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2016年5月31日(火)

『KINGSGLAIVE FF XV』綾野剛さんと忽那汐里さんが出演決定。最新映像も解禁

文:たけのこ

 PS4/Xbox One用ソフト『ファイナルファンタジーXV(15)』と同日の9月30日に発売される映像作品『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』。7月9日には全国でのロードショーも行われる本作について、出演声優の情報が公開されました。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』

 本作は、全世界待望の大作RPG『ファイナルファンタジーXV』の物語の裏で起こっていた、ルシス王国での戦いを描く映像作品。ニックス・ウリック役を俳優の綾野剛さんが、ルナフレーナ・ノックス・フルーレ役を忽那汐里さんが演じます。

 声優情報の解禁にあわせ、キャラクターボイスを聞ける特報映像が公開されています。

■『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』劇場特報第2弾

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』
『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』
『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』
『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』
『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』
『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』

ニックス・ウリック役・綾野剛さん

 声優“初挑”となった綾野さん。収録日を迎える前に細かな確認を関係者と重ね、声が枯れるほど練習されていました。収録前日には喉に鍼まで打ったそうで、熟練の声優ともいえるパフォーマンスでした。

 収録では、シーンごとの世界観、登場するすべてのキャラクターの設定を確認するなど、綾野さんご自身がニックスのオーラを身にまとい、役になりきって収録を進めていました。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』

■綾野剛さん:インタビュー

 声優は“初挑戦”だったので「自分に務まるのか」という思いがありました。しかし、『FINAL FANTASY』が大好きなので、いちファンとして本作に関われるなんてこの先で一生ないと思い、恐縮ながら受けさせていただきました。

 関係者の皆さんとコミュニケーションを取りながらキャラを創っていくというのは、映画やドラマでもよくありますが、表情や感情に合わせてキャラを創っていくという難しさを感じました。それと同時に、声優の凄みを感じました。

 やり遂げられたのは、『FINAL FANTASY』が大好きだからこそという点もあったと思います。僕らの年代って『FINAL FANTASY』で色々なことが形成されたと思うんです。もはや血や骨みたいなものです。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』

 ゲームをプレイするとき、僕は感情移入してやります。「自分が旅に出てるんだ」と。この想いはファンの方なら理解してくれると思うんですが、そうでない方からすれば「なに言ってんだ」ってなりますね(笑)。

 『FINAL FANTASY』を家で見るのではなく映画館で見るということはまずないことだと思います。友情・憂い・悲しみなどのさまざまな感情や誰かを守りたい、何かを成したい、未来へ繋げたいという気持ちは、綺麗ごとかもしれないけど、大切なことだと思います。

 そうした意思が本作には表現されています。そこを皆様には体感していただきたいです。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』

■『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』綾野剛さんインタビュー

ルナフレーナ・ノックス・フルーレ役・忽那汐里さん

 事前打ち合わせの段階で、既に年季の入った台本になっていました。つねに最良の回答を追い求めるように、とてもストイックに“ステレオタイプなお姫様”ではない難しいキャラクターを作り出していました。

 忽那さんが持っている尖った視点からくる表現力、博愛精神、そして奥底にある女性が憧れる芯の強さが、キャラクターと非常にマッチし、見事にルナフレーナを表現。シーンごとに関係者と細く設定や目的を確認するなど、とても丁寧に収録を進めていました。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』

■忽那汐里さん:インタビュー

 この話をいただいた時、声だけの長編作品は経験がなかったし、“ゲームの映画化”という点に対しても、非常に興味が湧きました。映像をはじめてみた時、見た目だけでなく、髪の毛の揺れや洋服の動きなど、違和感を探すほうが難しいくらいものすごい作品だなと思いました。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』

 私の演じたルナフレーナは、お姫様で、控えめで、強さもあって。自分の信念や使命は貫き通すというキャラクターだなと感じました。セリフは、普段絶対に使わないセリフばかりなので、見ている方に対して丁寧な伝え方ができるように心がけました。

 『FINAL FANTASY』を実際にしたことがあってもなくても、すぐ本作の世界に惹きこまれ、1つの映像作品として楽しむことができるはずです。ファンの方にとっては、懐かしいキャラクターが出てきたりしてビビッと感じることもあると思います。ぜひ公開を楽しみにしていて下さい。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』

■『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』忽那汐里さんインタビュー

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