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2016年6月6日(月)

『おそ松さん』プリンスホテルコラボルームは作品愛にあふれた仕掛けが満載! フォトレポートをお届け

文:たけのこイズミン

 池袋にあるサンシャインシティプリンスホテルに、TVアニメ『おそ松さん』とのコラボルームが本日6月6日~9月3日の期間限定で登場します。

『おそ松さん』

 5月31日12時から予約受付が開始された本ルームですが、すぐに予定数に達して満室に。

 予約ができなかったファンは室内の様子が気になるのでは? 電撃オンラインの松スタッフも興味津々! ということで、プリンスホテルさんにお願いして中の様子を見せていただきました!!

 大量の写真と、松ボーイ・イズミンの笑顔とともにレポートをお届けします。

※コラボルームを予約済みの人にとってはネタバレになる内容になっているので、閲覧にはご注意ください。

『おそ松さん』愛にあふれた仕掛けが満載の室内!

 6月某日、カラ松ガール・たけのこが内覧会へ向かおうとしたところ、「え、僕も行くんですよね?」とノリノリの様子で現れたイズミン。

 なんとなく『おそ松さん』を意識したグレーパーカーを着ている上、カラ松をリスペクトしたサングラスも装備。おまけに、5月31日にタカラトミーから発売されたばかりの“エスパーニャンコ”のぬいぐるみまで……。

 ここまで準備万端なら……と、イズミンとともに池袋へ。「この子、僕のともだちなんですよ」とエスパーニャンコを指差す彼は、一松のこともリスペクトしているようです。

『おそ松さん』
▲池袋に降り立ったイズミン。パーカーにエスパーニャンコを入れて、ご満悦である。
『おそ松さん』
▲「さっそくホテルに潜入するぜ」。

 事前情報によると、コラボルームは6人が泊まれる“和室”となっており、6つ子の部屋を意識した内装になっているそう。ハタ坊のトレードマークの旗など、小道具も満載とのことで、期待に胸が膨らむばかり。

 ワクワクとしながらプリンスホテル6階の廊下を進んでいくと、おそ松が登場! どうやらここがコラボルームのようです。6つ子を意識して6階の部屋が使用されているのもポイントですね。

『おそ松さん』
▲「よく来たな!」と歓迎してくれているようです。

 ドアを開けると、かわいいデフォルメイラストの6つ子がズラリ。6つ子に出迎えられ、すでにテンションが上がりまくりなイズミンが辺りを見渡すと、ふすまにハタ坊を発見!

『おそ松さん』
『おそ松さん』
▲「いらっしゃいませだじょ~」。

 「ごめんよハタ坊~ちょっと失礼」なんて言いながらふすまを開くと、そこには松野家の居間が。「茶番はいいから早く行こうぜ!」というイズミンは、いそいそと中に入っていきます。

『おそ松さん』

 15畳という広々とした和室には6つ子の布団や食卓、6人ぶんの座布団と松型クッションがあり、『おそ松さん』の世界観がしっかり再現! ふすまも模様・色ともにばっちり再現されており、各種表彰状も壁にかけられています。

 また、アニメの名場面が壁にぎっしりと貼られているだけでなく、大型テレビの横には『おそ松さん』の発売済みDVDがあり、これらを楽しみながらアニメの思い出を語り合えるという、まさに夢のような空間になっています。

『おそ松さん』
『おそ松さん』
『おそ松さん』
『おそ松さん』
『おそ松さん』
『おそ松さん』
『おそ松さん』
▲巨大タペストリーは6つ子が仲よく布団で寝転ぶイラスト! 部屋にある布団で、完全再現することも可能です!!
『おそ松さん』
▲着いて早々、エスパーニャンコとともにくつろいでいます。

 くつろぐイズミンを横目に、さっそく室内を物色。部屋のいたるところに6つ子がいるとのことですが、長男・おそ松は先ほど入口にいました。他の兄弟たちは、いったいどこにいるのでしょうか?

 まずは目に付く妖しい場所は5畳間に続くふすまですが、ここはあえて押入れをチェック。押入れといえば絶好の隠れ場所なので、必ず誰かがいるはず。

『おそ松さん』
▲いたー! チョロ松が布団に埋もれていました!!

 難しい顔をしたチョロ松を発見。押入れに隠れるというのが、ありきたりでチョロ松らしいです。この調子で他の兄弟も探そうとイズミンに声をかけようとしたところ……。

『おそ松さん』
▲!?

 エスパーニャンコを放り、布団に寝転ぶイズミン。もう松野家に住んでいます。完全に自宅にいるかのような振る舞いです。「この布団めっちゃ手触りいいですよ」と言うので触ってみたところ、確かに絶妙なもふもふ感とさらさら感で、素晴らしい手触り……。

 「寝転んでいないでちゃんとレポートしてくださいよ」と声をかけると、タペストリーのカラ松のポーズをとってくれました。原作再現を心から楽しめるのは、確かに大きなポイントです。ところでそれ、掛布団だと思いますけど……。

『おそ松さん』
▲表情筋が緩みっぱなしですね。

 ただ寝転んでいただけではないというイズミンが、「そういえば、こんなものを見つけました!」と興奮しながら見せてくれたのは、第13話でチョロ松のために(!?)おそ松が作った“あの看板”デザインのカバーがかかったティッシュ。

 しかも一松、十四松、トド松の“コレクション”まで……。どうやらこの部屋には、6つ子たちのコレクションが隠されているようです。イズミンがやたらうれしそうに報告してきたので、顔はカットしておきました。

『おそ松さん』
『おそ松さん』
▲隠されたコレクションは全部で3冊。布団の間などに隠されています。
『おそ松さん』
『おそ松さん』
▲コレクションの中には、宿泊の思い出を書けるようになっています。先に泊まったファンとも思い出を共有できる交流ノートです!
『おそ松さん』
▲ティッシュ箱やコレクションの他に、ハタ坊の旗も発見。ちなみにこの旗はマグネット式になっているので、刺したり抜いたりを楽しむことが可能です。
『おそ松さん』
▲ハタ坊を真似るイズミン。

 居間を一通り物色しましたが、チョロ松以外の兄弟が見つかりませんでした。もしかしてあの5畳間に1人くらいはいるのでは? ということで、先ほど放置していた5畳間を覗いてみました。するとそこには、あのF6たちの姿が!

 F6たちもどこかにいるとは聞いていましたが、まさかここに全員そろっているとは。てっきり脱衣所で待っていてくれるかと思っていました。

『おそ松さん』
▲ようこそ楽園へ!

 和室を見終えたので、お次は浴室とトイレへ。そういえば、玄関を開けた時に出迎えてくれたデフォルメ6つ子の後ろに、扉があったことを思い出しました。誰が隠れているのかな~?

『おそ松さん』
▲一松ー!! しかもエスパーニャンコまで……これイズミンが連れてきた子と同じです(笑)。
『おそ松さん』
▲せっかくなので2体並べて記念撮影。

 一松の表情とポーズがあの場にマッチし過ぎていて、盛大に吹き出してしまいました。今度こそ浴室方面を向けば、ダヨーンが登場。このダヨーン、口の中に入れる仕様になっているので、第23話の“ダヨーン族”で吸い込まれた6つ子と同じ気持ちになれます。

『おそ松さん』
▲もちろんイズミンに犠牲になってもらいました。

 ダヨーンの中に入ると、目の前にはデカパン博士。ドアの向こうはトイレのようです。そしてトイレで待っていたのは、なんと十四松。楽しそうな表情で、用を足しに来た人をお出迎えしてくれます。

 せっかくなので……とドアを閉めて便座に座ると、見上げた先にいたのはまたもや十四松! トイレで十四松が分裂しています!! 十四松の描かれた便器でもう1人の十四松に見られながら用を足すというのは、なかなかハイレベルな体験なのでは(笑)。

『おそ松さん』
『おそ松さん』
『おそ松さん』

 洗面台で自分を見つめているトド松とトト子を発見。2人ともカラ松のように自分に酔っているのみたいですね。

『おそ松さん』
『おそ松さん』

 脱衣所では、第3話に登場したあの“黒い棒”を見つけました! 実は私・たけのこは、この黒い棒で遊ぶのを楽しみにしていたんです。もちろん用途は1つだけ。

『おそ松さん』
『おそ松さん』
▲ごめんなさい。

 浴室はチビ太のおでん屋がモチーフになっており、入浴することで自分がおでんと一緒に煮込まれているような感覚を味わうことができます。

『おそ松さん』
『おそ松さん』
『おそ松さん』
▲チビ太に見られながらの入浴だというのにこの表情。

 浴室とトイレも見終え玄関に戻ると、イヤミを発見。先ほどは気づきませんでしたが、玄関からF6の間へと通じるふすまにはイヤミがいたようです。

『おそ松さん』

 全キャラクターを見つけ、思う存分コラボルームを満喫したイズミンが、布団に転がって一言。

『おそ松さん』
▲「今夜は最高~!」。

 前情報の段階からかなり期待していましたが、コラボルームをじっくりと満喫して思ったのは、本当に『おそ松さん』への愛を感じる仕掛けが満載で「とても楽しい!」ということ。

 ハタ坊の旗のマグネットや“コレクション”といった小道具、6つ子の隠れ場所など、発見するたびにとてもテンションが上がりました。作中の小ネタも満載なので、『おそ松さん』ファンは楽しめること間違いなしです!

 今回のコラボルームを手掛けたSO-ZOの王さんは、『おそ松さん』のファンに集まって作品を楽しんでもらいたいという思いから、こうした仕掛けにはかなりこだわったそうです。

 ちなみに、コラボルームに泊まると、普段使いにもピッタリなピンバッチや掛け軸といったお土産が、泊まった人数ぶん(最大6人)もらえます。残念ながらコラボルームはすでに満室となっていますが、オリジナルグッズ付きの宿泊プランはまだ予約ができます。

 宿泊プランでは、掛け軸の代わりに手触りのいい枕カバーがもらえるので、気になる人は要チェック!

『おそ松さん』
『おそ松さん』
『おそ松さん』

 楽しい思い出もできたので、名残惜しいですが現実世界に帰りたいと思います。そういえば誰か忘れているような気がしますが……気のせいですね。脳内BGMは『SIX SAME FACES』で帰路につきます。今夜は最高!

『おそ松さん』
▲「扱いがぜんぜんちがぁ~う!」。

※カラ松は居間の入り口のふすまに描かれていました。
(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

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