2016年6月4日(土)
TOKYO MX他各局で好評放送&配信中のTVアニメ『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』。第2回の南條愛乃さん&日高里菜さん&聴猫芝居先生の座談会に続いて、第3回は声優陣による座談会をお届けします。
『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』は、聴猫芝居先生が執筆するネットゲームを題材とした、電撃文庫の人気作品です。
今回の座談会には、瀬川 茜/シュヴァイン役の水瀬いのりさんと、秋山奈々子/セッテ役の大和田仁美さんが参加してくれました。収録時の楽しいエピソードから、ご自身の演じるキャラクターに対する想いまで、さまざまな話題を語ってくれています。
▲写真左から、秋山奈々子役の大和田仁美さんと、瀬川 茜役の水瀬いのりさん。 |
――まずは、お2人が演じられているキャラクターについて、改めて教えてください。
水瀬さん:私は瀬川茜とシュヴァインを演じています。茜はリアルでは、自分がゲームやアニメが好きなことを隠していて、自分はオタクではない側、リア充側の人間として自分を作り上げているんですね。リアルの自分とネトゲ内の自分とのギャップがすごくある女の子なので、そういったところが魅力的なのかなと思います。
大和田さん:私の演じている秋山奈々子ちゃんは、ザ・リア充といった感じで(笑)、みんなとわけ隔てなく話せる、すごくコミュ力の高い女の子なんです。でも天然なところがあって、音響監督さんからは“根が失礼な子”って言われたりもしました(笑)。ちょっとやらかしちゃったりしつつも、本人はあくまで悪気なく、すごく楽しそうにみんなと仲よくしている女の子です。
――茜と奈々子は親友ですので、お2人での掛け合いも多かったと思いますが?
水瀬さん:今回初めて共演させていただきましたが、アフレコ中の席もすごく近かったので、私とおしゃべりしてくれたりして。そういったこともあって、息の合った感じが出せたかなと思います。
大和田さん:席はとにかく、水瀬さんの近くに行こうと思ったんです(笑)。皆さん初めて共演させてもらう方ばかりだったんですけど、今回は茜の親友役なので、できるだけ水瀬さんとお話しできるようにしたいなと。おかげで茜の親友役にもスッと入っていけたので、よかったと思っています。
――収録の合間には、お2人でどんなお話をされていたんですか?
水瀬さん:2人で共通の趣味の話をして盛り上がったり、あとはネトゲの用語について、「この言葉って元ネタがあるのかなぁ?」と、2人で一緒に調べたりもしてましたね。
大和田さん:ブロント語って、こんなにたくさんあるんだってビックリしました(笑)。それに台本を読んでいて普通の言葉だと思っていたところまで、元ネタがあったりするので。「むーたんだめ~><」って、普通に奈々子のセリフだと思っていたんですけど、これも元ネタがあったと聞いて驚きました(笑)。
――そういったネトゲならではの言葉の元ネタは、事前にチェックされていたんですか?
水瀬さん:最初はあらかじめ検索していたんですけど、途中で調べるのをやめたんです。現場で本番直前に意味を聞いて、「なるほど!」と感じたものを採用するようにして、躊躇(ちゅうちょ)するヒマを発生させないようにしたんです。そうしないと、イントネーションはどうなっているんだろう? とか、考えれば考えるほどブレてきてしまうんです。
元々はネットの言葉なので、声に出して読むことはあまりないですよね。「おめでとう」の略語である「おめ」を、どういうふうに発音するのか? きっと皆さんそれぞれ違うと思うんです。このようにイントネーションの正解がない言葉がたくさんあったので、現場のみんなで一緒に考えて読むのが正しいのかなって思ったんです。
大和田さん:そういったネトゲ用語のイントネーションは、斉藤先生役の南條愛乃さんに一任していましたね。南條さん自身もネトゲをやられていて、詳しいので。
水瀬さん:「ズバリ直感で、南條さんはどう発音しますか?」って聞いて、南條さんが発音したものを、「じゃあそれで」って。後ろにいる原作者さんや監督さんを通さずに、南條さんの一声で決まる、みたいな。南條さんは、我らのリーダーですから(笑)。
――アフレコのほうはすでに全話終了したとのことですが、現場で特に印象的だったことは?
水瀬さん:ルシアン役の豊永利行さんが、毎週グミをくれるんですよ。
大和田さん:そうそう。
水瀬さん:しかも「このグミはコラーゲンが多めで」とか丁寧に説明してくれて、すごく女子力を感じました(笑)。
――ひょっとして、現場では豊永さんがいちばん女子力高めだったんですか?
水瀬さん:そうかもしれないですね。そんなふうに毎週グミを持ってきてくれるような人は、女子にはいなかったので(笑)。しかも柔らかめのグミとか、かんだ瞬間に薔薇の香りに包まれるグミとか、毎回グミの種類が違っていて、飽きさせないエンターテイナーみたいな感じでしたね。
――なるほど。他の方も含めた収録現場全体の雰囲気は、どんな感じだったのでしょうか?
大和田さん:すごく柔らかい空気でしたよね。
水瀬さん:本当にみんな仲がよくて、本番の前にテストで1回通して演技するんですけど、そこで誰かがかんだり言い間違えたりしても、みんな笑うのを我慢したりせずに、そのまま笑ってくれるんですね。そういう雰囲気が本当に暖かくて、みんなで一緒に作品を作っていると感じられて、私としてはすごく安心できる現場でした。
大和田さん:私は、皆さんとレギュラーとして収録していくことにすごく緊張していたんですよ。ですが主演の豊永さんをはじめ、皆さんが「一緒にやっていこう」という雰囲気を作ってくださったんで、私もリラックスして収録に臨めました。すごく助けていたただいたなって感じています。
奈々子は誰にでも気軽に話しかけられる、おおらかな子なので、緊張したままだとなかなか上手くできないんです。まず自分の状態をリラックスさせないといけなかったんですが、皆さんにリラックスできる空気を作っていただいたので、私もどんどん奈々子になっていくことができました。
――ちょうどアニメの中の、ギルドメンバーの関係みたいですね。
水瀬さん:そんな感じだと思います。ゲストの役者さんが大勢来た時でも、豊永さんが真ん中にいてその周りに私たちがいると、ギルドじゃないですけど、いつものメンバーで『ネトゲの嫁』を作っている空気を感じられました。毎週その空気が途絶えずにずっとあったので、それは主演の豊永さんをはじめ、皆さんがムード作りをしてくださったおかげだと思います。
▲イベントで水瀬さんが描いた謎の生物“KAMELEON”が、上の写真のように番組中に登場したり、亜子に告白する西村君を応援する手紙を、水瀬さんなどそのキャラの声優さんが直筆で書いていたりと、ノリのいい雰囲気が作品からも伝わってきます。 |
――水瀬さんが茜のアバターのシュヴァインを演じている時は、「俺様は~」のように男言葉になりますが、そうしたセリフ回しはいかがでしたか?
水瀬さん:1話と2話の途中までは、男性の姿のシュヴァインの声を松風雅也さんが担当していたんですけど、私たちもどこまで松風さんが演じるのか、わからなかったんです。1話ではシュヴァインのセリフが全部松風さんだったんですけど、2話の台本を見たら“シュヴァイン(女)”って書かれていました。
――えっ、では台本を見て初めて知ったんですか?
水瀬さん:そうなんです。でも1話と2話の途中までは、松風さんが本物のシュヴァインを演じているので、たとえば「俺様」と言う時も、松風さんの「俺様」にどこまで近づけられるかなぁと考えながら演じました。定期的に1話のシュヴァインのお芝居を確認してから、アフレコに行くこともありましたね。さすがに松風さんみたいなカッコイイ青年の声を出すことはできませんが、お芝居や言い回しで少しでも、松風さんの香りを漂わせられたらいいなぁと思いながら演じていました。
ただし茜の場合は、シュヴァインの口調でしゃべっている途中で素の茜に戻ることもけっこうあって、その場面では「頑張んなきゃ!」って思ったり。そういう意味では自分自身も楽しかったし、見ている皆さんもコロコロ変わるキャラクターが魅力なのかなって思います。
大和田さん:おもしろいですよね。ふだんはすごく女の子らしい友だちが、自分のことを「俺様」と言っているのを知ったら、それはやっぱり興味が出てくると思います。
――その一方で現実の茜は、西村君にすごくキツい態度を取るじゃないですか。あのツンとしたところが、すごくいいというファンも多いですが?
水瀬さん:ホントですか!? こう言うと語弊があるかもしれないですけど、すごくナチュラルにお芝居できたので(笑)。茜という役に対しては緊張とかそういうものがあんまりなくて、本当に呼吸をするような感じで罵声が言えたので、私の中のもうひとつの扉が開いた感じですね(笑)。
茜みたいに強気な女の子を演じたことがなかったので、どれぐらいツンとしていいのかなって最初は悩んでいたんです。怖い子にならないように、かわいらしさを保つよう気をつけていたんですけど、でも最終的には、かわいいところはかわいく、ドスをきかせるところはきかせるようにメリハリを利かせる形に落ち着きました。
そこで、茜のかわいらしさはきっと絵が表現してくれるから、私は茜の本心を出すというか、可愛い子がこんな強い声を出すというところで、そういうのが好きな視聴者さんに刺さればいいかな、と思って演じるようになったんです。
あとは茜と西村とのやり取りが、男友だちみたいな会話がすごく多いんですよ。潜在的な男の子感というか、彼女は女子でありたいという自分がありながらも、本心ではきっと少年っぽいところがあるんだろうなってつかめてからは、スムーズにセリフを言えるようになりましたね。
――なるほど。大和田さんは、奈々子を演じるにあたってどのような苦労がありましたか?
大和田さん:最初の頃は、奈々子ってこんなふうに考えて行動しているといったことを、いろいろと試行錯誤していたんです。でもかなり早い段階で、“何も考えずに楽しんでいる子”と言われて。
とにかく目の前で起きていることに対して、「なんかおもしろ~い」って反応したほうが、奈々子に近づけるんじゃないかと思うようになりました。だから、ギルドの誰かに寄り添いすぎるわけでもなく、いい距離感を保てたような気がします。
――お2人はネトゲをプレイされたことがないそうですが、家庭用のゲームはプレイされますか?
大和田さん:私はRPGが大好きで、『ファイナルファンタジー』とか『ペルソナ』とか『クロノトリガー』とかをよく遊んでいました。熱中したら抜け出せなくなっちゃうタイプなので、今はやらないようにしているんですけど、学生時代は寝るのも忘れるぐらい熱中していて。
なので、ネトゲはいろんな人から「絶対に好きになるからやろうよ」って誘われているんですけど、今始めてハマると怖いからちょっと……。みたいな感じで抑えているんです。
――ネトゲにハマりすぎるとどうなるかは、アニメでも描かれていますからね(笑)。
大和田さん:そうなんですよ! でも、アニメでみんなでネトゲをやっているのを見ると、やっぱり楽しそうだなぁと思います。
――大和田さんは特に、どのRPGがお好きなんですか?
大和田さん:『ファイナルファンタジーIX』ですね。お話を進めるよりも、いろんな街に行って散歩したりするのが好きなんです。その中でも『FFIX』の世界観は、特に好きですね。
――それはネトゲにハマりやすそうなタイプの楽しみ方ですね。水瀬さんはどうでしょう?
水瀬さん:私はゲームだけじゃなくて、何ごとにも熱しやすくて冷めやすいタイプなんです。ただ、『モンスターハンター』に関してはすごくやりこんでいて、今でも3DSで遊んでいます。
――『モンハン』では、他のプレイヤーと一緒に協力して狩りをしたりもするんですか?
水瀬さん:一緒に狩りに行ったりもしますけど、私はふだんもすごく人見知りがちで、知らない人と狩りをするのは怖いので、ふだん現場でお会いする人たちと、家に帰ってからも遊ぶ感じですね。
知らない人と一緒にプレイした経験があるのは、『マリオカート』ぐらいですね。『マリオカート』では世界の人たちと対戦していました。
大和田さん:え~、すごーい!
水瀬さん:『マリオカート』だとチャットなどがないので、人見知りの私でも対戦できるんです。対戦相手の国旗が見えるので、日本代表みたいな気持ちになるんですよ。「今、私は日の丸を背負って戦っている」なんて(笑)。
――アニメの中に出てくるゲームの様子を見ていて,プレイしてみたいなと思われましたか?
大和田さん:すごく遊んでみたいです! ルシアンとアコのデートコースを見て、すごく行きたい~って思ってました。
水瀬さん:私はまだネトゲの世界に足を踏み入れたことがないので、画面の中に広がっている世界に行ってみたいなという気持ちは、毎週感じていました。
バトルシーンというか、シュヴァインたちが活躍している様子は、きっと皆さんがネトゲで遊んでいる時に、頭の中で想像している映像だと思うんですよ。ネトゲにハマった人にしか見ることのできない風景を、私たちもアフレコを通じて見られたことは、すごくいい体験ができたと思います。
――そういったネトゲの魅力を描きつつ、第8話ではルシアンのアカウントがハッキングされてしまうという、ネットならではの怖い面も登場していましたが……。
大和田さん:怖いですよね~。
水瀬さん:顔が見えない世界ならではの事件ですね。やられたことは確かなのに、やられた側はどうしたらいいかわからなくなっちゃう。
大和田さん:ネトゲにハマるからには、そういった危険性も考えなきゃいけないんですよね。でも事件の決着は、スカッとしましたよね!
水瀬さん:仲間がいるからこそ、ですよね。ギルドっていいなぁって思いました。
大和田さん:†黒の魔術師†さんがカッコよかったですよね。サッと助けてくれて。
水瀬さん:あと運営さん(ゲームマスターのNyack)の速水奨さんがスゴかったです。実際にアフレコ現場で後ろから見ていたら、もう神々しすぎて……。またあの姿を見たいと思いました。
大和田さん:運営さん、もっと出てきてほしいですよね。
水瀬さん:あの中立を保っているポジションが、カッコイイなって思いました。どちらにも味方せずに、冷静に目の前にある問題を解決していく立ち位置が、すごく素敵でしたね。
――その次の第9話はアニメオリジナルのストーリーで、ルシアンがほとんど登場しないエピソードでしたが、いかがでしたか?
大和田さん:アプリコットの家に行って、女子会を開くお話ですよね。
水瀬さん:西村がいないと、メンバーの間で流れるリズムが、ちょっと違ったものになっていましたね。いつもは西村からくるパスを受け取っていたのが、この回では全部、女の子からのパスに変わっていたので。
大和田さん:いつもの会話では、ルシアンが必ずツッコんでくれますからね。
水瀬さん:それが新鮮だったのと同時に、亜子を見ていつもハラハラしている西村の気持ちがよくわかりましたね。茜と杏はいつも、亜子と西村をちょっと遠くから、保護者のように応援している立場なので。
その2人がちょっとしんみりしたムードの中で、「やっぱり西村がいないとダメね」って口にするシーンは、個人的にすごく好きでした。きっと茜は、相手が杏だから言ったんだと思うし、じつはこの2人もネトゲで関係を築いてきた相棒同士なんだろうなぁって、安心感みたいなものが見えたので。
――この回では、今まで距離のあった奈々子と亜子が、本格的に接近しましたね。
大和田さん:亜子と2人で話せたのは、すごく嬉しかったですね。奈々子が「亜子ちゃんと仲よくしたいと思っているのはホントだよ」と話すシーンが、私はとても好きなんです。ぜんぜんタイプの違う2人が、徐々に近づいていけるきっかけになる回だったと思います。
――アニメの中でアコとルシアンは、ゲームの中で結婚しますけど、それに就いてはどう思います?
水瀬さん:ゲームの中で結婚した経験はあるんですか?
大和田さん:ないですよ~(笑)。私はネトゲを遊んだことがないので。でも、ネトゲをよく遊んでいる知人は、「ネトゲは出会いの場だ」って言っていました。
水瀬さん:えっ、そうなの!?
大和田さん:初めて会う人同士が、ゲームという共通の趣味で盛り上がれると言っていて。たしかに趣味が共通していると、話がしやすいとは思いますね。
水瀬さん:ゲーム内で結婚までいく流れは、アコとルシアンを見て初めて知ったんです。“こんなにちゃんと告白するんだ! え~っ、恥ずかしい”って思いましたけど(笑)。でもアコとルシアンみたいに、お互いにちゃんと好きって気持ちがあるのなら、ちゃんと成立するものだと思います。
――ネトゲの中での関係は、本人の外見や年齢にはまったく左右されないので、あくまで中身が勝負みたいなところもありますね。
水瀬さん:たしかに『モンハン』でも、他の人がピンチになってきたのを察して、すかさずサポートしてくれたりすると、「カッコイイ!」って思いますよね。ゲームの中で自分が強いだけじゃなくて、ちゃんと周りの人のことまで見えている人は、素敵だなって思います。
大和田さん:ルシアンみたいにフォローしてくれたら、好きになっちゃうかもしれないですね。
でもゲームの中で結婚するのは楽しそうだけど、そうやって結婚した人とリアルでは会いたくないかもって思いますね。そこはあくまで二次元の中のものにしておきたいというか。アニメのお話でもありましたけど、ゲームの中と現実の判別がつかなくなりそうで。
水瀬さん:リアルでキャラクターの名前を呼んじゃいそうですよね(笑)。
――ネトゲを離れた、亜子と英騎の関係についてはどう思いますか?
大和田さん:西村君って、女性には不慣れとは思えないですよね。女の子がキュンとするようなことを、天然で言ってくるので。それでいて亜子に一途なのが、すごく微笑ましいですよね。これでいろんな女の子に声をかけてたら「え~っ!」って思っちゃいそうですけど。
水瀬さん:茜の目線で見ても私の目線で見ても、2人の関係はもう完全にできあがっているので、「お幸せに」って感じですね(笑)。
でも亜子はすごく積極的なのに、改めて向きあうと後ろに下がっちゃうみたいなところがあって、西村もいざ気持ちを伝えようとするとヘタレになる。周りにいる私たちが支えてあげなきゃいけないって思わせる2人だから、そういった危なっかしいところも含めて、お似合いのカップルだなって思います。
それよりも私としては、茜が振ったイケメンがどのぐらいイケメンだったのかが、すごく気になっているんです。茜ちゃんにもそういう春が、逆転でワンチャン来ないかなぁって思うんですよね(笑)。
――では最後に、本作のファンや、まだアニメを見たことはないけど興味がある皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
水瀬さん:私のようにゲームに詳しくない人間でも、きっと見終わるころにはネトゲにすごく興味を持って、プレイしてみたくなると思います。ですから、ふだんゲームをやっている方が見たら、「俺たちの世界はこんなに楽しいんだぞ」って胸を張れるような、そんな作品に仕上がっていると思います。登場人物がどういうキャラクターなのか、1話ごとにしっかり描かれていますから、途中から見ても楽しめると思いますので、ぜひよろしくお願いします!
大和田さん:タイトルを見ると、“ネトゲをわかっていないと楽しめないのかな?”と思うかもしれませんが、本当に気軽に肩の力を抜いて見られる作品です。すごく純粋で優しい人たちが集まっていて、私は一人一人のキャラクターがみんな愛しいなって思いながら見ているんですけど、そんな登場人物たちがちょっとずつ前を向いていく様子を見守りつつ、楽しんでもらえたらなと思います。
――ありがとうございました。
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