2016年6月15日(水)
マーベラスから6月23日に日本で発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『牧場物語 3つの里の大切な友だち』が、米国ロサンゼルスで開催中の“E3 2016(Electronic Entertainment Expo 2016)”に出展されていた。本作の試遊レビューをお届けする。
▲海外で発売される際のタイトル『STORY OF SEASONS : Trio of Towns』のロゴだ。 |
本作では自分が世話をする牧場に加えて、タイトル通り“3つの里”が登場。里にはカントリー調の“ウェスタウン”、和の雰囲気がただよう“つゆくさの里”、南国のような“ルルココ村”がある。
それぞれの里は上下に伸びていて、上と下が横の村につながっている。行き来がしやすい構成であるうえに、里を変えると雰囲気だけでなく、音楽が変わるため、気持ちの切り替えができるだけでなく、はっきりわかるのもありがたい。
もちろん、3つの里で手に入る作物は異なる。そのため、その里にないものを出荷すると喜ばれることもあるようだ。
シリーズでもおなじみの釣りは、里を流れる川のどこでも楽しめるように。釣りはあまり行わなかったため確認できなかったが、魚も里によって変わるのだろうか!?
本作の特徴として、牧場のアレンジが挙げられる。畑はブロックごとに移動が可能。水汲み場を自分の好きな場所におけるだけでなく、パワーサークルというオブジェを設置させることで、作物に影響を与えることができた。
こちらは実用性と自由度を兼ね備えた要素。好きなように配置をするのか、それとも収穫を重視するのか、プレイヤーの好みが分かれそうだ。
本作ではペットの種類も豊富になっている。さらにそのペットと一緒に牧場や里を散歩することが可能。これによって、飼っているペットとの交流を楽しめる。ペットは里のなかで、突然アイテムを探してくれることもあるとのことだ。
イベントで動物祭が発生すると、手塩に育てた動物たちとともに参加できる。
さらに、料理やオシャレ、恋愛など、多数の要素が用意された『牧場物語 3つの里の大切な友だち』。試遊プレイでは、本作の魅力のすべてを体験できなかったが、随所に楽しいポイントが散りばめられていた。できれば、仕事を忘れて、ゆったりとした時間のなかでプレイしたいタイトルだ。そう、すべての仕事を投げ出して……。
※画面は開発中のもの。
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