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2016-05-24 11:40

『薔薇に隠されしヴェリテ』野心家な大学生・ロベスピエール役 須嵜成幸さんインタビュー完全版をお届け

文:ガルスタオンライン

 激動の中世フランスを舞台に、貴族や平民たちとちょっと危険なアバンチュールが楽しめる『薔薇に隠されしヴェリテ』。本作に出演するキャストのみなさんに直撃インタビューを敢行♪ 今回は、電撃Girl’sStyle6月号(5月10日発売)に掲載された、ロベスピエール役・須嵜成幸さんインタビューの完全版をお届けします。

『薔薇に隠されしヴェリテ』須嵜成幸さんインタビュー完全版

――担当されたキャラクターの印象や魅力を教えてください。

 自分の信念のために、苦悩しながらも前に進んでいくところが魅力的です。また周囲に冷たい態度ばかり取っていますが、ダントンや知り合いに対しての言動にはちゃんと優しさがこもっているのも印象深いです。

――恋愛面での見どころや、ここはおもしろいと感じられた部分はありますか?

 すごく不器用ですね。彼はヒロインを突き放したり、嫌味を言ったりしますが、意識せずにはいられないところがかわいいと思います。本人にそのつもりがなくても、言動から相手を気にしていることが伝わってくるんです。プレイされた方も、もう隠すつもりがないのでは? と感じるかもしれません。そんな恋する姿と、野心のために迷わず行動する姿のギャップがおもしろいです。

――ご自身が担当したキャラクター以外に、気になった人物はいますか?

 個性的過ぎるレオナールですね(笑)。どちらとも言えない感じが気になります。ロベスピエールと深く関わるという意味では、ダントンにも興味があります。2人とも最初は同じ志を持っているのですが、年月や人との関わりの中ですれ違っていきます。お互いに捨てきれないもののために苦悩する姿が切ないですね。

――作中で4年の歳月が経過します。キャラの成長など、演じる際に意識されたことはありますか?

 ロベスピエールの信念は、月日が経過しても変わるものではありません。若い時の彼はそれを叶えるすべを持ちませんが、大人になると国を変えることのできる力を手に入れるんです。そんな野心に対するギラギラした面を、成長後はより出せたらなと思って演じました。

――タイトルの「ヴェリテ」には、「真実」という意味があります。ご自身には隠したい「真実」を隠すのは得意な方ですか? それともすぐにばれてしまう方ですか?

 自分では得意だと思っています。でも友だちや知り合いには、顔や態度に出過ぎだいわれますね。それでも、自分は得意だと主張します(笑)。

――もし『身代わりの薬』があったら、誰になってみたいですか?

 貴族の暮らしを体験してみたいので、フェルゼン伯爵かラファイエット侯爵になってみたいです。最初はルイ16世も考えたんですが、彼は王様でいつも付き人がいるのでストレスが溜まる気がして、断念しました(笑)。

――最後に、発売を楽しみにしている電撃Girl’sStyle読者にメッセージをお願いします。

 魅力的なキャラクターたちとともに、中世のフランスの世界をたん能してください。またロベスピエールの不器用な恋愛面をニヤニヤしながら、楽しんでいただけたらうれしいです。

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