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2016-06-17 14:35

『LoVRe:3』バージョンアップ後の各種族おすすめデッキを立ち回りとともに考察! 2回目

文:電撃ARCADE編集部

 こんにちは、飛鳥☆です!

 今回は、先日のバージョンアップ後の環境考察の2回目!
ということで、前回触れることのできなかった神族以外の種族の現状について、上位帯でよく見かけるデッキサンプルを紹介しながら書いていきます。

不死

 では、早速書きやすいところから……、不死!

 新環境の使用率1位ということで、今までと変わらず“デッドマナ”からの後出しじゃんけん(※)が重要かつ強力な勢力です。“ライヒハート”を初手に据えた形もありますが、かなり特殊なので今回は詳しくは触れません。

※【後だしじゃんけん】アタッカー、ディフェンダー、マジシャンのジョブ相性とじゃんけんが同じ形のため、よくジョブ相性の判断をじゃんけんと表現する。敵の召喚した使い魔を見てからこちらの召喚する使い魔を選ぶことを後出しじゃんけんという。

『LoV』
▲不死の30コストディフェンダー。

 ライヒハートは30コストディフェンダーのため、役割が防衛に寄り過ぎています。
これは“デッドマナ”によって先手をとっていく、不死の得意とする動きとは異なります。

 そのため、状況を有利に持っていくには、ライヒハートは召喚状態のままで主力使い魔を並べてからの切り替えなど、難しい選択が迫られる場面が多くなります。ランカーのSIGELINDE氏がよく使用しているので、気になる方は電アケ総研EX2を参考にしてみてください。

 では、スタンダードな不死単の構成はどんな感じになるのか!? 主力使い魔にはあまり変化がないため、より基本に忠実な構成がオススメです。

『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
▲アタッカー主、USクイックドライブがおすすめ。

 ペルセポネとエレシュキガル、ベドラムと西行寺幽々子、ヘカテーと潜影の牙蛇 ハザマ、~紅輝の英王~と~背徳の騎士~。このあたりが選択肢に入ってくる使い魔ですが、使いやすさとある程度の火力を意識するなら、上記の構成が無難なところだと思います。

 新環境ではタワー戦の重要度が増したため、主力使い魔を強化するカードよりも、マナ効率や動きやすさを意識した構成にしたいですね。

海種

 次に、新環境でもある程度の勢いを保ち続けている海種。

 こちらは白金錬金術師 プラチナの下方修正により、初手の使い魔の選択肢に竜胆しづねが採用されるように。マナ吸収速度の低下の影響もあり、主力使い魔にも変化が出てきているので、デッキサンプルを参考にしてみてください。

『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
▲ディフェンダー主、USクイックドライブがおすすめ。

 竜吉公主と竜胆しづねの2枚で防衛力はかなりのもの。太公望と混沌幼生体はコストにくらべて能力が非常に高いので、終盤の戦闘においても十分活躍できます。太公望はエラッタで能力が変わっているので使用する前に1度チェックしてほしいです。

 “シヴァ・クトゥルフ”の弱体化の影響もあり、あまり表に出てこなかった主力使い魔を見かけるようになりました。また、シヴァ、クトゥルフともに個々のカードパワーはいまだに強力なので、2色デッキなどでは十分活躍できる力があります。

魔種

 お次は魔種。

 魔種は強力な使い魔がいくつかいるのですが、これ! といったテンプレデッキは出てきていない印象です。とくにアシュトンはスペック・アーツともに強力なのですが、アビリティによる単色の制約、40コストという終盤戦におけるもろさが気になります。

『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
▲ディフェンダー主、USクイックドライブがおすすめ。巷で流行っているアシュトン軸のデッキ。本家には紅蓮型二ムエまで採用されている。

 個人的な意見としては、あまりオススメのデッキではありません……。
 早い段階からの荒らしが流行りつつある現環境で、40コストスタートはかなり厳しいものがあります。かといって、ほかに適当なパーツがあるわけでもないのが難しいところですね。

 また、高坂甚内を軸にしたデッキも見かけますが、こちらも魔種単だとワントップ気味になってしまうため、上位帯では好まれてはいません。ですので、増長天など使いやすいディフェンダーと組み合わせて使うのが理想です。

人獣

 最後に人獣ですが……、これが難しい!(笑)
 攻守にわたって使いやすかったランディの下方修正。さらに同じアタッカーディフェンダー構成の神族の台頭。これらにより、非常に使いにくいのが現状です。

『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
『LoV』 『LoV』 『LoV』 『LoV』
▲こちらもアタッカー主、USクイックドライブが無難。

 単色ではないが、主力2枚が人獣なのでこちらで紹介します。神族より、スペックで劣る使い魔が多いので、数値ではなくスピードと固定値で勝負する構成になっています。ユダからのドン・キホーテはマナ効率はいいが、つなぎの時間帯の防衛時に“ハイスマッシュ”を最大限生かす必要があるため、操作難度が高めなので注意が必要です。

 やはり、人獣はスピードを生かした立ち回りを前面に押し出していく必要があるかなと。風魔小太郎や九紋龍史進でうまく味方と連携をして、2対1の状況を作り出していきたいですね。

 以上が新環境の現時点での傾向になります。また大きな変化があったらこちらで紹介できたらなと。

 それではまた次回☆

データ

▼『ロード オブ ヴァーミリオン Re:3』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:オンライン/カード対戦
■稼働日:2015年11月19日
■料金:1プレイ300円(税込)/コンティニュー200円(税込)
■備考1:初回プレイ時にはスターターパック(200円・税込)が必要
■備考2:1プレイ終了後カード1枚排出
■備考3:店舗によりプレイ料金は異なる場合があります

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