移動速度減少、移動不可などの妨害スキルもそのまま残っているので、狙った敵を逃さず仕留めていきましょう。
・ストレイフ
3秒間、攻撃力の56%のダメージを与える矢を12発連続で発射する。
・試し撃ち
対象に攻撃力の83%ダメージを与える矢を2発発射する。その後10秒間、自身の攻撃力が10%上昇する。
・ウィークネスサーチ
ウィークネスサーチ状態では次の攻撃が必ずクリティカルで命中する。10秒間持続し、クリティカルダメージを与えると効果が消える。
・ダブルターゲット
10秒間、クイックショット、ウィークネスアロー、試し撃ち、ポイズンアロー、シャープネスアロー、フリップアロー、スナイプショット、カースショット、パーフェクトショットが対象と対象の半径5m以内の2名を同時に攻撃する。
これまでのサポート能力を維持しつつ、攻撃面が強化されました。
移動不能効果のある“インパクトショット”や、“ドレッドソング”による広範囲のダメージ&弱体化により、妨害も得意な特性になっています。“希望の旋律”により、自身のCP効率も向上しました。
・フィニッシュショット強化
フィニッシュショット使用時、変調効果1つにつき32%の追加ダメージを与える。
・インパクトショット
攻撃力の85%ダメージを与え、対象を2秒間、移動不能状態にする。行動を中断して即発動できる。
・ドレッドソング
自身の周囲半径10m以内にいる敵に毎秒、攻撃力の98%のダメージを与え、2秒間、命中力を20%減少させ、20%の確率で1秒間、気絶させる。他の歌に変えなければ10秒間持続する。
・希望の旋律
歌を歌い始める時、集中が10回復する。
既存スキルへの追加ダメージや追加効果が多いので、大きくスキル回しを変えることなく火力が上昇します。
“ペインリフレクション”が50%反射に変化したので、強引な立ち回りは難しくなります。その代わりに新スキル“エナベーション”を使うことで、自分を狙ってくる敵に切り返していきましょう。
・オーバーペイン
ルインカースの持続時間が終了する時、攻撃力の200%の追加ダメージを与える。
・フォールン
使用後5秒以内にイーブルスピリットまたはフラッシュを使用すると、該当スキルが即時に最高段階に強化される。
・エクスプロイト
ディスイリュージョンで各対象に与えたダメージの50%の生命力が回復する。
・エナベーション
5秒間、毎秒攻撃力の37.5%の持続ダメージを与え、対象のCPを6%消費させる。効果持続中は、対象はCPを回復できない。使用時、ソウルアネミア効果1個をかける。
生命力が残り少ない相手を攻撃することでさまざまな効果を得らる新スキルが追加されました。フィニッシャーとしての能力に磨きがかかり、後半強くなっていくボスモンスターとの戦いなどでその真価が発揮されます。
“プレデター”や“パニッシュメント”による自己強化を使いこなせれば、かなり危険な特性になりそうです。
・プレデター
残り生命力が30%以下の対象を降霊特性スキルで攻撃する度に25%の確率で自身のクリティカル発生が5秒間、20%上昇する。
・ディメンションブレイク
次元の割れ目を通して対象に接近して攻撃力の258%のダメージを与える。使用後15秒以内にディメンションムーブを使用する場合、後方に15m移動する。残り生命力が50%以下の敵にはダメージが30%増加する。
・生存本能
生命力が40%以下に下がると6秒間、敵に与えたダメージの30%の自身の生命力が回復する。
・パニッシュメント
残り生命力が30%以下の対象を降霊特性スキルで攻撃する度に25%の確率で自身のクリティカルダメージが5秒間、20%上昇する。
Episode2.0では、PvPにも大きな変化が訪れます。“イスス”、“スフィロス”の2種類のギルド戦が追加され、これに勝利したギルドは一時的に税金による収入を獲得できます。ギルド戦は毎週行われるので、PvPがより活発になっていきそうです。
大型のフィールド内で拠点を奪い合います。最終的に中央の拠点を制圧したギルドの勝利となり、次回のイススまで税金による収入を得られます。
5体のボスモンスターの討伐時間を競う、タイムアタック型のコンテンツです。1週間を通じて順位を競い、1位になったギルドが税金による収入を得る権利を獲得します。こちらも次の集計までの1週間収入が入ってきます。
これまでの不満点として「パーティプレイをしていても、メンバーにいない特性の装備品がドロップする」というものがありました。
今回のアップデートから“オプション強化”システムを追加され、不要な装備を使用して、他の装備品を強化させることができるようになります。
装備できないアイテムであっても、このオプション強化のために必要となるので、クラスや特性を気にせず、どんどんパーティプレイに参加して、たくさんの装備品を集めていきましょう!
▲不要な装備品を合成すると“追加オプション”が付き、ベースとなった装備品が強化されます。 |
今回のアップデートで、アイテムに関する仕様が大幅に変更され、それによってインベントリにかなり余裕ができるようになります。
容量18の“超巨大カバン”も追加されるので、より多くのアイテムを管理できるようにもなっています。
これまではアバターやコサージュといった外見変更用のアイテムはつねに所持している必要がありましたが、一度装備してしまえば自由に外見を変更可能になりました。オシャレ用のアイテムを持ち運ぶ手間から解放されます!
乗り物も登録式に変更。一度使用した乗り物が登録され、アイテムを所持していなくても登場可能になります。
Episode2.0実装に向けてさまざまなアイテムがプレゼントされるキャンペーンが『ECHO OF SOUL』内で実施されていますが、Episode2.0が実装される5月25日からも新たにイベントが開催されます。
新規プレイヤー向けのイベントと、休眠者向けのイベントが同時に開催されるので、これから始める人も、最近はご無沙汰だった人も、『ECHO OF SOUL』をスタートするチャンスです!
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