『LoVRe:3』6月2日に行われるアップデート情報のおさらい&飛鳥☆による次バージョン大予想!
こんにちは、飛鳥☆です。
今回は、先日配信された『LoV☆すた』内で発表された、調整内容について掘り下げて見ていきたいと思います。なお、調整内容に関しては5月24日更新のまとめ記事をご覧ください。
『LoVRe:3』公式生放送“LoV☆すた あ~るい~すり~”第4回
システム関連について
じつは、今回の調整の一番の目玉はここかなと思います。というのも、システム関連では普段のバージョンアップでは微調整が多く、環境にかかわるような調整はあまりありませんでした。しかし、今回は“マナ吸収”、“ダメージ計算”と、ゲームの展開や戦闘に直接影響してくる重要なものに調整が入っています。そのため、環境が大きく変わっていくことが予想されますので、わかりやすく説明できたらなと思います。
まず、“ユニットのマナ吸収速度の低下”。これ、さらっと書いてますが、けっこうスゴイことです。だって言葉にしたら一文ですが、影響を受けるのは、10~90コストの全カードが対象なワケですから。
調整の意図としては、現在の大型ユニットが乱立しやすい環境からの変化を目指すとのこと。たしかに『LoV Re:3』以降、10コストのマナ吸収速度の上方に加え、魔神化や降魔自身によるタワー防衛が可能になったことにより、大型使い魔が目立ちやすい環境が続いてきました。
もちろん、バージョンアップを重ねるごとに降魔、魔神の性能をマイルドにするなど、いろいろな角度から調整が入ってきていましたが、それでも現バージョンの一番の流行デッキは“シヴァ・クトゥルフ”という大型使い魔の2トップです。“シヴァ・クトゥルフ”に関しては、個々の使い魔のタワー防衛力の高さが大きかったのですが。
そして、おそらくこの調整は意図のとおり、次の環境のデッキの総コストは全体的に軽くなり、それにあわせてゲームスピードの変化も起こってくるのではないかと思います。
次は“ダメージ計算に苦手ジョブ減衰の追加”。
こちらも、調整の意図を見ると、スペックの高い大型使い魔のジョブ相性を無視した大味な戦闘から、しっかりとジョブの有利不利を出していきたいということと読み取れます。
大型使い魔同士の戦闘において非常に重要、かつ合理的だなと思います。また、これも先に話した内容に通じますが、今までタワー戦において数値の高いカード1枚で守って、大型使い魔を2体作るよ! というデッキに対しても、いい牽制になっているのではないかと思います。
どちらも環境が大きく変わることが予想される調整ですので、あとは具体的にどのくらい数値が変化しているか!? 楽しみに待ちたいですね。
US・使い魔の調整
次に、US・使い魔の調整ですが、まずUSリザレクションの上方修正。
これはマナ吸収速度の低下に伴い、大型使い魔を作るのが難しくなることが予想されるためわかりやすいですね。
次いで使い魔の修正ですが、下方修正は大方の予想どおりといったところでしょうか。
現環境で目立っていた“白金錬金術師プラチナ”“シヴァ”“クトゥルフ”を筆頭に、タワー戦での強さが目立っていた“ランディ”、“クピド”と納得の修正じゃないかなと。
“ツクヨミ”のアーツの修正は、移動速度低下の緩和のみということで少しマイルドでしたが、固定値まわりでどの程度使用感に影響があるかは使ってみないとわかりませんね。
▲下方修正が入ったのは召喚・覚醒時の固定値のみ。超覚醒時の最大HP、固定値は変わっていないため、完成形の圧力はそこまで変わらないだろう。 |
そして、上方修正ですが、こちらは数が多いので気になるカードをピックアップして紹介します。
まず神族! “アテナ”!!
モノアップAが上方修正され、神族の初手の新たな選択肢、というよりは復活! って感じでしょうか。神族は高コストも上方修正されているため、“アテナ”から完成形の強いパーティを作るデッキは気になりますね。
アビリティ”クリティカルペインW”の攻撃力上昇値と防御力上昇値が上方修正された、“スプンタ・マンユ”にも注目です。
▲チェンジによる使いわけが難しいカードだが、そろそろ日の目をみる性能になっていてもおかしくない。 |
不死は“モルモー・エンプーサ”。気になりますね。
もともと、かなり高いポテンシャルを持っているのですが、大型使い魔が多いという環境にあまり合っていませんでした。環境における平均的な完成形がコンパクトになるのが予想できるので、活躍に期待したいですね。
海種は“風澄徹”。
以前“アルビダ”が下方修正されたときに少し使われている時期がありました。今回、相手にしたくない“ランディ”“クピド”あたりに下方修正が入ったのも追い風で、かなり活躍するのではないかなと思います。
あとは、各種族大型使い魔に上方修正が入っていますね。USリザレクションの上方修正とあわせて、次環境で見かけるようになる使い魔が増えるといいなと思います。
気になるのは“太山府君”。アビリティ”サクリレンジT”の移動速度上昇値に、上方修正が入っています。
▲何度も上方修正されている太山府君。すでにスペックは素晴らしいものを持っているため、あとは使用感しだい。個人的には注目の1枚。 |
といったところで、個々で気になるのはこんなところでしょうか。
総括すると、降魔追加前の環境に少し近づくのかなという印象です。現在主流ともいえる、主力使い魔のコストが30・60・80とか、40・50・70のようなデッキは少し減り、20・50・50や20・40・90(USリザレクション)のような、少し軽めのデッキに移っていくのかなと。
また、そうなることで戦場の総戦力もコンパクトになるので、今のような混戦じみた戦闘にはなりにくく、洗練されていくとおもしろくなるなと期待しています。
最後に、新バージョンで使ってみたいデッキを紹介してシメたいと思います。
▲アテナ | ▲ギルガメッシュ | ▲ミカエル | ▲エリス |
▲ヘスティア | ▲グリンブルスティ | ▲セルディット | ▲~紅爛の女王~ |
やはり気になるのは神族! 新環境では少し完成形がヘビーな気もしますが、“アテナ”の防衛力と“エリス”“セルディット”のエヴォルカットで完成させることが可能か否か!? さらに“ミカエル”に替わる新たな高コストアタッカーが台頭してくるかどうか。次バージョンを期待して待ちたいですね!
では、また次回!☆
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データ
- ▼『ロード オブ ヴァーミリオン Re:3』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■対応機種:AC
- ■ジャンル:オンライン/カード対戦
- ■稼働日:2015年11月19日
- ■料金:1プレイ300円(税込)/コンティニュー200円(税込)
- ■備考1:初回プレイ時にはスターターパック(200円・税込)が必要
- ■備考2:1プレイ終了後カード1枚排出
- ■備考3:店舗によりプレイ料金は異なる場合があります