【mondialが解説! #1】『コード・オブ・ジョーカー(COJ)』トップエージェント対決動画を読み解く
セガ・インタラクティブが贈る、基本無料の思考型デジタルトレーディングカードゲーム『CODE OF JOKER』。
そのトップランカーによるプレイ動画を"『COJ』電アケ的トップエージェント対決"と銘打ち、<電撃アーケードch>で配信しています。
今回は、"『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.9:mondial/紫単デッキ"について、mondialさん自らに試合解説と対戦中の思考を語っていただきました。
▲mondialさん |
はじめまして、mondial(もんでぃある)です。
電撃アーケードさんから、ちょもすさんや竹達先生と同じように、対戦動画の提供やその解説、環境の考察記事の依頼をいただいたので受けさせていただきました。
先日配信された“第22回電アケ総研”を見ていただいた方にはわかると思いますが、ちょもすさんと竹達先生には日頃からいじられっぱなしなので、2人の仕事を奪うぐらいの勢いで記事を書いていこうかなと思います(笑)。
あいさつはこのぐらいにして、まずは現在の上位リーグの環境についてふれていきたいと思います。
新Ver.稼働直後から環境のトップを走り続けてきたデッキは、青単・通称"ゾンビ海洋デッキ"でした。特徴としては、《海洋の楽園》による2枚ドロー、蘇生ユニットによる強力な盤面維持力、《邪眼天使サリエル》や《呪いの贈り物》+《幽世のイザナミ》のコンボによる高い盤面処理能力があげられます。
そして、最近ではゾンビ海洋デッキに有利なミリア珍獣デッキが流行りはじめてきました。《謀略の女王ミリア》や《ゴールド・ダルマン》による盤面処理能力、《献身のフェリア》による得点力、《文明崩壊》によるデッキリセットが特徴的ですね。
また、ゾンビ海洋デッキ相手に発動条件を満たしやすい《ライブオンステージ》や、蘇生ユニットやインターセプトを消滅させるための《盗賊の手》を投入したデッキも多く見られるようになりました。ほかには、形はさまざまですが紫デッキもまれに見られますね。
そのような最新環境から、“ミリア珍獣デッキに有利がつき、ゾンビ海洋デッキに五分近いデッキダイアだと思われる、自作の紫デッキを使えば高い勝率を出せる”という結論に至り、最近は紫デッキを使用しています。今回の動画は、その紫デッキを使用した対戦です。
■『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.9:mondial/紫単デッキ
【使用デッキ】
デッキは、焼きを重視した紫デッキとなっています。《ニードルレイン》と《パープルバニー》の相性のよさはもちろん、《パイモン》やJOKERカードの《サイレンスビロウ》を《竜魔人ドラゴニュート》などと組み合わせることにより、紫デッキの課題となっていた盤面処理を行いやすくなっています。
【マリガン基準】
先攻の場合は、《魔導女学院生エリン》+《魔性のペンダント》or《封札の紫呪印》、もしくは《背徳の翼アザゼル》か《パイモン》のどちらかが見えたとき、または《舞踏のクロエ》+オーバーライドできるユニットの組み合わせを狙います。事故りそうだと思ったら、《魔導女学院生エリン》だけを見てマリガンを止めることもあります。
後攻の場合は、《背徳の翼アザゼル》と《パイモン》のどちらか+《魔性のペンダント》or《封札の紫呪印》のどちらかが見えたときか、《舞踏のクロエ》+オーバーライドできるユニットの組み合わせを狙います。こちらは事故りそうな場合《背徳の翼アザゼル》か《パイモン》だけ見て、マリガンを止めます。
【1ターン目】
先攻の1ターン目は、基本的にインターセプト圧縮と紫ゲージをためるために《魔性のペンダント》を1枚は使います。《封札の紫呪印》も積極的に使いますが、《背徳の翼アザゼル》や《舞踏のクロエ》の紫ゲージ増加の条件を考えて使わないこともあります。今回は手札に《舞踏のクロエ》を持っていなかったので使用しました。
【2ターン目】
まずはユニットのオーバーライドを考えて《ニャザード》を召喚しましたが、《ライブオンステージ》を警戒して撤退させます。紫デッキはトリガー割りが優秀なので、ケアできるカードはしていきましょう。
《ミューズ》に対して《封札の紫呪印》を打つことによって手札が5枚になり、《アンフェア・タックス》が発動してしまう可能性はありますが、落とされたら困るカードもそこまでなかったため、あとで発動されるよりは……という考えのもと、ケアはしませんでした。
【3ターン目】
2枚目の《魔性のペンダント》は、インターセプトを引くためと、《パイモン》の効果により《魔導女学院生エリン》のBPを《ミューズ》と等しくするため使いましたが、《パープルバニー》やほかのカードでゲージがためれそうなので3枚目は温存しました。
【4ターン目】
《プロメテウス》の起爆を警戒して、すべてのユニットで攻撃しました。《パイモン》を召喚しなかったのはよかったのですが、《魔性のペンダント》はまだ温存していたほうがよかったですね。
【5ターン目】
《サイレンスビロウ》と《ニードルレイン》により、盤面をキレイにすることができました。《サイレンスビロウ》がたまっていれば、たいていの盤面を処理可能です。
【6ターン目】
相手の伏せカードが、パンプカードや《デストラクションスピア》の可能性があるため、盤面をしっかり処理し、《魔天ルシファー》を召喚してトドメを刺せました。
勝てる手順が見えていても、より安全で正確な手順があるかを考えることも大切だと思います。
今回はこのぐらいにさせていただきます。また次回をお楽しみにしてください! ありがとうございました~。
(C)SEGA
- ▼『コード・オブ・ジョーカーS』
- ■メーカー:セガ・インタラクティブ
- ■ジャンル:思考型デジタルトレーディングカードゲーム
- ■操作方法:専用コンパネ
- ■プレイ料金:基本プレイ無料
- ■プレイ人数:1人