本日6月15日に、東京のUDX THEATERにてセガゲームスが運営するPS4/PS Vita/PC用オンラインゲーム『ファンタシースターオンライン2』の地球親善大使就任式が開催されました。

▲左から酒井智史プロデューサー、小林幸子さん、ビートまりおさん。

　イベントには、『PSO2』の地球親善大使として任命されたタレントの小林幸子さんが登場。小林さんはゲーム内に登場し、オリジナル楽曲を歌うことが発表されました。

●動画：小林幸子さんゲーム内ライブPV

　会場では、自身もアークスであるアーティスト・ビートまりおさんが作曲した曲がお披露目に。また、酒井智史シリーズプロデューサーからは、タスキと委任状が小林さんに贈呈されました。以下で、式の詳細をお届けします。

老若男女に愛されるキャラクター・小林幸子さんが地球親善大使に！

　式典が始まり登場したのは、本作のシリーズプロデューサーを務める酒井智史さん。PVで『PSO2』の概要を伝えた後、登録ID数が400万を突破したこと、同時接続者数13万人以上を記録したことなどを改めて説明しました。

　国内最大級のオンラインRPGといえるまでに成長した『PSO2』。そんな本作の特徴としてあげられたのは、PC版、PS4版、PS Vita版、アプリ『ファンタシースターオンライン2es』において同じキャラが使える“境界を越えるRPG”というコンセプト、しまむらやセブン-イレブンなどジャンルを問わない“多彩なコラボレーション”、そして、冒険だけではない遊びとして、『PSO2』世界のアイドルのライブやユーザー参加型のダンスライブが開かれる“バーチャルライブ”。この3つと考えているそうです。

　そのなかで、ユーザーの間でも大きな話題となっている“バーチャルライブ”の新作を出すにあたり、エピソード4で実装された新フィールド・地球にちなんで実際の地球で活躍している歌手のライブを開きたいと考えたとのこと。

　同時に、その方にアークスと地球の人をつなぐ“地球親善大使”となっていただこうと思い、今回の就任式を開いたと、酒井さんはコメント。そんな酒井さんの呼び込みとともに現れたのは、上記の通り、小林幸子さん。

　小林幸子さんは、『PSO2』のボスキャラクターであるダークファルス・ルーサー戦のBGMをBGM『la L’inno per il “IDOLA” - Persona di Onnipotente -』とともに登場。まさにボス級のオーラを背負っての登場でした。

　小林さんを選んだ理由として酒井さんは、自分が子どものころから活躍している有名な歌手でありながら、テレビ以外にもニコニコ動画やコミックマーケットなど、境界を越えて活動されていると説明。「『PSO2』は境界を越えるRPGというコンセプトを持っているので、地球初のライブをやっていただくにおいて小林幸子さんしかいない、これ以上ない適役だということでお願いさせていただいた」と熱弁していました。

　これに対して小林さんは「ホントですか!?　ホントですね!?」と冗談で詰め寄りつつ、「おほめいただいてありがとうございます。うれしいです」とコメントしていました。

　就任式では、“地球親善大使”と書かれたタスキが酒井さんの手から小林さんの肩にかけられ、地球親善大使の委任状が贈呈。この時をもって、小林幸子さんが地球親善大使へと就任されました。

ビートまりおさんを交えたトークセッション！　最後には『ヨーコソ・アークス』を大熱唱!?

　就任式終了後、新たなバーチャルライブで小林さんが歌う『ヨーコソ・アークス』の作詞・作曲を担当したビートまりおさんが登場。酒井プロデューサー、小林幸子さんとともに3人でのトークセッションが行いました。ビートまりおさんは「幸子さん……オレ思った以上に緊張してます。こういう場が初めてなんで」という一言も。

　最初の質問は、ビートまりおさんに作詞・作曲をお願いした理由。酒井プロデューサーからは「小林さんに歌っていただく歌を考えていたところ“アークスフェスティバル”で初めてビートまりおさんに会い、さらに小林さんとも親交があることを知り、お2人にコラボしてもらおうと思った」と、偶然の出会いが今回のコラボレーションにつながったことが明らかに。

　また、かねてから親交があるビートまりおさんと小林幸子さんの関係が、ビートまりおさんの母親もまじえたスリーショットとともに語られました。

▲スクリーンの写真左がビートまりおさんのお母さん。過去には、ビートまりおさんのお母さんと小林さんがデュエットしたこともあるとのこと。

　プレイ時間は10,000時間越えと自身も大いにはまっている『PSO2』の仕事依頼が来たことにビートまりおさんは、最初はドキッとしたことを告白。メールにセガの酒井と書いてあったことを見て「“あの酒井さん!?”ってなって（笑）。ドキドキが止まらなかったけど、大好きな作品に関われるのはうれしかったので即答でやらせてくださいと返事しました」と当時を振り返っていました。

　アークスと地球の絆を結ぶ応援歌をテーマに、小林さんの歌唱力を生かして歌い上げる部分やお祭り的な要素、さらに『PSO2』らしさのすべてを併せ持った“ネオ演歌”を作ってほしいというかなりハードルの高い依頼だったようですが、世界観を知っているだけあり、作りやすい部分があったとのこと。

　『PSO2』のプレイヤーと小林幸子さんの関係については「小林さんの衣装を見て“ダークファルス【幸子】”って呼んでいるぐらい親しみのある人だったので、そのイメージで作り上げました」と笑いながら語っていました。

▲ビートまりおさんが『PSO2』を始めたきっかけは、当時は結婚前であったお嫁さんが『PSO2』を遊んでいたからということが判明。

　楽曲を聴いた小林幸子さんも“これぞまりおソング”と感じたようで、気持ちよく歌えたとビートまりおさんの作詞・作曲を絶賛。ただ、いくつもパターンも収録があり、かなりしつこかったうえに、採用されたのは一番最初に歌ったものだったと笑いながら愚痴をこぼす場面もありました。

　ビートまりおさん曰く「悪女バージョンもすばらしかった。これも聞かせたいぐらい（笑）。すべて自分の予想を上回ってくるので、楽しくなっちゃっいました」と、小林さんの歌唱力の高さゆえにいろいろなパターンを要求してしまった旨を述べていました。

　まさに思った通りのネオ演歌。小林幸子さんの歌唱力とビートまりおさんの『PSO2』愛が融合し、「世代を超えて愛していただけるようないい曲になった」と酒井プロデューサーも大絶賛していました。

　そんな渾身の一作がついに初お披露目のときを迎えます！

　会場で流れたのは、現在公開されている“小林幸子さんゲーム内ライブPV”とは異なるフルバージョンの映像。小林さんの登場から前口上、締めの言葉に加え、楽曲や演出もフルで公開されました。

　小林さんの力強い歌声に聞き入ることのはもちろん、徐々に派手さを増していくネオ幸子、途中から一緒に踊り出すラッピー、火の鳥のように空を舞う小林さんなど、演出面もこれまでのバーチャルライブを超える最高峰のクオリティ。さらに、アークスの側面を持つビートまりおさんの旋律と歌詞が展開します。

　歌詞には“ダークファルス”、“激しく鮮烈に”、“アドバンス”、“バースト”、“エクストリーム”、“徒花”など、ゲーム内で見られるワードに、“妄想が加速して現実を超えてきた”といった『PSO2』のキャッチフレーズをまじえたものが存在していました。

　さらに“大和撫子、日本男児、理想の君を目指しましょ”といったシステムを示すようなものもあるうえ、サビに入る部分にはタイトル画面でボタンを押した際のSEも使われていました。

▲映像終了後には会場からは拍手喝采が！　現役プレイヤーの自分としても、かつてないほどしびれるバーチャルライブだったように感じました。

　最後にビートまりおさん、小林幸子さん、酒井プロデューサーから一言ずつメッセージが寄せられたので掲載します。

ビートまりおさん：みんなの力ですばらしい曲になりました。ボーカル、楽曲、映像ともに、みんなに愛してもらえるとうれしいです。

小林幸子さん：映像を見ていただいてわかるとおり、本当に楽しいゲームです。1人でも多くの方にこのゲームを楽しんでいただいて、ライブの小林幸子、地球親善大使の小林幸子に会っていただけたらなと思います。

酒井プロデューサー：今回は小林さんとまりおさんのおかげで、『PSO2』にしかできないバーチャルライブが作れました。『PSO2』はオンリーワンの楽しさを持つゲーム目指しているので、これからもここでしかできないエンターテインメントを作っていきたいと思っています。また、ライブについてはまだまだ情報があるので、今後の情報にご期待いただきつつ、8月中旬の実装を楽しみにしてもらえればと思います。

(C)SEGA

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データ

関連サイト

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